サジェスト・関連キーワード対策

検索結果からサイトの情報を削除するには?削除依頼の方法

「悪口が掲載されている悪質なサイトを、検索結果から削除したい」
「サイトは削除したのに、まだ検索結果に表示されるので消したい」

検索エンジンの検索結果にWEBサイトを表示させたくない、という状況は人によってさまざまです。

しかしいざ削除方法を調べようとしても、ネットに疎く専門用語が多すぎてよく分からない、という方も多いのではないでしょうか?

この記事では、そんな方のために「検索エンジンの検索結果からWEBサイトの情報を削除する方法」を分かりやすく解説します。

対象となるサイトや状況にあわせた方法を説明しているので、削除依頼をする際の参考にしてみてください。

検索結果からサイト情報を削除するには?

検索結果からサイト情報を削除するには?

検索エンジン(Google・Yahoo!等)の検索結果でWEBサイトが表示されないようにするためには、検索エンジンから情報を削除する必要があります。

具体的に説明すると、検索エンジンのデータベースである「インデックス」からサイトの情報を削除する、ということです。

インデックスからサイトの情報が消えると、検索エンジンは検索結果に表示しなくなります。

Google・Yahoo!の検索結果を削除したい時

検索エンジンといえば「Google」「Yahoo!」の2つが一般的なので、両方の検索結果を非表示にできればまず問題ないでしょう。

「Yahoo!」は「Google」の検索エンジンを利用しているため、Googleのインデックスからサイト情報を消せばOK。

間接的に、Yahoo!の検索結果からもサイトを消すことができます。

▼サイトが表示されない理由についても、あわせてチェック!
Google検索で自分のサイトが表示されない理由は?解決方法も説明

そのサイトの所有者か否かで方法が異なる

検索結果に表示したくないサイトを「所有していない」「所有している」で、検索エンジンのインデックスからサイト情報を削除する方法が異なります。

簡単に言えば、「所有していないサイト」の場合は、検索エンジンの運営に報告する方法

「所有しているサイト」の場合は、直接サイトのシステムを扱う方法となります。

もし自社サイトの制作・運営を外部に委託しているのであれば、外注先の業者に削除を依頼すれば対応してもらえるでしょう。

「所有していないサイト」を検索結果で非表示にしたい時の状況
・自分の誹謗中傷が掲載されている悪質なWEBサイトを見つけた
・閉店したので公式サイトを削除したが、まだ検索結果で表示される など

「所有しているサイト」を検索結果で非表示にしたい時の状況
・自分で作ったWEBサイトを検索結果で発見されたくない
・近々廃業するので自社サイトを検索結果に表示させたくない など

所有していないサイトを検索結果から削除したい

所有していないサイトを検索結果から削除したい

まずは「所有していないサイト」を、検索エンジン「Google」の検索結果で表示させないようにする方法を説明します。

誹謗中傷などが掲載された「問題のあるサイト」と、それ以外の「削除済み・存在しないサイト」で方法が異なるので注意しましょう。

【問題のあるサイト】運営に削除を依頼

「問題のあるサイト」は、Googleの運営にそのサイトを報告することで、Googleの検索結果から削除されます。

この問題のあるサイトとは、Googleのポリシーに違反するコンテンツのことです。

もしそのようなWEBサイトを見つけたら、「Google検索ヘルプ ― Google から個人情報を削除する」のページから、「削除リクエスト」を送りましょう。

送信後はGoogleがリクエストの審査を行ない、認められれば検索結果から削除されます。

ただしこの方法ではサイトそのものは削除されないため、今後もサイトはインターネット上に存在し続けるので注意が必要。

そのため、Googleのインデックスに再び登録されて、検索結果に表示される可能性があります。

根本的な解決策としては、そのサイト(WEBページ)自体を削除する必要があるので、この場合はネット削除専門の業者に削除依頼をするのがオススメです

Google検索ヘルプ 「Google から個人情報を削除する」
Google 検索のコンテンツとサービスのポリシーは全世界に適用されます。あなた自身またはあなたの代理人が対象となっているコンテンツを見つけ、削除を希望する場合は、以下の個人的なコンテンツ ポリシーを確認して、そのコンテンツが削除要件を満たしているかどうかを確認してください。削除リクエストは記事の手順に沿って行うことができます。ヘルプセンターの問題を報告するセクションで質問に回答することもできます。Google はご報告いただいたコンテンツを確認し、Google 検索の検索結果から削除すべきかどうかを判断します。

・露骨なまたはわいせつな個人的画像を Google 検索の検索結果から削除する
・同意のない露骨な表現のフェイク画像を Google 検索の検索結果から削除する
・自分の名前と無関係な性的コンテンツとの関連付けを Google 検索結果から削除する
・個人情報(PII)または晒し行為のコンテンツを Google 検索の検索結果から削除する
・不当な削除方針を持つサイトに掲載されている自分に関連したコンテンツを Google 検索の検索結果から削除する
・18 歳未満の個人に関連するコンテンツ
  ・露骨な表現を含まない未成年の画像を削除する
  ・露骨な表現を含む児童性的虐待のコンテンツを報告する

