商品・サービス・店舗・クリニックなどを選ぶ際、口コミを参考にする人が増えています。
口コミが少なかったり、1つもなかったりすると、購入や利用をためらうことはありませんか？
口コミが売上・集客に大きな影響を与えること知られつつありますが、どうやって口コミを増やすべきかを熟知している経営者の方は、案外少ないです。
そこでこの記事では、口コミを増やすべき理由、口コミの種類、口コミを増やす方法・注意点などについて、詳しく解説していきます。
「口コミを投稿してもらうとどんな効果がある？」
「増やすべき口コミの種類は？」
「口コミを増やす方法は？」
という疑問の声にお応えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
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口コミを増やすことが重要な理由
口コミを増やすことが重要な理由は、以下の通りです。
- 信頼性が向上する
- 購買意欲が増加する
- コスパが良い
それでは、1つずつ解説します。
理由①信頼性が向上する
口コミを増やすことが重要な理由の1つ目は、信頼性が向上することです。
口コミは他のユーザーが実際に商品やサービスを利用した際の、評価・感想・意見が反映されています、そのため、オーナー側が作成した広告などよりも信頼性が高いと受け止められます。
良い口コミが多ければ、それだけ企業・店舗・商品・サービスに対する印象は良くなり、新規ユーザーを獲得しやすいです。
また、口コミはネット上で共有されるため、拡散されやすく、多くの人の目に触れるきっかけとなります。そのため、商品・サービスの認知度アップにもつながります。
さらに、良い口コミがさらに良い口コミを呼ぶこともあり、検索エンジンの検索結果に良い情報が並んだり、SNS上での評判が良くなることもあります。
理由②購買意欲が増加する
口コミを増やすことが重要な理由の2つ目は、購買意欲が増加することです。
口コミは、実際のユーザーの経験を共有するものです。そのため、まだ未経験の新規ユーザーにとっては、既に経験しているユーザーの成功体験や満足度は、とても魅力的な要素です。
口コミを通じて商品・サービスの評価を知ることで、ユーザーは購入のリスクを軽減できます。つまり、他ユーザーの良い口コミが安心感をもたらすのです。
また、商品・サービスの価値や利点が明らかになるので、購入を迷っていたユーザーの購買意欲を高めることもでき、同じのニーズや問題を抱えていたユーザーの購買の決断を後押しするでしょう。
理由③コスパが良い
口コミを増やすことが重要な理由の3つ目は、コスパが良いことです。
口コミ投稿は、基本的にユーザーの自発的な行為であるため、ほとんどコストがかかりません。
一方で、チラシ・Web広告・看板などの広告やプロモーションは、一定の効果が見込まれるものの、多額のコストもかかります。さらには、予測より効果が出ない場合も多いです。
また、良い口コミは他のユーザーに共有される可能性が高く、新規ユーザーの獲得だけでなく、既存ユーザーの維持にも役立ちます。
口コミを増やすことは、企業・店舗のブランド価値を上げることに貢献するので、コスパが非常に高いと言えます。
増やすべき口コミの種類
口コミを増やすことで、売上・集客アップに良い効果があることが分かりました。では、口コミには、どんな種類があるのでしょうか？
増やすべき口コミの種類は、以下の通りです。
- Google口コミ
- 自社ECサイト
- 口コミサイト（CGMサイト）
- モール型ECサイト
- SNS
それぞれを見ていきましょう。
口コミ①Google口コミ
増やすべき口コミの1つ目は、Google口コミです。
Google口コミとは、Googleの検索ページやGoogleマップ上に、企業や店舗情報などと共に掲載される口コミのことです。
オーナーが「Googleビジネスプロフィール（旧 Googleマイビジネス）」に登録して活用することで、集客・売上アップを見込めるツールでもあります。
Google口コミは、Googleアカウントを持っていれば誰でも投稿することができます。また、☆（星）の数だけで評価もできるため、ユーザーにとっても口コミ投稿しやすい利点があります。
検索エンジンの国内シェア率トップのGoogleは多くの人が利用しており、口コミを参考にしている人も激増しているため、Googleに良い口コミが集まれば、集客アップに良い影響を与えるでしょう。
口コミ②自社ECサイト
