「Googleマップ口コミを自分で削除したい」
「書き込まれたGoogleマップ口コミは、自分で削除できる?」
「自分で書き込んだGoogleマップ口コミは削除できる?」
Googleマップ口コミは、Googleアカウントを所有していれば誰でも書き込みができます。簡単に書き込みできるがゆえに、書き込んだ人が「やっぱりこの書き込みを削除したい」と思うに至ったり、安易に書き込まれた悪い内容の書き込みのある店舗オーナーが「この書き込みを削除することはできないのか」と悩んだりすることが増えています。
「書き込む側」か「書き込まれた側」かによって、自分で口コミを削除できるか否か、またその方法などは大きく異なります。
この記事では、Googleマップ口コミを自分で削除するために知っておきたいことについて、詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください。
目次
Googleマップ口コミは自分で削除できる?
Googleマップ口コミが削除できるかどうかは、「自分で書き込んだ場合」と「自分のお店などに書き込まれた場合」によって異なります。
削除できるGoogleマップ口コミの種類
削除できるGoogleマップ口コミは、以下の通りです。
- (自分で書き込んだ場合)
→全ての口コミが削除可能 - (自店舗などに書き込まれた場合)
→「Googleポリシー」に違反している口コミは削除申請が可能
自店舗などに書き込まれた口コミの場合は、他者が書き込んだ口コミなので勝手に削除することはできません。しかしその内容が悪質であったり、誹謗中傷・名誉毀損に該当したりする場合は、Google社に削除申請をし、審査に通れば削除することができます。
Google社は、口コミに「Googleポリシー」という規定を設けています。
例えば「言葉が乱暴で、明らかに悪意がある」「自分で利用していないのに虚偽のコメントを書き込んでいる」「個人攻撃している」などといった場合は、Googleポリシー違反となります。
Googleポリシーの詳細は、以下の記事で解説しています。
▶︎「Googleポリシー違反の口コミ例」の詳細はこちら
Googleマップ口コミが削除されるまでの期間
Googleマップ口コミが削除されるまでの期間は、自分で書き込んだ場合、削除の操作をすれば、すぐに削除が可能です。
一方で、自店舗などに書き込まれた口コミは、もし削除申請が通った場合であっても、削除申請から実行までに、少なくとも数日はかかると言われています。
また削除申請した場合、審査結果の連絡がある訳ではないので、削除審査が通らなかった場合もそれを知る術はありません。1ヶ月以上経っても、削除申請した口コミが削除されない場合は、Google社の審査により「削除の必要はなし」と判断されたと考えて良いでしょう。
Googleマップ口コミを削除する方法
次に、Googleマップ口コミを削除する方法を「自店舗などに書き込まれた場合」「自分で書き込んだ場合」に分けて、解説します。
自店舗などに書き込まれた口コミの場合
自店舗などに書き込まれた口コミが「Googleポリシー違反」である場合、削除対象に該当するため、Google社に削除申請をします。
削除までの大まかな流れは以下の通りです。
①Google社に削除申請
↓
②Google社による審査
↓
③Googleポリシー違反と判断されれば、削除対応
また削除申請は、
- 「店舗などのビジネスオーナー」として
- 「第三者」として
という2つのパターンがあります。
具体的な削除申請手順は、こちらの記事で解説しています。
▶︎「Google口コミの削除申請方法」の詳細はこちら
口コミ数が多い場合や、口コミの対応する時間がないという場合は、削除申請などの口コミ対策を業者に委託することもできます。
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自分で書き込んだ口コミの場合
自分で書き込んだ口コミを削除したい場合は、以下の方法で削除を行います。
①「Google検索」または「Googleマップ」で、口コミ投稿した施設を検索する。
②自分で書き込んだ削除したい口コミの右上部分「︙」を選択する。
③「クチコミを削除」→「削除」の順に選択する。
削除できないGoogleマップ口コミへの対応策
前述のように、自分で書き込んだ口コミは上記の方法で削除することができますが、書き込まれた口コミは削除申請が通らずに削除ができないケースもあります。
そういった場合の対応策としては、以下の2つが挙げられます。
- 口コミ投稿者に削除依頼する
- 法的措置を検討する
それぞれを解説します。
対応策①口コミの投稿者に削除を依頼する
削除されない口コミの対応策の1つ目は、口コミの投稿者に削除を依頼することです。
自分の口コミ投稿であれば操作一つで簡単に削除できるため、投稿者に直接連絡をとり、削除を依頼します。削除依頼はポジティブな依頼ではないため、その文面には十分注意が必要です。
またトラブルに発展する可能性もあるので、弁護士を通して連絡する手もあります。口コミ内容が事実でない場合などは、法的措置も検討していると伝えることもできます。
対応策②法的措置を検討する
削除されない口コミの対応策の2つ目は、法的措置を検討することです。
Google社に申請して削除されなかった場合でも、口コミ内容が法律に抵触するような名誉毀損、業務妨害にあたり、削除義務があると証明できれば、削除できる可能性が高まります。
具体的には弁護士に相談し、裁判手続きをして「法的にどのような権利が侵害されているのか」を証明、再度Google社に削除請求(もしくは投稿した本人に削除請求)を行います。
ただし「書き込内容が虚偽である」ことを法的に立証するのは、決して容易ではないことは考慮しておきましょう。
Googleマップ口コミの評価が低いときの対応策
「口コミの評価が低いが、Googleポリシーには違反していないので削除ができない」というケースもあるでしょう。
今の時代は、口コミが集客や売上に直結しやすいので、低評価や悪い内容の口コミが増えないことが望ましいのは明らかです。ここでは、Google口コミの低評価を増やさないための対応策を解説します。
- 口コミに返信する
- 良い口コミを増やす
それぞれを見ていきましょう。
対応策①口コミに返信する
対応策の1つ目は、口コミに返信することです。
Googleマップの口コミが書き込まれたら、必ず返信をしましょう。
返信には「Googleビジネスプロフィール」の登録が必要ですが、登録することで店舗の正しい情報などを自ら発信することも可能になります。返信コメントは、口コミの下に「オーナーからの返信」として表示されます。
店側が誠意のある返信をすることで、悪い内容の口コミを投稿していても、言い方を改めたり投稿を削除したりする可能性は大いにあるでしょう。
対応策②良い口コミを増やす
対応策の2つ目は、良い口コミを増やすことです。
良い口コミ数が増えていけば、たとえ悪い内容の口コミが存在していても、それが目立ちにくくなります。また、星印の平均評価も高くなるでしょう。
具体的な方法は、以下の記事で解説しています。
▶︎「Googleマップ口コミを増やすべき理由・方法」の詳細はこちら
【まとめ】口コミを簡単に削除できるのは自分の書き込みだけ!
この記事では、Googleマップ口コミを自分で削除するために知っておきたいことついて、詳しく解説しました。
自分で書き込んだGoogleマップ口コミは簡単に削除できますが、書き込まれた口コミを削除するのは簡単ではありません。
しかし、悪い内容の口コミをそのままにしておくことは、ビジネスを進める上で悪影響が生じます。
コスパの良い効果的な口コミ対策は、業者に依頼することも可能です。状況に合わせて、適切な口コミ対策を講じていきましょう。
投稿者プロフィール
- 誹謗中傷対策とWebマーケティングに精通した専門家です。デジタルリスク対策の実績を持ち、これまでに1,000社を超えるクライアントのWebブランディング課題を解決してきました。豊富な経験と専門知識を活かし、クライアントのビジネス成功に貢献しています。
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