逆SEO対策

【徹底解説】逆SEO対策はリスクある?適切なネガティブサイト押し下げ方法

逆SEO対策のリスクのイメージ画像

Googleなどの検索エンジンでの検索結果の上位に、自社の商品やサービス、個人名に関わるネガティブな情報があると、誹謗中傷や風評被害、売上低下、イメージ悪化などの悪い影響が及びます。

こういった時の対策として、ネガティブな情報のあるサイトの検索順位を下げる「逆SEO」が挙げられます。

しかし、
「逆SEOってリスクがある?」
「リスクがあっても逆SEOすべきなのはどんな時?」
「リスクのある逆SEO対策方法は?」
というお悩みを持つ方も多いです。

また、やみくもに逆SEO対策を行ってしまうと、法的なリスクを負ってしまったり、逆に検索結果に表示されなくなったりする可能性もあります。このようなリスクを減らすためには、逆SEO対策の正しい知識や理解が必要です。

この記事では、逆SEO対策の概要・効果・リスク、逆SEO対策をすべき状況などについて、詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください。

逆SEOとは?

逆SEO対策とは

逆SEO」とは、Googleなどの検索エンジンで特定のサイトの検索順位を下げるために行う調整のことです。

一方で「SEO」は、自分のサイトの検索順位を上げるために行います。検索順位を下げるための「逆SEO」は、競合サイトや誹謗中傷のあるサイトを対象に行われることが多いです。

さまざまな手法がありますが、「オリジナルの良質なサイトを制作し、そのサイトの順位を上げることで、対象サイトの検索順位を押し下げる」という手法が一般的です。

逆SEO対策の効果とは?

逆SEO対策の効果

逆SEO対策を行うことで得られる効果は、以下の3つです。

  • 誹謗中傷や風評被害を抑えられる
  • 売上・集客力がアップできる
  • イメージが向上する

逆SEO効果の詳細を、1つずつ見ていきましょう。

効果①誹謗中傷や風評被害を抑えられる

逆SEO対策の効果の1つ目は、誹謗中傷や風評被害を抑えられることです。

自社のサービス・商品や個人に対する誹謗中傷などのあるサイトに対して逆SEO対策を行うことで、そのサイトの検索順位が下がり、結果的にネガティブな情報を目にする人が少なくなります

そのことによって、ネガティブ情報を信じて誹謗中傷に該当することを言ったり発信したりする人が減り、真実ではない悪評の拡散を抑えることができます。

ネット上に誹謗中傷や悪評がある企業は、採用にも悪影響を及ぼす可能性が高いため、優秀な人材の確保にも逆SEO対策は有効です。

またネガティブな情報だけでなく、プライバシーに関わる内容を勝手に載せているサイトもあるので、個人情報の流出や拡散も抑えることができます。

効果②売上・集客力がアップできる

逆SEO対策の効果の2つ目は、売上・集客力がアップできることです。

逆SEOは、自社のサービス・商品に対してポジティブな内容があるサイトを上位表示させる対策です。ネガティブな内容より、ポジティブな内容を目にした方が、ユーザーの購買意欲が高まることは明らかです。

つまり、ネガティブ情報のあるサイトを検索結果上位から押し下げることで、自社商品・サービスの売上や集客力アップにもつながります。

効果③イメージが向上する

逆SEO対策の効果の3つ目は、イメージが向上することです。

ユーザーにとって「イメージが良い」と感じる根拠は「信頼感」です。逆SEO対策の手法の1つである「ポジティブな情報の発信」を続けることは、信頼を積み上げていくことにもつながります。

例えば、自社の商品名やサービス名で検索した際に、
①悪評のあるサイトが多数存在している
②悪評のあるサイトもあるが、それよりも検索上位にポジティブな内容があるサイトが多い
という状況の場合、ユーザーにとっては②の方がイメージが良いことは必然です。

オリジナルの情報を発信し続け、さらにそれが拡散されたりすることで、自社のイメージ向上につながります。

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逆SEO対策のリスクとは?

逆SEO対策のリスク

逆SEO対策は効果も大きいですが、リスクもあります。対策を講じる前に、以下のようなリスクをきちんと理解しておくことが肝心です。

  • すぐに結果が出るとは限らない
  • ネガティブサイトが削除できる訳ではない
  • いたちごっこになる可能性がある
  • 費用がかかる
  • グレーな逆SEO対策がある

1つずつ、解説します。

リスク①すぐに結果が出るとは限らない

逆SEO対策は、すぐに結果が出るとは限りません。SEO対策と同様、効果が出るまでに時間がかかることが多いです。

それは、検索エンジンが新規で作成するサイトのドメインをその時点でどのくらい評価しているかによっても変わります。ドメインを取得して間もない頃は、検索エンジンがドメインの評価をできていません。

「ポジティブな情報発信をする新規サイト作成」という手法の逆SEO対策であれば、対策開始から少なくとも3ヶ月程度はかかるケースが多いです。

リスク②ネガティブサイトが削除できる訳ではない

逆SEO対策は、ネガティブなサイトを直接的に削除できる訳ではありません

逆SEOによって、多くの人が目にする検索結果の上位からネガティブなサイトを下げることはできますが、検索結果の下位には残り続けます。

つまり「誰もがそのサイトを閲覧できない状態にする」ことはできません。

また、たとえネガティブなサイトの順位が下がっても再び上位に表示される可能性もあります

リスク③いたちごっこになる可能性がある

逆SEO対策によって対象サイトが検索結果の下位に落ちたとしても、その順位は日々変動しているため、いたちごっこになる可能性があります

一時的に対象サイトが検索上位に表示されなくなったとしても、対策をやめてしまったり、ネガティブな対象サイトがSEO対策を強めたりすると、対象サイトが再び上位になる可能性はあります