増やすべき口コミの2つ目は、自社ECサイトの口コミです。
自社ECサイトとは、独自ドメインで運営しているネットショップです。モール型ECサイトへの出店よりもコストが抑えられます。
この自社ECサイトは、企業とユーザーが直接的にコミュニケーションできる場でもあります。そのため、ユーザーが商品・サービスに対する意見などの口コミ投稿することで、企業側は迅速に対応することができます。
自社ECサイトに投稿された口コミは、検索エンジンにコンテンツとして認識されます。そのため良い口コミがSEOに良い影響を与えることも多いです。
口コミ③口コミサイト（CGMサイト）
増やすべき口コミの3つ目は、口コミサイトの口コミです。
口コミサイト（CGMサイト）とは、ユーザーが投稿する口コミやコンテンツによって成り立っているWebメディアのことです。
代表的な口コミサイト（CGMサイト）は、以下の通りです。
- 食べログ
- ＠cosme
- 価格.com
- クックパッド
- 転職会議 など
年々口コミの需要が増えているため、口コミサイトの数や利用者も増えています。
こういったサイトの口コミは、一般ユーザーが自発的に投稿するものであり、広告や企業からの情報ではありません。そのため、他ユーザーにとって信頼性が高く、商品・サービスについての正直な評価が得られるのです。
口コミ④モール型ECサイト
増やすべき口コミの4つ目は、モール型ECサイトの口コミです。
モール型ECサイトとは、複数の店舗（ECサイト）が集まったインターネット上のショッピングモールです。
代表的ななモール型ECサイトは以下の通りです。
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo! ショッピング
- ZOZOTOWN など
モール型ECサイトでは、多数のブランドやショップが商品を販売しています。そのため、さまざまな商品・サービスに対する口コミが集まります。
また、商品・サービスを選ぶための重要な情報源となっているため、ユーザーは幅広い選択肢から比較することができます。
さらに良い口コミが多い場合、新規ユーザーにとって商品・サービスを知るきっかけとなり、購入意欲が高まります。
口コミ⑤SNS
増やすべき口コミの5つ目は、SNSの口コミです。
X（旧：Twitter）、Instagram、TikTok、FacebookなどのSNSにおける口コミは、ユーザー同士のコミュニケーションが盛んに行われる場となっているため、商品・サービスに対する評判などが共有されやすい環境です。
SNSは多くの人々が利用しているため、良い口コミが共有されることで、多くの潜在的なユーザーに届く可能性があります。
また、SNS上ではリアルタイムでの反応が得られるため、迅速なフィードバックも得られます。
SNS上の口コミはWEBマーケティングの重要な要素になり得るため、積極的にSNSを活用することで、ユーザーの口コミを促進することが肝心です。
口コミを増やす方法・やり方
さまざまな種類の口コミがありますが、口コミはすぐに増えるものではありません。口コミを増やすためにはどうしたら良いのでしょうか？
主な方法は、以下の通りです。
- 口コミ投稿を直接依頼する
- チラシ・POPを作成する
- QRコードを作成する
- 口コミ投稿をメールで依頼する
- SNSの公式アカウントを作成する
- サンプルを配布する
- Googleビジネスプロフィールに登録しておく
詳しく見ていきましょう。
方法①口コミ投稿を直接依頼する
口コミを増やす方法の1つ目は、口コミ投稿を直接依頼することです。
依頼するタイミングや方法は業種によって異なりますが、「今後の励みになりますので、よろしければ口コミ投稿をお願いいたします」「サービス改善のために口コミ投稿のご協力をよろしくお願いします」など、自然な会話の流れで依頼すると良いでしょう。
ユーザー側も「口コミ投稿することで相手が喜んでくれる」ことが分かれば、投稿のきっかけになるでしょう。
方法②チラシ・POPを作成する
口コミを増やす方法の2つ目は、チラシ・POPを作成することです。
ユーザーに直接依頼するタイミングがない場合などは、チラシ・POPを作成することで視覚的に訴えかけて、口コミ投稿を促すことができます。
チラシやPOPに「口コミ投稿をお願いします」と掲載する他、口コミ投稿することでキャンペーンやイベント参加できるような仕組みにするなど工夫することで、ユーザーに口コミを投稿してもらうきっかけを作ることができます。
方法③QRコードを作成する
