多くの人がグーグル（Google）口コミに投稿をするようになっている現在、「ひどい内容を書き込まれた！投稿者を知りたい！」「感情的な口コミを書いてしまったけれど、身バレすることはある？」と、その口コミを巡って焦慮に駆られるケースが増えています。
Google口コミの内容が名誉毀損や誹謗中傷問題につながることも多いので、投稿する側も投稿されるオーナー側も、Google口コミついてしっかり理解しておくことは重要でしょう。
この記事では、
「Google口コミは、誰が書き込んだのか分かる？」
「Google口コミ投稿の身バレ対策はある？」
「Google口コミを投稿したら削除はできる？」
という声にお答えすべく、Google口コミの投稿者が特定できるケース、Google口コミの削除方法、身バレ防止対策などについて、詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください。
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目次
グーグル（Google）マップ口コミで身バレはする？
グーグル（Google）マップ口コミは、投稿された店舗や企業のオーナー側が投稿者を特定することはできません。
つまり、口コミ投稿から身バレすることは基本的にはないのですが、さまざまな要因で身バレのリスクがあることも忘れてはいけません。
口コミ身バレのリスクについて、次で解説します。
グーグル（Google）マップ口コミ投稿者を特定できるケースとは？
グーグル（Google）マップ口コミの投稿者を特定できるケースは、以下の通りです。
- Googleアカウントに本名で登録している場合
- 具体的な情報が含まれている場合
- 発信者情報開示請求を利用した場合
それぞれを解説します。
ケース①Googleアカウントに本名で登録している場合
投稿者を特定できるケースの1つ目は、Googleアカウントに本名で登録している場合です。
Google口コミは、Googleアカウントを持っていれば投稿することができます。口コミ投稿の際は、Googleアカウントで設定した「名前」が、そのまま口コミのユーザー名になります。
つまり、Googleアカウントに本名を登録している場合は、本名がそのまま口コミ画面に表示され、口コミ投稿者の名前が公表されることになります。
ケース②具体的な情報が含まれている場合
投稿者を特定できるケースの2つ目は、具体的な情報が含まれている場合です。
例えば、定食屋の口コミで
「○月○日の昼頃に行ったが、すごく混んでいた上、スタッフの対応が最悪。まだ片付けの終わっていない窓際の席に通され、しばらく待たされた上に、注文した日替わり定食のメニュー内容と実際に出てきたおかずが全然違う。指摘したけど、納得いく対応はなし！絶対行かない方が良い」
といった具体的な口コミ内容であれば、その場にいた人であれば、投稿者をある程度想定することができるでしょう。
また、1人のユーザーが投稿した口コミは、そのユーザーのプロフィールから他の施設に投稿した口コミも一覧で見ることができます。
そのため、1件の口コミから投稿者が特定できなくても、他の口コミ内容で投稿者が特定できる場合があるのです。
このように、来店日・注文したメニュー・起きた出来事・他の施設への口コミなどから、ある程度投稿者が特定される可能性はあります。
ケース③発信者情報開示請求を利用した場合
投稿者を特定できるケースの3つ目は、発信者情報開示請求を利用した場合です。
発信者情報開示請求とは、ネット上で誹謗中傷するような表現をした発信者の情報（住所・氏名など）について、情報開示を求める制度です。
口コミ内容が「誹謗中傷・名誉毀損に該当する」「営業妨害になっている」「投稿者を特定して損害賠償請求をしたい」などといった場合は、弁護士に依頼して法的な手続きをとることで、投稿者情報の開示を求めることができます。
しかし一般的には、Googleは投稿者のプライバシーを尊重すると考えられています。悪質な投稿であれば、削除申請することにより削除対応されることはありますが、適切な法的手続きをとらない限り、投稿者の情報が開示されることはないでしょう。
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投稿したグーグル（Google）マップ口コミの削除方法
では、グーグル（Google）マップ口コミは、削除することができるのでしょうか？「投稿された口コミ」と「投稿した口コミ」に分けて解説します。
- 自店舗などに投稿された口コミ
→「Googleポリシー違反」に該当する場合、Google社に削除申請することで、削除される可能性があります。（▶︎「Googleポリシー違反の口コミ例」の詳細はこちら） - 自分で投稿した口コミ
→削除することができます。
具体的な削除方法は、こちらの記事（▶︎Googleマップ口コミは自分で削除できる？）で解説しています。
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グーグル（Google）マップ口コミの身バレ防止対策
一方で、グーグル（Google）マップ口コミの投稿で、身バレしないようにするためには、どういったことに気をつけたら良いのでしょうか。
身バレ防止対策は、以下の5つです。
- Googleアカウント名に気を付ける
- プロフィールに口コミ投稿を表示させない
- 具体的な情報を含んだ口コミは投稿しない
- 投稿写真に気を付ける
- ロケーション履歴を残さない
詳細を1つずつ解説します。
対策①Googleアカウント名に気を付ける
身バレ防止対策の1つ目は、Googleアカウント名に気を付けることです。
Googleアカウントのプロフィールで、「名前」を本名で設定すると、口コミ投稿時も本名が表示されます。
これによって身バレを防ぐためには、本名以外でGoogleアカウントを作成することが必要です。