引用元:Google検索ヘルプ

Google検索ヘルプ 「個人情報または晒し行為のコンテンツを Google 検索から削除する」
・住所、電話番号、メールアドレス
・機密性の高い政府機関発行の個人識別(ID)番号(社会保障番号や納税者番号、住民登録番号、住民 ID 番号など)
・銀行口座番号またはクレジット カード番号
・手書きの署名や身分証明書の画像
・プライバシー性が高く、閲覧の制限がある公的な記録(医療記録など)
・機密性の高いログイン認証情報
・その他の種類の個人情報

また、悪意を持って共有されている場合、上記の個人情報やその他の種類の個人情報の削除を検討することもあります(この行為は晒し行為とも呼ばれます)。

引用元:Google検索ヘルプ

▼ネット誹謗中傷に対する対処方法は、こちらで詳しく解説しています。
ネットの誹謗中傷を検索してチェック!対処法も解説

「晒し行為」のサイトをGoogleの検索結果から削除する方法

「Google検索ヘルプ ― Google から個人情報を削除する」のページにアクセスする。
「個人情報(PII)または晒し行為のコンテンツを Google 検索の検索結果から削除する」をクリック。

Googleから個人情報を削除する

「個人情報または晒し行為のコンテンツを Google 検索から削除する」のページを表示させる。

個人情報または晒し行為のコンテンツを Google 検索から削除する

④「一部の情報を Google 検索から削除するようリクエストする」の下にある「削除リクエスト」をクリック。

削除リクエスト

「問題を報告 ― Google 検索から個人的なコンテンツを削除するようリクエストする」のページを表示させる。

問題を報告

「Google 検索から個人的なコンテンツを削除したい理由は何ですか?」から該当するものを選択して「次へ」をクリック。

Google 検索から個人的なコンテンツを削除したい理由は何ですか?

⑦指示にあわせて≪コンテンツのURL・問題のテキスト・スクリーンショット・Google検索結果ページのURL・検索キーワード 等≫を入力して送信。

【削除済み・存在しないサイト】検索結果の更新

「削除済み・存在しないサイト」は、検索結果を更新するようにGoogleの運営にリクエストすることで、Googleの検索結果から削除されます。

詳しく説明すると、Googleが提供している無料ツール「古いコンテンツの更新ツール」を使用して、「Google 検索結果の古いコンテンツの更新をリクエストする」から「新しいリクエスト」を送りましょう。

ただしこのツールを使用するには、「Googleアカウント」でログインする必要があります。

したがって、Googleアカウントを持っていない場合は事前にアカウントを作成しておいてください。

Search Console ヘルプ「古いコンテンツの更新ツール」
Google 検索結果の古いコンテンツの更新をリクエストする

概要
古いコンテンツの更新ツールを使って、存在しなくなったページや画像、重要なコンテンツや機密性の高いコンテンツが削除されたページの検索結果を更新するよう Google にリクエストできます。

このツールは、次のような場合に使用します。
・Google によって示されるウェブページを所有していない。(そのページを所有している場合は、ページの再クロールやページの非表示を Google にリクエストできます。) かつ、
・ページや画像がすでに存在していない、または現在のページや画像と大幅に異なる。

