gooブログは、gooが提供しているインターネット上の総合ポータルサイトです。初心者でも簡単に記事作成をすることが出来るエディタや写真加工機能が充実しているため、多くの人から愛されているのですが、中には第三者を誹謗中傷するような悪質な記事を投稿する人もいます。
悪質なブログ記事を投稿されてしまっては、会社や自分の評判・売上に影響を及ぼしてしまう危険性があるため「gooブログの記事を削除したい」と考えている人も多いのではないでしょうか?
そのような方の為に、この記事ではgooブログのブログ記事削除方法や削除してもらえる可能性が高い記事の具体例についてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
目次
gooブログには削除できるブログ記事と削除できないブログ記事がある
gooブログには、削除することができるブログ記事と削除することが出来ないブログ記事が存在します。いきなり削除申請を出すのではなく、まずは「本当に削除できるブログ記事なのかどうか」を確認するようにしましょう。それでは、以下の利用規約をご覧ください。
gooブログサービス利用規約のいずれかに違反しているブログ記事であれば、gooブログは記事の削除に応じてくれると考えられます。特に「どの部分の規約に違反しているのか」というところが、削除依頼を出す上で必要になってきますので、必ず確認しておきましょう。
削除することが出来るブログ記事の具体例
ここでは、gooブログで削除することが出来るブログ記事の具体例を紹介していきます。
公序良俗に反する内容が書かれた記事
以下のようなブログ記事は、削除に応じてもらえる可能性が高いと考えられます。
具体例
- わいせつなイメージ・表現が掲載されている記事。
- 暴力やグロテスクなイメージ・表現が掲載されている記事。
- 違法薬物の使用を美化・誘発するような内容が掲載されている記事。
- 猥褻な行為を目的とした出会い系サイトに誘導する情報やリンクを掲載している記事。
- その他、社会通念上公序良俗に反すると解釈される、またはその恐れがある表現がされている記事
上記のように、公序良俗に反した内容が掲載されているブログ記事であれば、gooブログの利用規約「公序良俗に反する行為」に当てはまる可能性が高いと言えます。
犯罪行為を助長・実行を暗示させるような内容が書かれた記事
以下のようなブログ記事は、削除に応じてもらえる可能性が高いと考えられます。
具体例
- 「○○社はブラック企業なので、来週燃やしに行きましょう」という内容の記事。
- 「○○学校の○○さんを、来月誘拐する予定なので協力してくれる人を募集」という内容の記事。
- 「精神的に楽になる薬を、〇g○○円で販売している」という内容の記事。
- 「いじめっ子を倒しに行きたい人募集」という内容の記事。
- 「○○レストランの食品にわざと虫を入れて、定員に申告すれば無料でご飯を食べることが出来る」という内容の記事。
上記のように、犯罪行為を助長・実行を暗示させるような内容が書かれたブログ記事であれば、gooブログの利用規約「犯罪的行為を助長し、又はその実行を暗示する行為」に当てはまる可能性が高いと言えます。
第三者を誹謗中傷・侮辱する内容が書かれた記事
以下のようなブログ記事は、削除に応じてもらえる可能性が高いと考えられます。
具体例
- 「○○工業はぼったくり会社だ」という内容の記事。
- 「○○さんは、出張という嘘をついて不倫をしている」という内容の記事。
- 「○○会社に入社した新卒者全員アホ」という内容の記事。
- 「○○さんの収入減は、○○詐欺」という内容の記事。
- 「○○さんと○○さんって自分がバカって言うことに気づいていない」という内容の記事。
上記のように、第三者を誹謗中傷・侮辱する内容が書かれたブログ記事であれば、gooブログの利用規約「他の会員又は第三者に対する誹謗中傷、脅迫、嫌がらせを行う行為」に当てはまる可能性が高いと言えます。
gooブログの悪質なブログ記事の削除方法と削除手順
ここでは、gooブログの悪質な記事の削除方法と、具体的な削除手順について説明していきます。
① お問い合わせフォームのページまで飛ぶ
まずは「gooブログ」にアクセスして、一番下の「ヘルプ」と言う項目をクリックします。ヘルプと言う項目をクリックして、さらに下の方にスクロールしていきますと「一般的なお問い合わせ」という項目がありますので、そちらをクリックします。
「一般的なお問い合わせ」をクリックすると、各サービスに関するお問い合わせというページに飛びますので、は行の「ブログ」という項目をクリックするとお問い合わせフォームに飛びます。
出典:gooブログサービス選択
② 必要事項を記載して送信する
最後はお問い合わせフォームから、サービス名やお問い合わせ種別などの必要事項を記入して送信を行えば削除依頼完了です。しかし、「お問い合わせ内容」という項目は、なるべく具体的に記載しましょう。具体的に記載しなければ、削除に応じてもらえない可能性の方が高いので、以下の例文を参考にしてみてください。
削除依頼例文
お世話になります。株式会社○○ ○○部の○○と申します。今回は、以下ブログ記事の削除をお願いしたく、ご連絡させていただきました。
- ブログ名・タイトル
- 問題がある個所の文章を貼り付ける
- 該当するブログ記事のURLを貼り付ける
上記のブログ記事には「株式会社○○ ○○部の部長は、セクハラが多い」という記述がありますが、弊社でそのような事実は確認されておりません。こちらのブログ記事は、gooブログのサービス利用規約第11条「他の会員又は第三者の財産、信用、名誉、プライバシー、肖像権、パブリシティ権を侵害する行為」に当たります。
該当するブログ記事は、株式会社○○および○○部長の信用を著しく落とす内容であると同時に、弊社の経営に悪影響を及ぼす恐れがありますので、早急に削除対応をお願い致します。
削除依頼文を作成する場合は、必ず以下の内容を盛り込むようにしましょう。
- どのブログが該当しているのか?
- ブログ記事のどの部分が該当しているのか?
- gooブログの利用規約のどこに違反しているのか?
削除依頼に応じてもらえない場合の対策方法
削除依頼を出したにも関わらず、削除依頼に応じてもらえない場合は以下3つの対策方法を検討してみましょう。
対策方法
- 弁護士から削除依頼を出してもらう
- 送信防止措置依頼書を提出する
- 仮処分手続きを利用する
特に「一刻も早く該当するブログ記事を削除したい」という人は、仮処分手続きがおすすめです。仮処分手続きとは、正式な裁判を起こす前に、裁判に勝訴した場合と同じ状態をあらかじめ確保しておく制度のことです。正式な裁判の場合は、裁判開始から終了まで3~12ヶ月かかりますが、仮処分手続きは1~2ヶ月で完了しますので、最短1ヵ月で記事の削除に成功することもあります。
gooブログの悪質なブログ記事削除方法まとめ
この記事では、削除することができるブログ記事の具体例やgooブログに掲載されている悪質なブログ記事の削除方法などについて、具体的にまとめてみました。もう一度おさらいすると、gooブログの悪質なブログ記事の削除方法は以下の通りです。
まとめ
- gooブログのお問い合わせフォームから削除依頼を出す
削除に応じてもらえない場合は、法的な手段を使ってブログ記事を削除する方法もありますので、一度弁護士に相談してみましょう。
投稿者プロフィール
- 誹謗中傷対策とWebマーケティングに精通した専門家です。デジタルリスク対策の実績を持ち、これまでに1,000社を超えるクライアントのWebブランディング課題を解決してきました。豊富な経験と専門知識を活かし、クライアントのビジネス成功に貢献しています。
最新の投稿
\ かんたん30秒で無料相談 /
お問い合わせはこちら