病院の口コミを書き込む人や、病院を選ぶ際にGoogleマップの口コミを参考にする人が、年々増えています。
病気や怪我をしている状態で症状を治療するために病院を利用しているため、その結果が患者の思うようにいかないと、不満を抱きやすく、その思いを口コミに投稿する人も多いです。
病院に対する悪い口コミは、そのままにしておくとさまざまな悪影響を及ぼします。そのため、病院側はしっかりとした口コミ対策が必要でしょう。
この記事では、
「病院に対するGoogle口コミの書き方を知りたい!」
「他のユーザーは病院にどんな書き込みをしているんだろう?」
「悪質な口コミを書かれたが、そのままで良いのか?」
という疑問にお答えすべく、病院のGoogleマップ口コミの書き方、口コミ事例、悪い口コミの対処方法などについて、詳しく解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
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目次
病院に対するGoogleマップ口コミの書き方
病院に対してGoogle口コミを書き込みたい場合、どのように書き込んだら良いのでしょうか?
まずは、Google口コミ投稿方法について、解説します。なお、口コミ投稿にはGoogleアカウントを所有していることが必須です。
① Googleマップを開く。
②口コミを投稿したい病院名を赤枠部分に入力し、検索する。
③該当する病院が表示されたら、左サイドの情報欄を下へスクロールし、「クチコミを書く」を選択する。
④星の数で評価をし、下のボックス内にコメントを書き込む。
(※星印だけの評価、写真を追加も可能)
⑤「投稿」を選択すると、口コミが反映される。
口コミは投稿者が削除しない限り、表示され続けます。また、星印の評価、コメント、写真は後で内容を変更することもできます。
Googleマップに投稿された病院の口コミ事例
病院に対して投稿されるGoogleマップ口コミは、もちろん良い内容の口コミもありますが、悪い内容の口コミを書き込まれることも多いです。
病院は、体調が優れない状態で利用していることがほとんどです。良くなることを期待して病院に来ているのに、その目的にそぐわない対応があった場合、負の感情が病院側に向かいやすいからです。
Googleマップに投稿される病院に対する口コミを分類すると、以下のように分けることができます。
- 医者・先生に関して
- 看護師・受付・事務スタッフに関して
- 施設・医療設備に関して
1つずつ、口コミ事例を見ていきましょう。
事例①医者・先生に関して
病院の口コミ事例の1つ目は、医者・先生に関してです。
色々な病院に行ってもなかなか治らなかった症状が、その医者に診察してもらったら治ったというようなケースは、感謝の口コミが投稿されやすいです。
一方で、医者が適切な診察や処置を行っていても、患者の思ったように快方に向かわなかったり、真摯に対応してもらえなかったと感じたりすると、その不満が口コミに投稿されます。
以下に、例を挙げます。
この病院に長年通っていますが、個人的につらかった症状は全て治りました。先生は診察に決して長時間は掛けない事は事実ですが、的確で、実績もお持ちだと思います。
深夜の救急で利用したが、先生がとても熱心に対応してくれた。そのおかげで命が救われたと思っている。スタッフ間の連携もスムーズで、急病だったのに不安を全く感じずに退院まで過ごせた。
先生に症状を伝えようとしても、最後まで話を聞かず、チラッと見て勝手に薬を処方されました。不安を感じたのでもう一度話そうとしても、聞く耳を持たず、流されて終わりました。最悪な病院でした。
セカンドオピニオンでこの病院に行きました。「分からない」「まぁ助からないですね」「悪化しないよう神様にお祈りして下さいとしか言えないですね」と言われ、とても感じの悪い医師でした。
ある症状に対する手術を受けたが、全く効果がなかった。それどころか、元々なかった症状がその手術によって発生しました。そのことを医師に伝えても、詳しい説明がなく、非常に不快だった。
事例②看護師・受付・事務スタッフに関して
病院の口コミ事例の2つ目は、看護師・受付・事務スタッフに関してです。
病院の口コミは、医者・先生だけでなく、看護師・受付・事務などの他のスタッフに対する内容も多いです。
入院中に「医師が忙しくてなかなか話を聞いてもらえない」という状況でも、看護師がゆっくり話を聞いてくれたことで、心が救われたといったような口コミは多く見られます。
一方で、受付・電話での対応、混雑時の会計処理などに対する不満が、Googleマップの口コミに低い評価として投稿されることもあります。なかには「先生の診察は的確でとても良いのだけど、他のスタッフの対応が悪い」などの口コミもあります。
以下に、例を挙げます。
看護師さん達がみなさんとにかく優しかったです。他の患者さんに接する様子も目にしましたが、どんな状況でも嫌な顔をせず、寄り添ってケアする姿が本当に有り難かったです。患者との距離のとり方が上手だと感じました。
待合室で体調が悪くなってしまっていたら、看護師さんが「どうされましたか?」ととても親切に声をかけてくれました。ここまで丁寧に対応していただいた病院は初めてです。待合室にも目を配りながら、自らの仕事もこなすということが当たり前のようだったので、感動しました。
入院受付の対応がひどすぎ。説明の後に再度内容を確認しようとしたら、また診察券を出せと言われ待たされる。病院側のミスでまた待たされたのに、謝罪もなし。
受付が最悪すぎる。星一つもあげたくない。なかなか呼び出されずすっかり忘れられてたので「もう帰るのでいいです」と伝えたら、苦笑いで終わり。お詫びの言葉もありませんでした。
会計のスタッフが、その場にいない患者さんの悪口を言ったしている、私語が多いのは、プロとしてどうなんでしょうか?
