利用する店舗や病院を選ぶときに、Googleマップの口コミを参考にする人が増えています。高評価の口コミが多いと、それがさらに人を呼ぶことにつながります。
一方で口コミの中には、スタッフの個人攻撃や、不満を過激に表現しているだけの内容になっている場合もあります。
それが正当な低評価として反映される場合もありますが、明らかな嫌がらせに発展しているケースも多いです。
この記事では、
「Google口コミの内容が、正当な評価というより嫌がらせに近い」
「低評価なのか嫌がらせなのか分からない」
「嫌がらせを受けている場合は、どう対処したら良い?」
という疑問にお答えすべく、Googleマップ口コミの嫌がらせ例、低評価との違い、嫌がらせの対処方法などについて、詳しく解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
関連記事
目次
Googleマップ口コミの嫌がらせ例
店舗や企業などに対して不快な感情を抱くと、Googleマップ口コミでその気持ちを表現する人がいます。
それが徐々にエスカレートして、過激な表現となったり、個人攻撃をしたり、虚偽の内容を作り上げたりして、明らかな嫌がらせに発展するケースが増えています。Googleマップ口コミの嫌がらせの例を見てみましょう。
気に入らないことがあればすぐに怒鳴る店主がいる。あの店主は元ヤクザらしい。身の安全を守るためには、絶対に行かない方が良い。
社長の◯◯さんが、社内セクハラを繰り返している。だからあんなにスタッフがコロコロ入れ替わるのだ。
この店は呪われている。前の店も呪われていた。絶対につぶれる。
オムライスを食べたが、卵が腐っていたので腹痛を起こしたことがある。ここは普段から賞味期限切れの食材を平気で使っているお店らしい。元アルバイトが言っていた。
社員も商品も低レベル。社長が犯罪者らしいから仕方ないのだろう。絶対に近寄ってはいけない会社。
これらの口コミは、正当な評価とは言いがたく、名誉毀損や誹謗中傷にもつながりかねません。
Googleマップ口コミにで嫌がらせをする人の心理
Googleマップ口コミに明らかな嫌がらせをする人は、以下のような心理で書き込みを行っていることが多いです。
- 相手に対する不満
- 存在アピール
- 競合に対する妬み
1つずつ、詳しく見ていきましょう。
心理①相手に対する不満
嫌がらせをする人の心理の1つ目は、相手に対する不満です。
対象施設を利用したユーザーが、期待を裏切られたと感じたときは不満が生まれます。その場で直接気持ちを伝える人もいますが、直接は伝えられないままその感情が増幅し「この気持ちを分からせてやりたい」という気持ちから、不満をねじまげて嫌がらせのように投稿するのです。
また、対象施設に対する期待感が大きいことから、あえて欠点を指摘する内容を書き込む人もいます。その施設をよく利用しているユーザーが、より自分好みに変えていこうとして「これだけ書けば、きっと対応してくれるだろう」という思い込みで、過激な内容を投稿します。
つまり「自分がこれだけの思いをした」という不満を相手に知らしめてやりたいという気持ちが嫌がらせの始まりです。一方通行なコミュニケーション手段である口コミに不満を増幅させて書き込むことは身勝手ではありますが、どんどん内容がエスカレートしていくこともあります。
心理②存在アピール
嫌がらせをする人の心理の2つ目は、自分の存在アピールです。
あえて口コミに過激な内容や目立つような悪い内容を書き込むことで、自分の存在をアピールし、そのことによってストレス解消をしたり満足感を得たりする人が、少なからず存在しています。
Googleマップ口コミ投稿は、本名の登録の必要はありません。匿名性が高いことを利用して、ネット上で自分の存在をアピールしているのです。
心理③競合に対する妬み
嫌がらせをする人の心理の3つ目は、競合に対する妬みです。
Googleマップ口コミは、集客に有効です。さらに登録が無料のGoogleアカウントさえ持っていれば、誰でも口コミ投稿ができます。
そのため利用したユーザーを装って、競合店の評価を落とそうと悪い内容を投稿するケースも少なくありません。
人気店であるほど、こういった嫌がらせ被害に遭いやすいため、注意が必要です。
Googleマップ口コミに嫌がらせされた場合の対処法
Googleマップ口コミで、明らかな嫌がらせをされた場合は、しっかりと対処するべきでしょう。適切な対処をしないと、以下のような影響を及ぼします。
- 集客できない
- イメージが悪化する
- 求人しても応募が少なくなる
影響の詳細は、こちらの記事(▶︎悪質なGoogleマップ口コミが及ぼす影響とは?)で解説しています。
また、その口コミ内容などによって、以下のような対処が必要です。
- 削除申請する
- 弁護士へ相談する
- 高評価の口コミを増やす