口コミを増やす方法の3つ目は、QRコードを作成することです。
ユーザーにとって口コミ投稿は面倒な行為である場合があります。その理由は、サイトへのアクセスや、口コミ投稿のやり方を確認する手間がかかることが一因です。
その手間を少しでも省くことができるのが、QRコードです。
増やしたい口コミサイトへアクセスできるQRコードを作成することで、効率良くページに誘導することができます。
作成したQRコードは、チラシやPOPに掲載するだけでなく、メールやLINEなどで送ることもできます。
方法④口コミ投稿をメールで依頼する
口コミを増やす方法の4つ目は、口コミ投稿をメールで依頼することです。
特に自社ECサイトやモール型ECサイトで買い物をしたユーザーを対象に、メールで口コミ投稿を依頼することも可能です。
例えば、モール型ECサイトの1つであるAmazonでは、店舗が「レビューをリクエストする」という機能を利用することができます。この機能を利用すると、ユーザーがAmazonを通して買い物をすると、ユーザーに対してAmazonからレビューを依頼するメールが送られます。
ネットショッピングの多くは、購入時にメールアドレスの登録が必須のため、メールでの口コミ投稿依頼は比較的簡単に実行することが可能でしょう。
方法⑤SNSの公式アカウントを作成する
口コミを増やす方法の5つ目は、SNSの公式アカウントを作成することです。
企業・店舗のSNSの公式アカウントを作成しておくことで、ユーザーとのコミュニケーションが容易になり、口コミを増やすことをサポートします。
例えば、口コミ投稿するときに自社アカウントをタグ付けすると、特典をサービスするなどのキャンペーンを行うことで、より口コミは増えるでしょう。
また、SNSを通じて新商品・新サービスを発表することもできます。既存ユーザーやフォロワーに対してリアルタイムで迅速に情報を提供でき、それがユーザーによって拡散される可能性もあるので、認知度アップにも有効です。
方法⑥サンプルを配布する
口コミを増やす方法の6つ目は、サンプルを配布することです。
ユーザーに商品のサンプルを配布し、その対価として口コミ投稿をお願いすることも、口コミを増やす方法の1つです。
実際の体験を通じた口コミは、より詳細で具体的な情報が含まれます。これにより、他ユーザーが参考にしやすい口コミが増えるでしょう。
ただし、Google口コミや一部の口コミサイトなどは、商品提供による強制的な口コミ依頼は、禁止されています。各サイトの口コミ投稿ルールをよく確認するようにしましょう。
方法⑦Googleビジネスプロフィールに登録しておく
口コミを増やす方法の7つ目は、Googleビジネスプロフィールに登録しておくことです。
年々影響が大きくなっているGoogle口コミを増やしたい場合は、オーナー側が「Googleビジネスプロフィール」に登録しておくことが必要不可欠です。登録は無料で行うことができます。
「Googleビジネスプロフィール」に登録すると、オーナー側が事業名、住所、電話番号、Webサイト、営業時間、写真・動画、Q&Aを管理できるようになります。
また、投稿された口コミにも、返信できるようになります。
「Googleビジネスプロフィール」に登録しないと、間違った情報を書き込まれたり、意図しないネガティブな口コミを書き込まれたりしても、そのまま放置せざるを得ないため、悪影響がどんどん広がってしまう可能性もあります。
Google口コミを参考にして店舗選びなどをするユーザーが増えている現在は、「Googleビジネスプロフィール」に登録し、しっかりと自社の情報や口コミを管理することが欠かせません。
口コミを増やすときの注意点
口コミを増やす方法を実行する際に、気を付けるべき注意点は、以下の通りです。
- 口コミを強制しない
- ステルスマーケティングをしない
- 投稿してほしい口コミ先を明確にする
- ネガティブな口コミには誠実に対応する
1つずつ、解説します。
注意点①口コミを強制しない
口コミを増やすときの注意点の1つ目は、口コミを強制しないことです。
口コミサイトの中には、投稿の見返りに特典を提供するなどの行為を禁止しています。
また、ユーザーに口コミ投稿を依頼する場合、その内容を指示するなど、無理矢理書かせた口コミはユーザーから反感を買います。
ランキングをつける口コミサイト（CGMサイト）やモール型ECサイト場合は、内容を指示するなどの不正があると、出店停止や対象ページ削除などのペナルティを受ける可能性があります。
そのため、口コミを増やすための施策を実行するときは、各サイトのガイドラインを必ずチェックしましょう。