引用元:Search Console ヘルプ

「古いコンテンツの更新ツール」でサイトをGoogleの検索結果から削除する方法

「Search Console ヘルプ ― 古いコンテンツの更新ツール」のページにアクセスする。

古いコンテンツの更新ツール

「古いコンテンツの更新ツール」を開いて、Googleアカウントでログインする。

古いコンテンツの更新ツール

「Google 検索で古いコンテンツの更新をリクエストする」のページを表示させる。

Google 検索で古いコンテンツの更新をリクエストする

「変更したウェブページに関する Google の古い検索結果を更新するため」を選択して「次へ」をクリック。

変更したウェブページに関する Google の古い検索結果を更新するため

⑤≪ページURL≫を入力して送信。

ページURL

もし削除できない場合は業者や弁護士に依頼する

所有していない「問題のあるサイト」の削除リクエストが認められなかったときは、ネットの専門知識・技術を持った業者や弁護士に削除を依頼しましょう。

また、もし削除リクエストが認められてGoogleの検索結果から削除されても、問題のあるサイト自体の削除を業者に依頼するのがオススメです。

なぜなら、問題のあるサイトが残っていれば、Googleのインデックスに再び登録されて、検索結果に表示されることが懸念されるため。

また、他のWEBサイトが「問題のあるサイトへのリンク(URL)」を掲載していると、Googleのインデックスに再び登録される可能性が非常に高いです。

したがって、周辺の諸々の対処も含めて、ネット削除専門の業者・弁護士に削除依頼をするのが得策だと言えるでしょう。

所有しているサイトを検索結果から削除したい

所有しているサイトを検索結果から削除したい

次に「所有しているサイト」を、検索エンジン「Google」の検索結果で表示させないようにする方法を説明します。

WEBサイトの制作・運営を担当している方であれば、その方法については熟知している場合が殆どでしょう。

そのため、サイトの担当者に検索エンジンの検索結果から削除したいことを伝えれば解決するはずです。

ここではサイト担当者に削除依頼をしたい方向けに、削除方法を分かりやすく簡単に説明します。

状況にあわせて最適な方法が異なるため、大まかに理解しておくとスムーズに削除を依頼することができるかもしれません。

方法①WEBサイトそのものを削除する

検索結果でサイトを表示させないためには、WEBサイト自体を削除します。

専門的に言えば、「サーバーからファイルを削除」と「ドメインの登録解除」です。

ただしサイトを削除したからといって、すぐに検索結果から除外されるというわけではありません。

サイトが削除されたことを検索エンジンが認識するまでは、多少の期間が必要です。

もし早く反映させたい場合は、Googleが提供している「古いコンテンツの更新ツール」を使用しましょう。

「Google 検索結果の古いコンテンツの更新をリクエストする」から「新しいリクエスト」を送ることで、検索エンジンのインデックスから削除されやすくなります。

方法②サイト全体を「noindex」にする

「CMS(コンテンツマネジメントシステム)」にてサイト全体の表示設定で「noindex(ノーインデックス)」を設定すると、検索結果から除外されるようになります。

CMSとはサイトを作成するソフトウェアやアプリのことで、一般的には「WordPress(ワードプレス)」が有名です。

「noindex」はサイトのページごとに設定することもできるため、特定のWEBページだけ検索結果に表示させたくないというときにもオススメ。

サイトを削除せずに検索結果を削除したい場合は、この方法を試してみてください。

WordPressでサイト全体に「noindex」を設定する方法

①WordPressのダッシュボードを開く。
「設定」から「表示設定」を選択。
「検索エンジンでの表示」「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れる。
④「変更を保存」をクリック。

方法③「Google Search Console」を使う

Googleが提供している無料ツール「Google Search Console(グーグルサーチコンソール)」を使って、検索結果の除外や一時的な削除を行なうことができます。

Google Search Consoleとはサイト運営者がGoogleの検索結果を管理するためのツールで、主にSEO対策(検索エンジン最適化)に利用されることが多いです。

使うためには「Googleアカウント」でログインする必要があるほか、自作サイトの登録が必須となっています。

このGoogle Search Consoleでも、「サイト全体」と「ページごと」に検索結果の除外設定が可能なので、サイトを削除せずに対策したい方にピッタリです。

【Google Search Consoleの主な機能】
・検索キーワードの分析
・検索順位の確認
・クリック数や表示回数の確認
・エラーの確認 など

ネガティブサイトなら逆SEO対策を依頼する

ネガティブサイトなら逆SEO対策を依頼する

もし誹謗中傷や虚偽の情報を掲載した「ネガティブサイト」にお困りの場合は、専門の業者に逆SEO対策を依頼するのがオススメです。

逆SEO対策とは、自分の評判を貶めるようなネガティブサイトの検索順位を下げて、自社の評判を守るための施策のことです。

主やり方としては、別に制作したサイトの検索順位を上げる調整を行なうことによって、特定のサイトの検索順位を押し下げる方法があります。

自分が所有していないサイトの場合、検索結果の削除を行なうのは非常に難しいため、このような逆SEO対策の方が効果的です。

BLITZ Marketingにお任せください

誹謗中傷・風評被害対策のプロフェッショナルである「BLITZ Marketing(ブリッツマーケティング)」では、さまざまな手法で逆SEO対策を行なうことができます。

ネガティブサイトの押し下げ対策や、検索サジェスト・関連キーワードの非表示など、即日着手可能!24時間体制で受付しています。

また、1,000件以上の実績があるのも大きな強みの一つ。他社で効果が出なかったという方も、お気軽にご相談ください。

現在、お問い合わせ頂いた方には「リスク調査シート」を無料で作成しています。

検索結果・サジェストに表示されるネガティブ状況を専門スタッフが網羅的に調査するので、ネットリスクの現状を確認するチャンスです!

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【まとめ】検索結果の削除方法は状況によって違う

検索エンジンの検索結果でWEBサイトが表示されないようにするためには、インデックスからサイトの情報を削除する必要があります。

そのサイトを所有しているかどうかで方法は大きく異なるため、場合によっては検索結果の一時的な除外しかできない可能性も高いです。

もしネガティブサイトのような問題のあるサイトでお困りの時は、専門業者に逆SEO対策を依頼するなどして、確実に対処するようにしましょう。

投稿者プロフィール

デジタルリスク施策部
デジタルリスク施策部
誹謗中傷対策とWebマーケティングに精通した専門家です。デジタルリスク対策の実績を持ち、これまでに1,000社を超えるクライアントのWebブランディング課題を解決してきました。豊富な経験と専門知識を活かし、クライアントのビジネス成功に貢献しています。
 

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