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企業勢VTuberによる情報漏洩の原因とは?VTuber事務所の対策方法

企業に所属するVTuber(バーチャルYouTuber)のなかには、情報漏洩による契約違反で契約解除となる人もいます。

また、こういった問題を起こしたVTuberは、それを口実とした悪質な誹謗中傷の対象になりやすいため、対処に頭を悩ませるVTuber事務所も少なくありません。

この記事では、そんな企業勢VTuberによる情報漏洩について解説します。

VTuberによる情報漏洩が起こる根本的な原因や、VTuber事務所ができる対策方法も説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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企業勢VTuberによる情報漏洩の主な事例

企業勢VTuberによる情報漏洩の主な事例

まずは、企業勢VTuberによる情報漏洩の主な事例について紹介します。

内容にもよりますが基本的に情報漏洩は、VTuber事務所との契約違反を理由とした契約解除となるパターンが多いです。

分かりやすく言えば、その企業に所属するVTuberとして活動することができなくなって、「中の人」はクビという扱いになります。

情報漏洩をきっかけとした契約解除は唐突に発表されるため、VTuber自身にも卒業や引退といった言葉は通常使われません

ここでは、そういった企業勢VTuberたちの経緯もふまえて解説します。

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事例① デビュー前の情報公開

VTuberとして正式にデビューする前に、ライブ配信で自身のLive2Dを視聴者に見せていたことが判明。

デビューしてすぐのタイミングでこの情報漏洩が判明したため、2週間の謹慎処分を受けました。

謹慎明けには復帰予定でしたが、誹謗中傷や暴言、「中の人」の個人情報特定などの被害が発生。

精神面や体調面でVTuber活動の継続が難しいという本人の意思を尊重して卒業となりました。

ポイント

「いずれ発表される情報であった」「デビュー後すぐに判明した」という2点によって、当初は謹慎処分でした。また、VTuberという存在が知られ始めた頃で、VTuber事務所としても情報漏洩に関するルールや説明が不十分であったと考えられます。

事例② 業務上のやり取りの情報流出

VTuberメンバー内でAとBによる人間関係のトラブルがあり、それに関するスタッフとのやり取りのスクリーンショットが流出しました。

リークしたのは個人勢VTuberでしたが、元々Aが情報を流出していたことが判明。

この一連の情報漏洩が、秘密保持義務違反による契約上の禁止行為と判断されました。

Aはこれまで卒業の申入れと撤回を繰り返していましたが、今回の件でVTuber事務所側が卒業の申入れを受理。契約解消となりました。

ポイント

VTuber事務所としては、メンバー内の人間関係のトラブル解決と、Aの活動継続に注力していました。しかし「本人しか知り得ない情報を第三者に渡したこと」「会社とのやり取りを外部に漏らしたこと」は明らかな契約違反なので、このような対応となったと思われます。

事例③ 暴露系インフルエンサーへのタレコミ

人気の男性歌い手との交際疑惑が出た後、交際に関わる情報を自ら暴露系インフルエンサーに流出させました。

その際に「中の人」の個人的なやり取りを情報漏洩しただけでなく、虚偽の申告も行なっていたことが判明。

これにより、VTuber事務所によって秘密保持義務に抵触する契約違反行為と信用失墜行為が認められ、契約解除となりました。

ポイント

人気のあるVTuberで交際疑惑が出た時点で大きなネット炎上が起こっていたので、鎮静化のためにVTuber事務所は早急に調査を行ないました。しかし、事実が異なるだけでなく、その後も問題のある行動を繰り返したことで、事務所も庇いきれず契約解除となったようです。

