情報収集に今や欠かせない検索エンジンですが、検索結果に自分の名前などの個人情報、経営している会社に対する悪評などが表示され、困っている方は多いです。
「検索エンジンの検索結果に表示される情報を削除したい!」とお悩みではありませんか?
個人・法人に関わらず、ネガティブな情報をそのままにしておくことで、誹謗中傷などの実被害につながる可能性も大きいです。
そこでこの記事では、
「自分自身で発信した情報が、思いがけずに検索結果に表示されてしまった!削除したい!」
「真実でない自分に関する情報が検索結果に表示されていて、風評被害がある!」
「過去にネット上に流してしまった個人情報が検索結果に残っていて困る!」
という方に向けて、検索エンジンからWEBサイトや画像を削除する方法・検索エンジン側が削除対応してくれるケース・削除リクエスト方法・リクエストしても削除できない場合の対策などについて、詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
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目次
検索エンジンからWEBサイトや画像を削除する方法
検索エンジンの検索結果から、特定のWEBサイトや画像を削除するためには、元々のコンテンツを削除する必要があります。
削除したいWEBサイト・WEBページ・画像・動画・SNS投稿などは、全て検索エンジンの検索対象になるため、削除したい対象のコンテンツ自体を削除しなければなりません。
ここでは、削除したい対象が、「自分で運営・投稿している場合」と「他者が運営・投稿している場合」に分けて、検索エンジンから削除する方法を解説します。
自分で運営・投稿している場合
削除したいコンテンツを自分で運営・投稿している場合は、比較的簡単に削除が可能です。
運営しているWEBサイト・WEBページの場合は、該当するコンテンツを削除します。また、SNS投稿の場合は、自分のアカウントから該当する投稿を削除します。
しかし、おおもとのコンテンツを削除したからとはいえ、すぐに検索エンジンの検索結果が削除される訳ではありません。
おおもとのコンテンツが削除されても、2~3ヶ月は検索結果に表示されることもあります。(=検索結果には表示されるが、それをクリックしてもおおもとのコンテンツにはアクセスできない状態になる。)
検索エンジンの検索結果に削除を早く反映させたい場合は、以下のページより申請することで、削除手続きを早めることができます。
Google→「Google検索で古いコンテンツの更新をリクエストする」
Yahoo!→「特定のウェブページを検索結果から削除」
上記ページからの申請により、削除を早めることはできますが、必ずしも即日で反映される訳ではないので、注意しましょう。
他者が運営・投稿している場合
削除したいコンテンツが、他者によって運営・投稿されている場合は、運営者・投稿者に直接連絡をとり、削除してもらえるよう直接交渉をします。
「お問い合わせフォーム」や「連絡先メールアドレス」が明記されているWEBサイトであれば、「削除してもらいたいコンテンツの箇所」「削除を依頼したい理由」を具体的に明記して依頼します。
SNSであれば、ダイレクトメッセージで依頼をします。
スムーズに削除対応してもらえる場合もありますが、相手が意図的にその内容を書いている場合などは、削除対応してもらえないケースも多いです。
根本的には元々のコンテンツが削除されなければ、検索エンジンからも削除されませんが、コンテンツを削除しなくても、検索エンジンの運営会社が削除対応してくれるケースがあります。そういったケースを次で解説します。
【WEBサイトの運営者が分からない場合】
ドメイン/IPアドレスサーチサイトなどからWEBサイトのプロバイダを特定し、プロバイダの問い合わせフォームをに連絡することで、削除に応じてもらえる可能性もあります。
検索エンジンが削除対応してくれるケース
Googleなどの各検索エンジンの運営会社は、表示するコンテンツの公平性を重視しています。そのため、検索エンジンに表示するコンテンツについて、ガイドラインを設けています。
ここでは、Google社のガイドラインを例に見ていきましょう。以下に該当する内容のコンテンツは、Google社によって削除対応が行われます。
- 児童への性的虐待の画像または児童搾取のコンテンツ
