「エゴサーチ」という言葉をご存知でしょうか。「エゴサ」とも略されるこの言葉は「エゴサーフィン」という単語を元に作られたインターネット用語です。
今回はエゴサーチの概要やその方法、メリットやデメリットについて詳しく解説します。またエゴサーチと混同しやすい「パブリックサーチ」についてもご説明します。万が一誹謗中傷や風評被害を見つけた時の法的対処法も併せてご紹介しますので、是非参考にしてみて下さいね。
目次
エゴサーチは自己の評判を検索する行為
エゴサーチとは自分や自分の経営する会社などの評判についてインターネットで検索することを意味します。アメリカのシーン・カートン(Sean Carton)氏が作った造語である「エゴサーフィン」から生まれた言葉で、「ego」(自己)と「search」(調べる)を組み合わせてできた単語です。またエゴサーチは略して「エゴサ」と呼ばれることもあります。
一般的なエゴサーチのやり方は、インターネットの検索エンジンやTwitterをはじめとしたSNSで自分の名前などを検索し、他人からの評判や意見を調べるというものです。以下はエゴサーチの対象となる検索ワードとなります。
エゴサーチの対象になるもの
【個人の場合】
- 自分の名前(本名)
- ニックネーム
- ハンドルネーム
- 自分のブログ・ドメイン名
- 自分の創作した作品名 など
【企業の場合】
- 自社名(グループ会社・子会社名)
- 経営者の名前
- 自社サービス
- 自社ブランド・商品 など
個人がエゴサーチをする例としてまず挙げられるのがタレントやインフルエンサーといった有名人や著名人です。自分に対する評価や意見を知ることで「自分を客観視」でき、仕事における今後の改善点などの参考にすることができます。自分の出演する番組や作品が放送されるたびにエゴサーチをするというタレントも少なくないようです。
一般人であっても個人でエゴサーチを行う場合があります。自分のブログやホームページを運営する人がエゴサーチを行ったり、インターネット上のいじめの被害を心配する親が子供の情報を代わりに検索するといった例もあるでしょう。また接客業に従事する人が自分の評価やサービスについてエゴサーチを行うこともあります。
企業がエゴサーチを行う理由は、展開するビジネスやサービスについて一般の人々がどのような意見を持っているかを知り、改善点の発見やこれからの企業戦略に役立てたいと考えるためです。
エゴサーチとパブリックリサーチの違いとは?
エゴサーチと混同しやすいインターネット用語として「パブリックサーチ」という言葉が挙げられます。パブリックサーチは「エゴサ」と同様に「パブサ」と略されることが多くインターネット上の検索エンジンやSNSを使って他人や企業、商品名などを検索することを意味します。
エゴサ・パブサの違い
- 自分や自社が関わる事柄を検索:エゴサーチ(エゴサ)
- 自分や自社に関わりがない事柄を検索:パブリックサーチ(パブサ)
例えば個人がこれから購入しようと考えている商品の口コミを検索したり、企業が市場調査のために他の企業について検索することはパブリックサーチです。つまりパブリックサーチとはエゴサーチの他人版と言えるでしょう。
的確なエゴサーチのやり方4選
それでは具体的なエゴサーチのやり方をご紹介します。エゴサーチはGoogleや Yahoo!などのインターネット検索エンジンやSNSを使って以下のような事柄を検索します。
エゴサーチで検索する事柄
- 自分・自社の名前
- 自社サービス・商品名
- 個人情報(電話番号や住所など)
- ニックネーム・ハンドルネーム
- 運営するブログなどのサイト名・URLなど
またエゴサーチを行う方法としては以下の4種類が挙げられます。
- 検索エンジン(Google・Yahoo!)