事例③施設・医療設備に関して
病院の口コミ事例の3つ目は、施設・医療設備に関してです。
施設の清潔感、医療設備の充実度、待ち時間、予約システム、病院食、医療費用など、医者やスタッフ以外に関する口コミもあります。
入院中の食事が温かくて美味しかったです。好みでAとBのどちらかの献立から選択できたり、主食もパンやごはん(白米・玄米・粥)から選べたりしました。治療は辛かったけれど、食事の時間は唯一の楽しみでした。
とてもきれいな病院です。入口から順路の至る所に職員が配置されており、手続きで迷うことはありません。
受付を済ませると呼び出しベルが渡されるので、病院内のカフェで過ごせる。他の病院では待ち時間が苦痛だったので、このシステムはありがたい。
小児科で紹介状を書いてもらいもらい受診しようとしたが、1ヶ月も待たされた。さらに先生は紹介状に目を通していなかったし、流れ作業のように扱われた。
再診予約を電話でしようしたら、数日にかけて200回以上電話してもつながらない。直接病院に行って予約を取ろうとしたら、電話で予約しろと追い返された。
このように、病院に対するGoogle口コミはとても具体的です。そのため、病院選びの参考にする利用者が増えているのです。
Googleマップに病院に対する悪い口コミを書き込まれたら?
Googleマップに書き込まれる口コミは、病院側にとっても「利用者の声」として、参考になります。
しかし、病院側の意図と違って捉えられていたり、明らかに一方的に感情的になられてオーバーな表現になっていたりすることも多いです。いくら内容が過剰だからといって、病院側は書き込まれた口コミを勝手に削除することはできません。
さらに、悪い口コミをそのまま放置しておくと、以下のような悪い影響を及ぼします。
- 患者数が減少する
- 病院に対する信頼を失う
- スタッフが集まらない・定着しない
悪い影響の詳細は、こちらの記事(▶︎病院・クリニックが講じるべき風評被害対策とは?)で解説しています。
このような悪い影響を防ぐためには、しっかりと口コミ対策を行うことが重要です。また、内容に個人名が含まれているなど、人物特定できる口コミや、虚偽の内容がある場合は、Google社に削除申請することで、削除してもらえる可能性もあります。
病院に対するGoogleマップ口コミの対処方法
Googleマップに投稿された病院に対する悪い口コミを適切に対処することで、悪影響を防ぐことができます。その方法は、以下の通りです。
- 削除申請する
- 弁護士へ相談する
- 高評価の口コミを増やす
Google口コミは「Googleポリシー」に違反している内容である場合、Google社に削除申請することで、削除対応してもらえる可能性があります。
「Googleポリシー」とは、「投稿されたコンテンツがすべての利用者にとって有益であり、マップが常に公正かつ正しい情報を提供できるように」という目的のために、様々な項目において設けられたガイドラインです。
Googleポリシーの詳細は、こちらの記事で解説しています。
▶︎「Googleポリシー違反の口コミ例」を詳しく見る
「実体験に基づいていない・中傷的な表現がある・脅迫や個人攻撃がある」などの内容は、削除対象です。
削除申請すると審査が行われ、認められれば削除が実行されますが、少なくとも数日はかかります。また、審査結果は連絡されないので、削除されたかどうかは口コミを自分でチェックしていないといけません。
それぞれの方法の詳細は、こちらの記事(▶︎悪質なGoogleマップ口コミが及ぼす影響・対処方法を徹底解説!)で解説しています。
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病院の口コミ対策にお悩みなら…!
ネガティブな口コミや噂は、人の記憶に残りやすいという性質を持っています。
悪い風評に対し「たまたまそういう対応をされただけなのでは?」などと、その内容に疑念を持ったとしても、実際に病院を利用した時にちょっと不満を持つだけで「やっぱりネットの風評通りだ!ここは最悪な病院だ!」という確信に変わり、さらに悪い口コミが増えてしまうケースもあります。
つまり、悪い口コミは内容が増長され、それに少しでも共感する人がいると、どんどん悪い口コミが集まり、真実とかけはなれた風評につながっていく可能性があります。
これを防ぐのは、正しい口コミ対策です。
Googleポリシーに違反している口コミは、Google社に申請することで削除対応が行われます。しかし、日常的な口コミチェックや、削除申請の管理を本来の業務に加えて行うことが困難な病院は多いでしょう。
「医療事業に注力したい」「余計な労力をかけずに口コミ対策をしたい」など、悪い口コミに振り回されない病院経営を行うためには、専門知識が豊富な業者に口コミ対策を依頼するこという方法もあります。
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まとめ
この記事では、病院のGoogleマップ口コミの書き方、口コミ事例、悪い口コミの対処方法などについて、詳しく解説しました。
Googleマップの口コミは、病院を選ぶ際に参考にする人は年々増えており、利用者の生の声を聞くことができる、貴重な情報源になりつつあります。
一方で、ほとんどの人が病気や怪我など、体調が悪い状態で病院を利用しているため、期待にそぐわない対応が行われると、不満が大きくなりやすく、その感情のぶつけ先が口コミとなる場合も多いです。
病院にとっては、事実と異なる内容であったり、大袈裟な表現だったりする場合も多いですが、病院側が勝手に口コミを削除することはできません。
そのため、しっかりとした口コミ対策が必要です。損害賠償や名誉毀損など、法的な対応を望む場合は弁護士への相談が必要ですが、適切な削除申請などによる素早い解決を求める場合は、風評被害対策のプロに任せる方が良いでしょう。
投稿者プロフィール
- 誹謗中傷対策とWebマーケティングに精通した専門家です。デジタルリスク対策の実績を持ち、これまでに1,000社を超えるクライアントのWebブランディング課題を解決してきました。豊富な経験と専門知識を活かし、クライアントのビジネス成功に貢献しています。