「自社の社名を検索すると後ろに"ブラック"と出てきてしまう」
「悪評が書かれたブログ記事に困っている」
このような悩みを抱えた方は多いと思います。ネットの誹謗中傷・風評被害によるトラブルは近年増えています。この記事では誹謗中傷・風評被害によるトラブルにはどのようなものがあるのかに加え、解決策をご紹介します。
このようなトラブルは放置しておくと様々なリスクをもたらします。心当たりのある方は特に、ぜひこの記事を読んで対策を検討してみてください。
目次
誹謗中傷・風評被害とは?
まずはそもそも誹謗中傷や風評被害とは何なのかをご紹介します。
誹謗中傷とは根拠のない情報を言いふらして他人を傷つける行為をさします。SNSやサイトの口コミなどをイメージしてもらうとわかりやすいのではないでしょうか。
一方で風評被害とはデマや根拠のない情報が噂のような形で広まり、社会的・経済的に被害を被ることです。誹謗中傷から風評被害に発展するというケースは多いです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらの記事も読んでみてください。 同じような意味で使われることが多い「誹謗中傷」と「批判」。一見同じ意味の言葉だと思ってしまいますが、この二語は全く違った意味を持っているということをご存知でしょうか? 誹謗中傷や批判について正しい知識 ... 続きを見る
誹謗中傷と批判の違いとは?それぞれの意味も徹底解説!
誹謗中傷・風評被害にあたるもの
誹謗中傷・風評被害を説明する際にSNSや口コミを例として出しましたが、ネット上での誹謗中傷や風評被害は他にもあるのでご紹介します。
サジェストの汚染
まずは誹謗中傷や風評被害にあたるものとしてサジェストの汚染についてご紹介します。
サジェストとは
サジェストという言葉を初めて聞いた方もいるのではないでしょうか?
サジェストとはネットで何かを検索をしたときに、キーワードの後ろに続く言葉を予測して表示してくれる機能です。以下の画像のように検索窓の下に表示されます。
「渋谷 カフェ」と検索をかけると「渋谷 カフェ おしゃれ」、「渋谷 カフェ ゆっくり」など、多くの人が「渋谷 カフェ」の後に続いて検索をかけるキーワードを検索エンジンが選んで表示してくれています。
サジェストが汚染された状態
サジェストや関連キーワードが汚染されている状態というのは、キーワードを検索した際に後ろにネガティブなワードが表示されてしまう状況のことです。
わかりやすいものだと、企業名を検索したときに、「〇〇株式会社 ブラック」と出てきてしまったり、飲食店の名前を検索した際に「〇〇 まずい」と出てきてしまうようなケースです。
関連キーワードの汚染
サジェストと似た誹謗中傷に関連キーワードの汚染というものがあるのでこちらもご紹介します。
関連キーワードとは
関連キーワードとは下の画像のように検索をかけてスクロールしていくと下の方に表示されるものです。
こちらもサジェスト同様、検索したキーワードと関連性が高く、多くの人が検索するキーワードを一緒に表示することで情報収集を助けてくれる機能です。
関連キーワードが汚染された状態
サジェスト汚染と同じように関連キーワードの枠にネガティブな言葉が並んでしまうことです。
ネガティブサイトによる風評被害
ネガティブサイトとは
ネガティブサイトとは自社のネガティブな情報が掲載されたサイトやページの事です。Google Mapsや食べログなどの口コミや個人ブログで書かれるケースなどがあります。事実無根の情報が書かれている場合もあり、放置しておくと見た人に誤った情報を与えてしまいます。
ネガティブサイトによる風評被害の影響
ネガティブサイトによる風評被害とは、ネガティブな記事を書かれ、それが多くの人に広まることによって悪影響が及ぶ被害です。
何かを購入したり、利用する飲食店やサロンなどを選ぶ際に口コミをチェックする人は多いため、売上の低下やブランドイメージの損失に繋がってしまいます。
誹謗中傷・風評被害を放置するリスク
ここまでにご紹介したような誹謗中傷・風評被害を放置しておくと様々なリスクに繋がる可能性があります。ここでは誹謗中傷・風評被害が引き起こすリスクをご紹介します。
売上の低下
何かを購入する際に検索をかけて調べるという行動を取る人が多いのは、自身の経験からも想像がつくのではないかと思います。その際にサジェストや関連キーワードにネガティブな言葉が出てきたら購入をやめてしまう可能性が高まります。