- LINE
順番に詳しく解説します。
※いずれの方法も簡単にエゴサーチが行えますが、誹謗中傷や風評被害といったマイナスの書き込みがある可能性も考慮して行うことが重要です。
①検索エンジンを使ったエゴサーチ方法
まず検索エンジン「Google」を利用してエゴサーチをする方法を5種類ご紹介します。(ここでは検索ワードをA・B・Cで表します)
- 検索ワードと一致したページを表示する
- 全検索ワードを含むページを表示する
- いずれかの検索ワードを含むページを表示する
- A or B・かつCを含むページを表示する
- 検索ワード以外の特定サイトを表示しない
また検索エンジンでエゴサーチを行う時は併せて画像検索をかけると、自分の知らないところで写真がアップされているのを発見することもできます。
1.検索ワードと一致したページを表示する方法
検索ワードをダブルクォーテーション("")で囲んで検索します。すると入力した検索ワードと完全に一致するページが表示されます。長い検索ワードや商品名、型番を調べるのにおすすめの方法です。
2.全検索ワードを含むページを表示する方法
検索ワードの間を「and」および「スペース」で区切り検索すると、全検索ワードを含むページが表示されます。(A and B/A B)複数のキーワードを一度に検索したい場合や、関連性のある言葉も併せて検索したい時に便利な方法です。
3.いずれかの検索ワードを含むページを表示する方法
検索ワードの間を「or」で区切り検索すると、いずれかのキーワードを含むページが表示されます。(A or B)
4.A or B・かつCを含むページを表示する方法
()内の2つの検索ワードを「or」で区切り、()の外に別の検索ワードを入力すると、AかBいずれかの検索ワードを含み、かつCを含むページが表示されます。((A or B)C)
5.検索ワード以外の特定サイトを表示しない方法
(A-site:除外したいサイトのURL)と検索すると、それらを除外したページが表示されます。例えばAを含む自社サイトなどを除いて検索したい場合に便利な方法です。
②Twitterを使ったエゴサーチ方法
Twitterを使ってエゴサーチをする方法は、主に検索ボックスに検索ワードを入力するのみです。検索ワードの入れ方を工夫することで、以下のようなより精度の高いエゴサーチも行えます。
- サイトURLの検索
- ハッシュタグ(#)の検索
- 特定アカウントの投稿だけ検索
- 特定アカウントを除いた検索
- PC版でできる高度な検索
※Twitterでエゴサーチを行うのに便利なアプリもあります。「Yahoo!リアルタイム検索 for Twitter検索」をインストールし、初期画面の検索ボックスへ検索ワードを入れると一覧で表示されます。検索ワードのお気に入り登録もできるため、都度入力する手間も省けて便利です。
サイトURLの検索
Twitterでエゴサーチする基本的な方法は検索ボックスに検索ワードを入力します。
ハッシュタグ(#)の検索
ハッシュタグ(#)を検索する場合は、検索ワードの前にシャープ(#)をつけて入力します。
特定アカウントの投稿だけ検索
特定アカウントの投稿だけを検索する場合は「検索ワード」「半角スペース」「from:アカウント名」と入力します。
特定アカウントを除いて検索
特定アカウントを除いて検索する場合は「検索ワード」「半角スペース」「-from:アカウント名」と入力します。
PC版でできる高度な検索
PC版のTwitterには、モバイル版にはない「高度な検索」という機能があります。
PC版のTwitterでは「検索を保存」を使い過去に検索したキーワードが保存できます。キーワード検索後に画面右側の「・・・」を選択し「検索を保存」をクリックします。
③Instagramでのエゴサーチ方法
Instagramを使ってエゴサーチをする場合も、検索ボックスに検索ワードを入力するのみで行えます。Instagramの投稿は主に写真をメインとしているため、お店や商品、サービスの評価や意見などの検索に向いていると言えます。
また投稿だけではなくコメント欄にも目を通すとより深くエゴサーチができるでしょう。
④LINEでのエゴサーチ方法
自動化アプリIFTTT(イフト)とLINE(ライン)を連携させて、Twitterのエゴサーチ結果を自動的にLINEで通知する便利な方法もあります。この方法は主にスマートフォンで行うことができ、iPhoneやiPad、Androidのどれでも利用可能です。
1.IFTTTをインストールしアカウントを作成する(この時LINEもインストール済みにしておく)
2.初期設定でアクセス権限を許可する
3.IFTTTで以下のレシピを作成する
トリガーチャンネル:Twitter
トリガー:New tweet from search
Search for:検索語句 -from:@アカウントID
アクションチャンネル:LINE
アクション:Send message
4.IFTTTのエゴサーチのレシピページより「Get Started」を選択し設定を始める
5.アカウントを設定しレシピページ上で「Turn On」をタップする
6.TwitterとLINEの連携を許可する
7.ブラウザ上でTwitterアカウントにログインし「連携アプリを認証」を設定する
8.LINEの「同意して連携する」を選ぶと「LINE Notify」アカウントと自動的に友だち登録がされ、個別トークが届く