また、名前以外にも「性別」「生年月日」を設定することができ、公開範囲を「自分のみ」「あなたの組織」「一般公開」と選択が可能です。状況に合わせて、公開範囲を設定します。
「プロフィール写真」についても、自分の顔写真をはじめ、車のナンバーなどの個人情報が分かる写真を設定することは、避けた方がよいでしょう。
対策②プロフィールに口コミ投稿を表示させない
身バレ防止対策の2つ目は、プロフィールに口コミ投稿を表示させないことです。
前述の通り、1人のユーザーが投稿した口コミから、そのユーザーが他の施設に投稿した口コミを一覧で見ることができ、複数の口コミ内容から投稿者が特定されることがあります。
しかし、この口コミ一覧は非表示にすることもできます。方法は以下の通りです。
①Googleマップのメニューから「自分の投稿」を選択する。
②「投稿する」タブの「プロフィール設定」を選択する。
③「あなたの公開プロフィール」の「プロフィールに投稿を表示」をオフにする。
この設定をオフにしておけば、そのユーザーの口コミ投稿が一覧で表示されることはなくなります。
対策③具体的な情報を含んだ口コミは投稿しない
身バレ防止対策の3つ目は、具体的な情報を含んだ口コミは投稿しないことです。
来店日・注文したメニュー・起きた出来事など、投稿者が利用した商品やサービスに関わる具体的な情報は、投稿者特定につながる可能性を高めます。
感情的になり「身バレしても構わないから、この怒りをぶつけたい」と思って書き込んだ場合でも、特に悪い内容の口コミは、身バレすることで後になってトラブルのもとになることもあります。
それを避けたい場合は、具体的な情報を含んだ口コミは投稿しない方が良いでしょう。
対策④投稿写真に気を付ける
身バレ防止対策の4つ目は、投稿写真に気を付けることです。
Googleマップ口コミは、文字だけでなく、写真も投稿することができます。例えば、飲食店の口コミの場合は、店舗外観・内観・食事などの写真が掲載されていることが多いです。
口コミを見る人にとっては、その施設の雰囲気などが分かり、とても参考になりますが、この投稿写真も気をつけなければいけません。
写真を撮った方向からどこに座っていた人の投稿なのかが分かったり、写真の中のガラスや鏡に自分自身が映り込んでいたりするケースもあります。
1枚の写真から得られる情報は膨大なので、投稿写真にも気を付ける必要があります。
対策⑤ロケーション履歴を残さない
身バレ防止対策の5つ目は、ロケーション履歴を残さないことです。
「ロケーション履歴」とは、以下の条件を満たしているスマホなどのデバイスであれば、どこを訪れたのかが自動で記録される機能です。
- Googleアカウントにログイン中である
- ロケーション履歴が「オン」になっている
これは、過去に訪れた場所を、デバイスを所有しているユーザーに表示するだけの機能ではありません。Googleはこの記録された情報を利用して、ユーザーに合ったおすすめのお店・観光地などを提供します。
「ロケーション履歴」は、基本的にはユーザー本人しか閲覧できません。しかし、レンタルしたデバイスであったり、スマホを落としてしまったりすれば、簡単に自宅や外出先の情報が漏れてしまうでしょう。
口コミ投稿時にはあまり関係がないと思いがちですが、デバイスを他人に見られる可能性は誰にでもあります。身バレ防止には、この機能を「オフ」にする方が安心でしょう。
設定方法は、以下の通りです。
①Googleアカウントの「データとプライバシー」の「ロケーション履歴」を選択する。
②「アクティビティ管理」の「ロケーション履歴」を「オフ」にする。
悪意あるGoogleマップ口コミにはしっかりと対策を！
ネット上の悪い口コミの影響力は、今やとても大きいです。
たった1つの口コミであっても、その内容にインパクトがあったりするとあっという間に拡散され、驚きや共感の声がさらにその拡散力を高めます。
その結果、口コミが店舗・企業・病院の集客や集患、売上、採用活動、株価にまでに大きな影響を与える時代になっています。
つまり、ビジネスを行う上で、口コミは決して無視することができません。
一方で、Googleは、検索エンジンや地図アプリの中で、日本国内の利用率が断トツに高いです。さらに、Google口コミは本名を出さずに投稿できることもあり、投稿に対するハードルが低く、根拠のない悪評や誹謗中傷などを書き込むユーザーが増えているのが実情です。
口コミに振り回されない経営を続けるためには、正しく対策を行うことが必要です。しかし、口コミ対策は時間も手間もかかります。間違った対策を行ってしまうと、さらにトラブルの火種を自ら作ってしまうことにもなります。
「本来の事業に注力したい」「余計な労力をかけずに口コミ対策をしたい」など、悪い口コミに振り回されずにビジネスを続けていくためには、専門知識が豊富な業者に口コミ対策を依頼する方が良いでしょう。
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まとめ
この記事では、Google口コミの投稿者が特定できるケース、Google口コミの削除方法、身バレ防止対策などについて、詳しく解説しました。
グーグル（Google）マップ口コミの投稿で、身バレすることは基本的にはありません。しかし、さまざまな理由から、投稿者の特定ができるケースもあります。
一方で、身バレしにくいGoogle口コミだからこそ、悪質な内容の口コミが書き込まれることも年々増えています。ビジネスを健全に続けていくためには、正しい口コミ対策の必要性が増しているのです。
実績豊富な業者に依頼するなど、正しいGoogle口コミ対策を行うことで、口コミに振り回されない強い経営体質を作っていきましょう！
投稿者プロフィール
- 誹謗中傷対策とWebマーケティングに精通した専門家です。デジタルリスク対策の実績を持ち、これまでに1,000社を超えるクライアントのWebブランディング課題を解決してきました。豊富な経験と専門知識を活かし、クライアントのビジネス成功に貢献しています。