対処法の詳細は、こちらの記事(▶︎悪質なGoogleマップ口コミへの対処方法は?)で解説しています。
嫌がらせの口コミがあっても、適切な対処を行うことで、悪い影響を受けずに経営を続けることができます。
\口コミ対策丸投げOK!/
Googleマップ口コミの嫌がらせと低評価の違い
Googleマップに悪い口コミがある場合は、適切な対策を講じることが必要です。それを怠ると集客に悪影響を及ぼします。
しかし、口コミを投稿された施設にとっていくら悪い内容であっても、正当な評価だと判断されることもあります。
例えば、以下のような口コミです。
- 何回か訪問しているが、いつも料理が冷たい。
- スタッフの私語が多く、居心地が悪かった。
- 主治医が全く話を聞いてくれない気がする。
- 予約しているのにいつも待たされる。改善の兆しもない。
- この企業の営業スタッフがいつも突然訪問してきて、しつこい。
これらは施設にとってはマイナスですが、事実でありユーザーの感想であれば、正当な低評価と判断される可能性が高いです。また、コメントのない星1つだけの評価も、正当な評価と判断されます。
悪い口コミ対処法(前述)である「削除申請する」場合でも、上記の例のような口コミは削除対象にならないケースが多いです。
Googleは「投稿されたコンテンツがすべての利用者にとって有益であり、マップが常に公正かつ正しい情報を提供できるように」という目的のため、様々な項目において「Googleポリシー」というガイドラインで「禁止および制限されているコンテンツ」を設けています。
Googleポリシーの詳細は、こちらの記事で解説しています。
▶︎「Googleポリシー違反の口コミ例」を詳しく見る
つまり、Googleポリシーに反しているような、相手に不利益を与えるような内容や、名誉毀損・営業妨害に該当する内容の口コミは、Google社も嫌がらせの範囲であるとして、削除対象として捉えています。
一方で、低い評価であっても実際に行ってみた個人的な感想は、嫌がらせではなく、正当な評価に該当するので、削除対象には該当しません。
\口コミ対策丸投げOK!/
Googleマップ口コミの嫌がらせにはしっかりと対策を!
Googleマップ口コミは、匿名性も高く、アカウントさえ持っていれば書き込むことができるため、簡単に何度も書き込むことができます。
そのため、複数のアカウントを作成し、他人になりすまして特定の施設に嫌がらせ投稿するケースも増えています。
口コミの影響力は年々増大しており、健全な経営を行う上では「単なる嫌がらせなら無視すれば良い」という訳にはいかなくなっているのが現実です。
口コミによる負の連鎖を断ち切るためには、正しい口コミ対策が必要です。
お客様の声を反映して、事業を改善する真摯な努力は必要ですが、一方で嫌がらせに対しては削除申請するなどの対策を行うべきです。
しかし口コミ対策は、日常的な口コミチェック、削除対象になる口コミの見極め、削除申請の管理をなどを行わなければなりません。これらを本来の業務に加えて行うことは、困難な方が多いでしょう。
嫌がらせの口コミに振り回されない事業経営を行うためには、専門知識が豊富な業者に口コミ対策を依頼するこという方法もあります。
BLITZ Marketing(ブリッツマーケティング)なら、多彩な施策で実績豊富、ご利用満足度98%以上のGoogle口コミ対策が可能です。ご相談・お見積もりは無料、日本一早い解決を目指せます。ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
\口コミ対策丸投げOK!/
まとめ
この記事では、Googleマップ口コミの嫌がらせ例、低評価との違い、嫌がらせの対処方法などについて、詳しく解説しました。
Googleマップ口コミは、飲食店や病院の利用前に参考にする人が増えています。
一方で匿名性が高く、簡単に書き込みができるGoogle口コミは、自分の不満を伝えるツールから嫌がらせをする場として利用する人も増大しています。
事実と異なる内容であったり、拡大解釈して感情を暴発させている内容であっても、書き込みをされた施設側が、口コミを消すことはできません。
そのため、日常的にしっかりとした口コミ対策を行うことが必要です。適切な削除申請などによる素早い解決を求める場合は、口コミ対策のプロに任せることで、本来の事業に注力することも可能です。
嫌がらせの口コミに振り回されない健全な経営を行うため、しっかりと口コミ対策を行いましょう!
投稿者プロフィール
- 誹謗中傷対策とWebマーケティングに精通した専門家です。デジタルリスク対策の実績を持ち、これまでに1,000社を超えるクライアントのWebブランディング課題を解決してきました。豊富な経験と専門知識を活かし、クライアントのビジネス成功に貢献しています。