9.「Save」を選択するとIFTTTにレシピが登録される
10.IFTTTアプリを開きトップページから「My Applets」を選択し、設定したエゴサーチのレシピをタップする。続いて右上の歯車アイコンをタップし「Configure」画面でエゴサーチの条件を設定する。(「Search for」の部分に「検索語句(検索ワード)」と、「@アカウントID(=除外したいTwitterアカウントID)」を入力)最後にチェックアイコンをタップして保存する。
このアプリを使った方法により毎回Twitterでエゴサーチをする手間が省け、ほぼリアルタイムでエゴサーチの結果を知ることができます。
企業・個人がエゴサーチをするメリット
企業であればもちろん、個人であっても自分の評価を知ることは、活用次第でたくさんのメリットがあります。ここではエゴサーチを行うメリットを4つご紹介します。
- 世間からの評価・関心度を把握できる
- よりリアルな意見を知ることができる
- 低コストで様々な調査が行える
世間のからの評価・関心度を把握できる
エゴサーチによって世間からの評価や関心度を把握できるというメリットがあります。
個人でエゴサーチを行うとインターネット上やSNSに投稿された「自分に関すること」を確認でき、自分の客観的な評価を知ることができます。特にSNSのフォロワー数が多い人や接客業で人前に立つ機会が多い人、ブログ運用などを行っている人は情報が出てきやすいと言えるでしょう。世間の評価や関心度を把握することで自分を客観視でき、今後の改善に役立てることも可能です。
一方企業やお店の場合はお客様からの評価や関心度を把握でき、商品やサービスのより良い向上に生かすことができます。
両者ともエゴサーチの結果ネガティブな評価を目にすることもありますが、考え方によっては今後の成長や発展の糧にすることも可能です。またエゴサーチをしてもあまり投稿が出てこない場合もあります。投稿が少ないということは、世間からの関心が低いことにつながるため「どうしたら関心を持ってもらえるか」を考える良いきっかけとなるでしょう。
よりリアルな意見を知ることができる
インターネットやSNS上では匿名での手軽な投稿が可能であるため、エゴサーチによって本来相手に直接言えないよりリアルな意見を知ることが可能です。
エゴサーチで見つけたリアルな良い意見も悪い意見も、捉え方によっては自分や自社の改善点を明確に教えてくれるキーポイントとなります。
新商品やサービスの開発につながる
企業やお店がエゴサーチを取り入れれば、新たな商品やサービスなどの開発を行うことも可能です。有名な企業や店舗であるほど世間の関心度は高く、インターネットやSNS上では多くの意見が投稿されやすいと言えます。
エゴサーチによって世間の人々が自分たちの現状をどのように捉え、またどんなことを期待しているのかがわかれば、ヒットする新商品やサービスの開発のヒントとなるでしょう。
低コストで様々な調査が行える
エゴサーチはインターネット環境があれば行えるため、低コストかつ短時間でできる調査方法です。
これまでのアンケート調査などはエゴサーチと違いコストがかかるものがほとんどでした。例えばアンケートを行うための人件費や回答者への謝礼などが挙げられ、エゴサーチより時間もかかります。
エゴサーチはそのようなデメリットを解消し、経費を抑えつつリアルタイムで世間の評価や意見を知ることが可能です。
企業・個人がエゴサーチをするデメリット
続いてエゴサーチのデメリットについてもお伝えします。以下の2点に注意してエゴサーチを行うことが大切です。
- エゴサーチをしていることがバレる
- 誹謗中傷・風評被害を目にする可能性がある
エゴサーチをしていることがバレる
エゴサーチの仕方や操作ミスによって、エゴサーチをしていることが相手にバレてしまうこともあります。世の中にはエゴサーチをされることを嫌う人々もいるため、特に企業やお店などがエゴサーチを行うときは注意が必要です。
エゴサーチをしていることがバレてしまうパターンには以下のような事例が挙げられます。
- 使用している端末に残っている検索履歴を見られる
- エゴサーチをして見つけたTiwtterやInstagramの投稿に自分のアカウントから「いいね」や「リツイート」をする
- 自分のアカウントで相手のアカウントをフォローする
- Instagramにおいて相手のアカウントが投稿した「ストーリーズ」を閲覧する
- 検索ボックスに入力するはずの検索ワードを誤って投稿する など
誹謗中傷・風評被害を目にする可能性がある
エゴサーチをするとポジティブな意見だけでなく、ネガティブな意見を目にする機会も多くなります。特にインターネットやSNS上の投稿や書き込みは匿名がゆえに、過激であったり攻撃性が高いものになりがちです。根拠のない誹謗中傷や風評被害を見つける可能性もあるでしょう。
「マイナスなことが書かれていても大丈夫」という強い気持ちを持たない限り、精神的に悪影響が出ることも考慮しなければなりません。
※インターネット上で誹謗中傷や風評被害に遭った場合の法的対処法を考えた上でエゴサーチを行うことをおすすめします。
エゴサーチで誹謗中傷を見つけたら対処が必要
エゴサーチをしていてネガティブな記事やコメントを見つけてしまうこともあると思います。そんなネガティブなコメントを放置したままダメージを受けている場合ではありません。