企業勢VTuberの情報漏洩が起こる根本原因

企業勢VTuberの情報漏洩が起こる根本原因

次に企業勢VTuberによる情報漏洩が起こる根本的な原因は、主に2つです。

以下、順番に解説します。

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原因① 社会経験の不足

VTuberとして活動する「中の人」のなかには、一般企業の正社員として働いた経験がない人もいます。

企業における機密情報の管理や重要性などは、入社後に研修などで学ぶことが殆どです。

したがって、正社員の経験がなければ、情報漏洩に対するリスク管理などの知識や認識が不足している場合もあるでしょう。

それゆえにVTuber自身の問題というよりは、VTuber事務所側の問題であるともいえます。

原因② 仕事とプライベートの境界線が曖昧

VTuber活動では、ライブ配信で雑談をする時に個人的な話をすることも多いです。

そのため、仕事とプライベートの境界線が曖昧になってしまい、企業の機密情報まで話してしまうケースもあります。

このように自身がVTuberタレントであるという自覚がないまま、親しい友人と話す感覚でファンと交流してしまうと危険です。

これはVTuber事務所でしっかりとマネジメント管理をすべき部分ともいえるため、VTuberだけに責任を負わせるのは少し問題があるでしょう。

VTuber事務所ができる情報漏洩の対策方法

VTuber事務所ができる情報漏洩の対策方法

情報漏洩が起こる根本原因をふまえて、ここではVTuber事務所ができる情報漏洩の対策方法を説明します。

主な対策を3つ挙げているので、ぜひ参考にしてみてください。

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対策① 契約時に秘密保持義務の説明と誓約

所属Vtuberとしてタレント契約する際に、秘密保持義務についての説明を行ないましょう。

この時、契約違反行為をした場合のリスクに関しても、詳細に解説する必要があります。

また、Vtuberを集めて情報漏洩に関するガイドラインを配布したり、研修を定期的に行なったりするのも効果的です。

契約書を交わすだけで終わらせず、契約違反をさせないような教育体制を整えることもマネジメントの一環と言えるでしょう。

対策② 内部コミュニケーションの徹底

基本的に所属Vtuberにはマネージャーが付いているため、日頃からなんでも相談しやすい環境づくりをすることが大切です。

マネージャーが複数のVtuberをマネジメント管理していると、全員のライブ配信を確認しきれず、問題に気付かないこともあります。

だからこそ、Vtuberの方から気軽に相談できるような体制を整えることが重要。

密にコミュニケーションをとることで、情報漏洩をしてしまう前に解決できる問題も必ずあるはずです。

対策③ 問題発生時の対応マニュアルを作成

Vtuberが情報漏洩をしてしまった後で、ネット炎上が起こったり、誹謗中傷に遭ったりすることは珍しくありません。

そのため、問題が起こった時の対応について、Vtuber側と企業側のマニュアルを作成しておくのが良いでしょう。

情報漏洩をしてしまうのはもちろん許されないことですが、それを口実にして悪質な嫌がらせを行なう人もいます。

その結果として、Vtuberを精神的に追い込んでしまう事態になりかねないため、早急に対処できるようにしておくべきです。

VTuberが情報漏洩したら速やかに対策

VTuberが情報漏洩したら速やかに対策

ネット上で活動するVtuberには、ファンだけでなく“アンチ”も存在します。

普段からライブ配信のコメントで荒らし行為をしたり、SNSでタグ荒らし行為をしたりしているため、問題視されているようです。

そういった状況でVtuberが情報漏洩のような不祥事を起こすと、アンチによる誹謗中傷や暴言が活発化してしまいます。

なかでも特に注意したいのは、掲示板サイトやブログサイトへの書き込み

これによって検索エンジンのサジェスト汚染が起こったりするため、そのまま放置するのはかなり危険です。

したがって、もしVtuberが情報漏洩をしてしまったときは、速やかに対策する必要があります。

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【まとめ】企業勢VTuberの情報漏洩は事前の対策が重要

企業勢VTuberによる情報漏洩は、VTuber事務所のマネジメント体制によって事前に対策できることも多いです。

たくさんのVTuberが活動している現在では、マネジメントや管理体制に関するノウハウがある企業が殆どです。

ただし、アンチによる誹謗中傷や暴言については対処が難しい部分もあります。

目立つ存在であるVTuberが情報漏洩のような問題を起こすと事態が悪化する可能性が高いため、常に事前対策を心がけることが大切です。

投稿者プロフィール

デジタルリスク施策部
デジタルリスク施策部
誹謗中傷対策とWebマーケティングに精通した専門家です。デジタルリスク対策の実績を持ち、これまでに1,000社を超えるクライアントのWebブランディング課題を解決してきました。豊富な経験と専門知識を活かし、クライアントのビジネス成功に貢献しています。

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