表示順位はその検索エンジンのアルゴリズムによるものなので、常に変動しています。つまり対策に費やす費用・時間が無駄になってしまうこともあるのです。

リスク④費用がかかる

逆SEO対策は、費用がかかります

例えば、

・新たにサイトを作成する場合 → サーバー・ドメイン・コンテンツ作成費
・業者や弁護士に対策を依頼する場合 → 依頼費

がかかります。

具体的な費用は「逆SEOっていくらかかるの?気になる費用相場や実際の対策方法を紹介」で解説しています。

リスク⑤グレーな逆SEO対策がある

一番注意すべきリスクは、逆SEO対策にはグレーな手法があるということです。

具体的なグレーな手法は後述しますが、知識のないままこの対策を講じてしまうと「知らない間に法律を犯していた」という状況に陥ってしまうこともあります

法的なリスクを負う可能性もある逆SEO対策を、業者から勧められるケースもあるので、やはり自分自身で正しい知識を持っておくことが重要です。

逆SEO対策をすべき状況とは?

逆SEO対策をすべき状況とは

上記のようなリスクがあっても、逆SEO対策をすべきなのは以下のようなケースです。

  • ネガティブな情報が削除できない
  • 今後被害が大きくなる可能性がある
  • 自社発信のポジティブな情報を検索上位表示させたい

以下で、詳しく解説します。

状況①ネガティブな情報が削除できない

逆SEO対策は、ネガティブな情報のあるサイトが直接削除できないときに特に有効です。

ネガティブな情報のあるサイトの検索順位を下げたい場合の対策方法として、「逆SEO」以外にも、
・サイト運営者にサイトの削除依頼をする
・サーバー会社にサイトの削除申請をする
という方法があります。(詳しくは「ネガティブサイト対策の方法」で解説しています。)

しかし、これらを実行すること自体ハードルが高い場合も多く、削除依頼・申請しても、受け入れられない場合も多いです。

こういった場合には、逆SEO対策によってネガティブなサイトの検索順位を下げることが有効になります。

状況②今後被害が大きくなる可能性がある

ネガティブサイトによって被害が大きくなりつつあったり、SNSで今後もその情報が拡散されたりする可能性がある場合も、逆SEO対策はすべきです。

ネット上に自社の商品・サービスなどに関するネガティブな情報があり、その存在によって誹謗中傷や風評被害が実際に起こっている場合、そのまま何もしない状態では被害が大きくなることが多いです。

もし被害がおさまったとしても、悪い風評が再び起こることもあります。こういったケースに備えて、逆SEOによってポジティブサイトを増やしておくことで、万が一の場合のダメージを減らすことができます

今は「風評被害が起きていない段階から予防する」ことも、自社を守る上では重要な時代になっています。

状況③自社発信のポジティブな情報を検索上位表示させたい

ネガティブな情報を人の目に触れる機会を減らすだけではなく、ポジティブな情報を検索上位に表示させて多くの人の目に触れるようにしたい場合も、逆SEOは有効です。

逆SEO対策は、自社でオリジナルの良質なサイトを作成するため、ネガティブサイトの検索結果を下げると同時に、商品・サービスなどのポジティブな情報を発信して、イメージを向上させることもできるのです。

事実とは異なる誹謗中傷や風評被害に困っている方にとっては、逆SEOはベストな方法とも言えるでしょう。

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リスクの大きいグレーな逆SEO対策とは?

グレーな逆SEO対策

前述の通り、逆SEOの中にはリスクの大きい「グレーな逆SEO対策」があります。これを行うと、法律を犯したり、ペナルティを受けて検索結果から表示されなくなったりする可能性もあるので、注意が必要です。その具体例は以下の通りです。

  • スパムリンクを送る
  • コピーサイトを大量に制作する
  • DMCAを悪用する

ネガティブSEO」とも呼ばれるこの方法の詳細は「ネガティブSEOと逆SEOの対策・方法に違いはある?」で詳しく解説しています。

リスクのない安全な逆SEO対策とは?

安全な逆SEO対策

リスクのない安全な逆SEO対策は、以下の通りです。

  • 信頼性の高いオリジナルコンテンツを作る
  • SEO対策を実施する
  • SNSの運用を行う

基本的には「オリジナルの良質なサイトを作成して検索順位が上がるような施策を実施し、ポジティブな内容が拡散されるようにする」という方法です。

詳細は「逆SEO対策とは?事例・手法・被害対策について詳しく解説」で解説しています。

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【まとめ】逆SEOのリスクを減らすために必要なのは正しい知識!

この記事では、逆SEO対策の概要・効果・リスク、逆SEO対策をすべき状況などについて、詳しく解説しました。

ネガティブな情報のあるサイトによって、誹謗中傷・風評被害に遭っている方、ブランドイメージが下がっている方にとって、逆SEO対策はすぐに始めるべき方法ですが、そのリスクへの理解がないまま対策を講じてしまうと、いつの間にか法的リスクを負ってしまう場合もあります

それを避けるためには、正しい知識が必要です。逆SEO対策のリスクをしっかり理解した上で、リスクのお少ない安全な方法で逆SEO対策を講じるようにしましょう!

投稿者プロフィール

デジタルリスク施策部
デジタルリスク施策部
誹謗中傷対策とWebマーケティングに精通した専門家です。デジタルリスク対策の実績を持ち、これまでに1,000社を超えるクライアントのWebブランディング課題を解決してきました。豊富な経験と専門知識を活かし、クライアントのビジネス成功に貢献しています。
 

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