見えてきたマイナスな意見は改善していくことで初めてエゴサーチがプラスの効果を発揮します。また、事実と異なる誹謗中傷や、悪影響を及ぼす情報はそのままにしておくと様々なリスクを伴います。そんな誹謗中傷の対処法についてこの記事でも後ほどご紹介します。
誹謗中傷を放置しておくリスクや見つけたときの正しい対応についてさらに詳しく知りたいという方はこちらの記事も読んでみてください。
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誹謗中傷・風評被害に遭った場合の法的対処法
エゴサーチを行う上でネガティブな評価や意見を目にする可能性は高いと言えます。しかし度を過ぎた根拠のない誹謗中傷や風評被害に対しては早急に対処することも必要です。
ここからは万が一インターネットやSNS情報で誹謗中傷や風評被害に遭った場合の法的対処法についてご紹介します。
①誹謗中傷・風評被害の証拠を保全
投稿された誹謗中傷や風評被害の証拠を保全します。証拠保全を行う上で大切なのは以下の2点です。
メモ
- 誹謗中傷の文章が表示された画面を日付がわかるように紙に印刷する(スクリーンショット・pdfも可)
- 印刷は誹謗中傷の部分だけでなくスクロール先まで行い全体の流れがわかるようにする
誹謗中傷や風評被害の証拠を保全すると弁護士に相談しやすく、万が一情報が消された場合も犯人を特定することができます。
②弁護士に相談する
続いて専門家や弁護士に相談に行き開示請求や損害賠償請求ができるか判断してもらいます。手続きは個人で行うことも可能ですが複雑かつスピーディーな対処が求められるため、専門家や弁護士に依頼することをおすすめします。
③記事削除請求・発信者情報開示請求を行う
誹謗中傷や風評被害の投稿を削除させる記事削除請求と犯人を特定する発信者情報開示請求を行います。
記事削除請求の方法
投稿の削除方法は大きく分けて以下の3つの方法があります。
メモ
- サーバー管理者への削除依頼
- ドメイン代行取得者への削除依頼
- 投稿者に削除させる
スピーディーに削除する方法は、サーバー管理者やドメイン代行取得者への削除依頼を行うことです。削除依頼に応じてもらえない時は裁判所での法的手続きが必要となります。
発信者情報開示請求の方法
発信者情報開示請求とは、サイト運営者に発信者の情報を開示するように求める請求です。開示請求を行うと誹謗中傷や風評被害が投稿されたプロバイダに以下の発信者情報の開示を求めることができます。
メモ
- 名前
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- IPアドレス(インターネットに接続されたデバイスを特定する識別番号)
- ポート番号(コンピュータなどがデバイス提供するサービスを特定)
- インターネット接続サービス利用者識別符号
- SIMカード識別番号
- タイムスタンプ(誹謗中傷が投稿された年月日および時刻)
犯人が特定できたら裁判にて損害賠償請求を行うことが可能となります。
誹謗中傷は専門の企業に無料で相談できる
誹謗中傷は対策を専門に扱う企業に相談することもできます。弊社でもWebのプロフェッショナルとして誹謗中傷に対して多角的なアプローチが可能です。
状況に応じた施策を使い分けて対応可能ですので、まずはお気軽に無料相談をしてみませんか。
無料相談のメリット
- 完全無料で何でもご相談可能
- 逆SEOによるネガティブ記事の引き下げ、ポジティブ記事の量産
- 個人でできる記事削除コンサルティング
- お客様が希望する対策の実施
その他にもこれらすべての良いところを汲み取った誹謗中傷対策コンサルタントとしてお手伝いさせていただきます。
ネット上の風評被害や誹謗中傷にお悩みの方はぜひ弊社にご相談ください。
【まとめ】エゴサーチを行うならば法的対処法の知識も必要
エゴサーチのやり方やそのメリット、デメリットについてご理解頂けましたでしょうか。またエゴサーチを行うとネガティブな意見を目にするだけでなく、自分や自社に対する誹謗中傷や風評被害の投稿を見つける可能性もあります。
根拠のない誹謗中傷や風評被害により実害を被る場合もあるため、発見した場合は早急に法的対処を行うことが有効です。エゴサーチを行うならば、万が一の事態に備え法的対処法の知識を持つことも必要となります。
本記事のポイント
- エゴサーチとは自分や自社の評判を検索すること
- 様々なエゴサーチのやり方がある
- エゴサーチにはメリットとデメリットがある
- 誹謗中傷や風評被害を見つけたら法的対処を行う
- 誹謗中傷や風評被害の証拠を保全する
- 弁護士や専門家へ相談する(弊社無料相談もぜひご活用下さい)
- 削除依頼・発信者情報開示請求を行う
- 状況に応じて裁判所へ仮処分命令の申し立てを行う
- 犯人が特定できたら損害賠償請求訴訟を行う
※弁護士と専門企業ではアプローチの方法が異なりますが、個人で解決するよりスムーズに対処できます。
投稿者プロフィール
- 誹謗中傷対策とWebマーケティングに精通した専門家です。デジタルリスク対策の実績を持ち、これまでに1,000社を超えるクライアントのWebブランディング課題を解決してきました。豊富な経験と専門知識を活かし、クライアントのビジネス成功に貢献しています。
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