現代社会においてネットでの誹謗中傷・風評被害は商品やサービスの売上低下に直結します。
採用活動に悪影響
次に採用活動に悪影響を及ぼす可能性があります。就職活動のための情報収集にも多くの人がネットを使います。誹謗中傷・風評被害の内容が真実と異なる情報であっても、多くの場合が事実として捉えられてしまいます。
就職の際は誰でも慎重になるものなので、ネット上での悪評にも敏感に反応し、受けるのを辞めてしまったり、内定辞退に繋がる可能性もあります。
ブランドのイメージダウン
誹謗中傷・風評被害はブランドイメージを低下させてしまいます。誹謗中傷・風評被害により信頼性を失ってしまうと、そのブランド自体が傷ついてしまい、上でご紹介したような採用活動や売上に悪影響を及ぼしてしまいます。
一度ついてしまったブランドイメージを回復させるのは難しいものです。
誹謗中傷・風評被害を解決する方法
では、これらの誹謗中傷・風評被害を受けてしまった場合どのように対処すれば良いのでしょうか?先程ご紹介したようなサジェストや関連キーワード、ネガティブサイトによる被害は解決する事ができます。
ここではその解決方法をご紹介します。解決する方法は大きく分けて4つあります。
- 弁護士に相談する
- 誹謗中傷が書かれた媒体に削除を依頼する
- 誹謗中傷をした本人に削除を依頼する
- 専門の業者に相談する
それぞれを詳しく説明していきます。
弁護士に相談する
誹謗中傷の被害を解決する方法の1つに弁護士に相談する方法があります。この手段を取るべき時は明確で、法的措置を取りたい場合です。
相談にも費用がかかってしまいますが、もうすでに大きな被害が出ていて賠償金を請求したい場合は弁護士に相談しましょう。
誹謗中傷が書かれた媒体に削除を依頼する
誹謗中傷が書かれた媒体がTwitterであればTwitter、ブログサイトであればサイトの管理会社のように媒体を管理している会社に削除を依頼する事ができます。
媒体ごとに削除の対象になる基準が設けられていることが多く、削除できる可能性は高くはないのが現状です。
企業の風評被害対策を徹底解説!スピーディーで効果的な解決方法とは?
誹謗中傷をした本人に削除を依頼する
誹謗中傷を載せた本人に削除を依頼する方法もあります。削除に応じてもらえればすぐに記事は消えますが、そうでない場合やトラブルが発生することも考えられます。
専門の業者に相談する
最後にご紹介するのは専門の業者に相談するという方法です。ここまでにご紹介してきたような誹謗中傷への対策を専門とする業者があります。「法的措置を取らず被害状況を改善したい」、「なるべく費用を抑えて解決したい」という方におすすめの方法です。
この方法に関してはこの後詳しくご紹介します。
専門の業者で誹謗中傷・風評被害を解決する方法
先程ご紹介した専門の業者に相談するという方法について、業者に頼むと実際にどのような事ができるのかを詳しく説明していきます。
サジェスト・関連キーワードを清浄化
サジェストの清浄化と関連キーワードの清浄化をここではまとめてご説明します。
ここでは一緒に説明していきますが、サジェストの清浄化と関連キーワードの清浄化は別の施策になりますので、分けて認識しておいてください。料金形態等が変わってきます。
専門の業者に頼むことで汚染されたサジェストや関連キーワードを沈静化することができます。
サジェスト・関連キーワード対策の良い点・悪い点
【良い点】
すぐに効果が出やすい
サジェスト対策は早ければ即日、平均しても1周間以内に表示される為、即効性に非常に優れた対策です。
プラスの効果を発揮する
サジェスト対策をしてネガティブなキーワードが無くなることで、正しい情報が載った記事やサイトへのアクセスを増やす事ができます。結果的に自社のサイトへの流入を増やすなど、被害をなくすだけでなくプラスの効果も期待できます。
【悪い点】
プラスの効果を測定する事が難しい
サジェスト対策を行いネガティブワードを減らしたことで、どれだけ自社サイトへの流入が増えたかなどのプラスの効果を数値で測定することはできません。数値のデータが欲しい場合、対策を行う前に自分でデータを取っておく必要があります。
サジェスト対策についてもっと詳しく知りたいという方は、より詳しくまとめた記事があります。こちらも合わせて読んでみてください。
ネガティブサイトに対する逆SEO対策
逆SEOというネガティブサイトに対する解決策をご存知でしょうか?