Googleは、児童への性的虐待の画像、または児童を虐待する、危険にさらす、搾取すると考えられるコンテンツに誘導する検索結果をブロックします。- 機密性の高い個人情報
特定の個人情報が身元詐称や金融詐欺などの深刻な危害につながる可能性がある場合、該当する個人情報を削除することがあります。これには、晒し行為のコンテンツ、個人の露骨な画像、本人の意に反する偽造ポルノが含まれますが、これらに限定されません。- スパム
Google検索は、自動システムによってスパムを検出します。スパムとは、ユーザーを欺いたり、検索システムを操ろうとしたりするコンテンツのことです。Google はこのようなスパムに対して対策を講じます。- ウェブマスターまたはサイト所有者からのリクエスト
リクエストに応じて、ウェブマスターまたはサイト所有者がブロックしてほしいコンテンツを Googleのウェブ検索結果から削除します。- 有効な法的要請
Googleでは、法的な理由により検索結果からコンテンツや機能を削除します。たとえば、米国デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づく正当な通知を受け取った場合、該当するコンテンツを削除します。また各地域の法律に則り、問題があると通知を受けたコンテンツを該当地域の Google から削除します。
また、以下に該当する場合は、削除リクエストによって削除可否がGoogle社に審査されます。
- 露骨なまたはわいせつな個人的画像
- 本人の意思によらないフェイクポルノ
- 自分や自分の名前とは無関係であるはずのポルノ
- 個人情報(PII)または晒し行為のコンテンツ
- 不当な削除方針を持つサイトに掲載されている自分に関連したコンテンツ
Google社の審査に通れば、削除対応が行われます。
また、著作権侵害・商標権侵害・裁判所命令など、法的な理由で削除される場合もあります。
検索エンジンの運営会社への削除リクエストの方法は、次で解説します。
【検索エンジン別】削除リクエスト方法
削除したいコンテンツが、他者によって運営・投稿されており、なおかつ削除依頼が叶わない場合は、検索エンジンの運営会社に削除リクエストすることで、検索結果から削除されることがあります。
【注意】
検索エンジン側で削除できるのは、あくまで検索結果の表示のみです。削除したいWEBサイト・ページ・画像・動画自体を削除することはできません。
しかし、検索結果から削除されれば、問題のコンテンツのあるページのURLを知っている人以外はそのコンテンツを見ることはできなくなります。つまり、必然的に多くの人の目に触れることは減ります。
では、Google・Yahoo!・Bingに対する削除リクエスト方法を解説します。
Googleの場合
Googleに削除リクエストする場合は、2つの方法があります。状況に合った窓口から、リクエストを行いましょう。
削除対象に個人情報が含まれている場合
住所・電話番号・写真など、個人情報が含まれるコンテンツを検索表示から削除したい場合は、「Googleから個人情報の削除を依頼するリクエスト」から、削除リクエストを行います。
削除リクエスト後、Google側が削除の必要があると判断した場合は、該当ページや画像が検索結果から非表示になります。
削除対象が法的問題がある場合
名誉毀損・著作権侵害など法的に問題があるコンテンツを削除したい場合は「Google上のコンテンツを報告」から、削除リクエストを行います。
上記同様、削除リクエスト後、Google側が削除の必要があると判断した場合は、該当ページや画像が検索結果から非表示になります。
Yahoo!の場合
Yahoo!に削除リクエストする場合は、Yahoo! JAPANヘルプセンターの「お問い合わせ」フォームから、Yahoo!のIDでログインし、必要な情報を入力して削除リクエストを行います。
削除リクエスト後、Yahoo側が削除の必要があると判断した場合は、該当ページや画像が検索結果から非表示になります。
また、Yahoo!はGoogleと同じエンジンを使用しているため、Googleの削除リクエストが認められると、Yahoo!の検索結果からも非表示になる可能性が高いです。
Bingの場合
Bingに削除リクエストする場合は、Microsoftの「Bingに関する問題を報告」フォームから、必要な情報を入力して削除リクエストを行います。