注意点②ステルスマーケティングをしない
口コミを増やすときの注意点の2つ目は、ステルスマーケティングをしないことです。
例えば、口コミを増やすために「サンプルを配布し、その対価としてSNS投稿をしてもらう」という施策を行なった場合は、「#PR」などのタグを付けて、必ず広告表記しなければいけません。
これが付いていない宣伝のための投稿は「ステルスマーケティング」に該当し、景品表示法に違反します（※令和5年10月1日より）。
この規制で対象となるのは、商品・サービスを提供する事業者なので、宣伝目的のSNS・口コミ投稿などを依頼する時は、十分に気をつけましょう。
注意点③投稿してほしい口コミ先を明確にする
口コミを増やすときの注意点の3つ目は、投稿してほしい口コミ先を明確にすることです。
前述の通り、口コミにはさまざまな種類があります。その企業や店舗、商品やサービスによって、より効果のある口コミの種類は異なります。
例えば、集客元の媒体が食べログ・ホットペッパー・Google口コミである飲食店の場合、こういった媒体への良い口コミを増やすことが、さらなる集客アップにつながります。SNSへの口コミ依頼はあまり意味がないかもしれません。
その場合は「⚪︎⚪︎への口コミ投稿をお願いします」と、口コミ先を明確にしておくべきでしょう。
また、ユーザーにとって「口コミを投稿する」行為が面倒に感じることもあるので、スムーズな動線確保のためにも、口コミ先を明らかにしておくことは重要です。
注意点④ネガティブな口コミには誠実に対応する
口コミを増やすときの注意点の4つ目は、ネガティブな口コミには誠実に対応することです。
口コミが増えることで、中にはネガティブな内容を書かれることがありますが、そういった内容でも誠実に対応します。
意図しない内容に対して感情的になって反論したり、安易に削除要請をしたりすることは、適切ではありません。
事実を確認した上で、「不快にさせてしまった」ことに対する謝罪や改善の意思を伝えます。
このような対応をすることで、その口コミを見た他ユーザーへ悪い印象を与える可能性は低くなります。
また、投稿された口コミに対して返信できる機能があるサイトであれば、全ての口コミに返信することで、企業・店舗に対する好感度は上がるでしょう。それをきっかけに購入やリピートにつながるケースも多いです。
しっかり口コミ対策をして売上アップ！
「ポジティブな口コミを増やす」ことが、売上・集客アップにつながることは明らかです。
しかし「口コミが増える」＝「ネガティブな口コミも増える」可能性はあります。
ネガティブな口コミをそのままにしておくことで、売上が下がったり、ブランドイメージが悪くなったりと、悪影響を及ぼします。
そのため、風評被害や誹謗中傷につながるようなネガティブな口コミに対しては、しっかりと対策を講じるべきでしょう。
特に、日本国内の検索エンジンシェア率トップのGoogleの口コミを参考にする人は、増え続けています。Google口コミを注視することは健全なビジネスを行う上で必要ですが、本来の事業に加えて口コミチェックの作業を加えるのは、なかなか難しい方も多いです。
BLITZ Marketing（ブリッツマーケティング）なら、コスパ良い口コミ対策が可能です。ご利用満足度98%以上のGoogle口コミ対策は、ご相談・お見積もりは無料です。ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
＼口コミ対策丸投げOK！／
まとめ
この記事では、口コミを増やすべき理由、口コミの種類、口コミを増やす方法・注意点などについて、詳しく解説しました。
ネットショッピングをする際や、飲食店・クリニックを探す際など、ネット上の口コミを参考にする人は、年々増えています。
「ポジティブな口コミが多い」ことが、集客・売上アップに大きく貢献します。
そのため、口コミを増やす努力や工夫を増やすことが、広告やプロモーションなどよりも効果的なケースも多いです。
また「口コミを増やす」とともに「ネガティブな口コミに対してしっかりと対策を行う」ことが重要です。それらを並行して行うことで、より健全な経営を行うことができるでしょう。
投稿者プロフィール
- 誹謗中傷対策とWebマーケティングに精通した専門家です。デジタルリスク対策の実績を持ち、これまでに1,000社を超えるクライアントのWebブランディング課題を解決してきました。豊富な経験と専門知識を活かし、クライアントのビジネス成功に貢献しています。