この施策を行うことによって誹謗中傷の書かれた記事の露出を抑えることができます。まずは逆SEOとはどのような対策なのかを確認しましょう。
では具体的にどのようにして誹謗中傷記事の検索順位を下げるのでしょうか。
仕組みは以下の通りです。
googleなどの検索エンジンはいくつものルールによって検索結果に表示する記事の順番を決めています。そのルールを遵守した記事や投稿を書くことによって、検索エンジンに質の良い記事と判断され、検索した時に上位に表示されるようになります。
上の図のように自社のサイトや対策を請け負う業者のメディアなどで企業に関する正しい情報を載せた質の高い記事を書きます。
そうすることでWeb上に質の高い記事が増え、その記事が検索結果の上位を取るので、ネガティブサイトの記事の順位が相対的に下がり目立たなくなります。
逆SEO対策の良い点・悪い点
【良い点】
周りにバレずに対策ができる
ネガティブ記事の投稿者に削除を頼むわけではないので、外部にバレることなく対策ができます。
ブランディングにも役立つ
自社サイト等のメディアの検索順位を上げることになるので、集客におけるマーケティングやブランディングにプラスの効果を発揮します。
【悪い点】
誹謗中傷の記事やクチコミ等を根本的に削除できない
逆SEOの施策はネガティブサイトの記事を相対的に目立たなくさせる施策なので、記事自体を削除するものではありません。
時間がかかる
サジェスト対策などに比べると成果が出るまでに時間がかかります。
逆SEOの対策にかかる費用などについても詳しく書いた記事があります。こちらもぜひ読んでください。
逆SEOっていくらかかるの?気になる費用相場や実際の対策方法を紹介
BLITZMarketingの誹謗中傷・風評被害対策
ここまでサジェストや関連キーワード、ネガティブサイトによる誹謗中傷・風評被害についてご紹介してきましたが、弊社BLITZMarketingでもこのような被害の対策を行っています。
BLITZMarketingで解決できること
- ネガティブサイト対策
- サジェスト・関連キーワードの削除
- オウンドメディア制作
- Google Maps等の口コミ対策
弊社ではこれらに関するご相談を受けております。
解決までの流れ
- フォームまたは電話で申し込み
- オンラインで30分程度のヒアリング
- 対策開始
誹謗中傷にお困りの方、まずは無料相談を受けてみてください。
そしてBLITZMarketingについてもっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。
お客さまの声
ここではこれまでに弊社で誹謗中傷を解決したお客様の声をご紹介します。
【まとめ】誹謗中傷・風評被害の解決に向けてまずはプロに相談
ここまでサジェストや関連キーワードの汚染、ネガティブサイトによる誹謗中傷・風評被害についてご紹介してきました。
インターネットの情報は見た人にとって企業やお店の全てを映したものとして捉えられてしまいがちです。そしてそれはその人にとって大きな判断材料になります。
誹謗中傷・風評被害によって与えてしまうネガティブな印象は、あなたの企業やお店と巡り合うはずだった多くの人を簡単に遠ざけてしまいます。
様々なリスクをもたらす誹謗中傷・風評被害ですが、ご紹介したように解決する手段はあります。誹謗中傷・風評被害等で何か気になることがありましたら、まずは弊社にお気軽にご雑談ください。
投稿者プロフィール
- 誹謗中傷対策とWebマーケティングに精通した専門家です。デジタルリスク対策の実績を持ち、これまでに1,000社を超えるクライアントのWebブランディング課題を解決してきました。豊富な経験と専門知識を活かし、クライアントのビジネス成功に貢献しています。
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