削除リクエスト後、Bing側が削除の必要があると判断した場合は、該当ページや画像が検索結果から非表示になります。
削除リクエストしても検索エンジンから削除できない場合
検索エンジンの運営会社に削除リクエストしても、申請が通らずに削除できない場合は、どうしたら良いのでしょうか。
ここでは、2つの対策方法をご紹介します。
対策①弁護士に相談する
1つ目の対策は、弁護士に相談することです。
弁護士は法律の専門家であるため、ネット上の情報がどんな被害を及ぼしているのか、削除のためにどのような理由を示せるのかなど、法律面からのアプローチが可能です。
WEBサイト運営者や投稿者に個人で削除依頼をしても反応がなかったのに、弁護士からの連絡で削除に応じてもらえたという事例もあります。
また「民事で損害賠償請求をしたい」など法的対応を求める際も、ネット上の誹謗中傷やトラブルなどの分野を得意とする弁護士に相談することをおすすめします。
対策②専門業者に相談する
2つ目の対策は、専門業者に相談することです。
ネット上のトラブルや風評被害の対策に強い専門業者に相談するのも、解決に向かう近道です。
検索エンジンへの削除リクエスト以外にも、逆SEO(特定のWEBサイトの検索順位を押し下げる方法)など、さまざまな対策が存在しています。しかし、これを行うためには、専門知識が必要不可欠でしょう。
また、多くの実績のある専門業者であれば、解決策だけでなく、再発防止策なども含めたアプローチが可能です。
さまざまな視点から対策の提案・実行が可能になることが、専門業者の魅力です。
ネット対策はプロにお任せ!
「検索エンジンの検索結果に表示される情報を削除したい」という要望が、とても増えています。
しかし、コンテンツ作成者への削除依頼や、検索エンジンの運営会社に対する削除リクエストなど、削除を実現させるためにはさまざまな作業が必要です。個人で行うのが難しいケースも多いです。
そんな時は、Webマーケティング・誹謗中傷対策の実績が豊富な専門業者に相談しましょう。
対策のプロに依頼することで、それぞれの状況をしっかりと見極められるので、スムーズに問題解決に向かわせる対策の提案が可能です。そのため、被害を拡大させず、最短で対応することができます。
また、再発防止や、売上・集客アップまでを考慮した対策を講じられるでしょう。
BLITZ Marketing(ブリッツマーケティング)は、豊富な実績から、お客様の状況に最適な対策をご提案いたします。創立以来、風評被害対策・誹謗中傷対策を専門としているBLITZ Marketingの施策は、ご利用満足度98%以上のご支持をいただいております。「検索エンジンから情報を削除したい」という方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。ご相談・お見積もりは無料です。
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まとめ
この記事では、検索エンジンからWEBサイトや画像を削除する方法・検索エンジン側が削除対応してくれるケース・削除リクエスト方法・リクエストしても削除できない場合の対策などについて、詳しく解説しました。
検索エンジンの検索結果に表示される情報によって、誹謗中傷や風評被害が拡大するケースが増えています。企業であれば、売上・集客への悪影響など、健全な経営を脅かすこともあります。
検索エンジンの検索結果から、特定の情報を削除することは可能です。また、たとえ元々のコンテンツを削除できなくても、検索結果で多くの人の目に触れることを防ぐことはできます。そのためには、プロの対策を実行した方がスムーズでしょう。
「検索エンジンの検索結果の情報を削除したい」という方は、ぜひ一度BLITZ Marketingにお気軽にご相談ください。お客様の状況に合わせた対策をご提案いたします。
投稿者プロフィール
- 誹謗中傷対策とWebマーケティングに精通した専門家です。デジタルリスク対策の実績を持ち、これまでに1,000社を超えるクライアントのWebブランディング課題を解決してきました。豊富な経験と専門知識を活かし、クライアントのビジネス成功に貢献しています。
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