Twitter(現X)の運用において、一度アカウントを開設した以上は発信を続ける必要がありますが、社内のリソースだけでは対応しきれないことも多いです。
そんなとき「外部に委託したいけど、SNS運用代行会社に依頼するほどではない」と思っている企業も少なくないのではないでしょうか?
この記事では、Twitter運用代行を個人に依頼したい企業向けに、委託して運用する際の注意点を解説します。
運用代行を依頼できる個人を探せるプラットフォームについても説明しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
Twitterの運用代行を依頼できる個人とは?【X対応】
Twitterの運用代行を依頼できる個人は、大きく分けて4タイプです。
- 副業・在宅ワークの人
- フリーランス
- インフルエンサー
- SNS運用代行会社の紹介
以下、順番に分かりやすく説明します。
タイプ① 副業・在宅ワークの人
本業のスキマ時間を活用し、副業・在宅ワークとしてTwitter運用代行を請け負っているタイプの人です。
Twitter運用代行そのものが初心者であることも多いので、自社のやり方を教えながら育てるつもりで依頼するべきでしょう。
最初はお試し期間ということもふまえて、費用相場はだいたい月額1万円以下となっています。
基本的には投稿・DM返信・アクション(いいね、フォロー等)が中心となるため、画像や動画はこちらで用意するパターンが多いです。
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Twitter運用で重視な数値とは?いいね・フォロワー等の数を伸ばす方法【X対応】
タイプ② フリーランス
さまざまな企業と業務委託契約を交わし、フリーランスとしてTwitter運用代行を請け負っているタイプの人です。
WEB業界では企業で経験と実績を積んだ後に独立、開業届を出して個人事業主になる人も少なくありません。
自社と同じ業種のTwitter運用経験をもった人を見つけることができれば、心強い味方となるはずです。
一般的な費用相場はだいたい月額2万円~10万円ですが、画像や動画の制作数などによって大きく異なってくるでしょう。
▼フリーランスの相場は、こちらをチェック!
SNS運用代行をフリーランスに依頼する場合の相場
タイプ③ インフルエンサー
フォロワーがたくさんいるインフルエンサーが、企業に依頼されてTwitter運用代行を請け負うこともあります。
一般の主婦やサラリーマンであることも多いため、スキマ時間でできる範囲で請け負ってくれる可能性が高いです。
消費者目線による情報がユーザーに受け入れられやすいインフルエンサーは、短期間でフォロワー増加を見込めるのが特徴。
相互コミュニケーションにも長けているので、フォロワーとのやり取りを重視した運用を目指したい場合にオススメです。
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インフルエンサーマーケティングとは?費用算出方法や相場も解説
タイプ④ SNS運用代行会社の紹介
SNS運用代行会社によっては、Twitter運用代行を依頼できる人材を紹介してくれるところもあります。
クライアントに代わって企業アカウントを運用するサービスを提供している業者は、さまざまな分野にあわせた人材を確保しているのがポイント。
近年ではインバウンド需要にあわせて、外国語に特化した人材や海外スタッフが在籍している業者も増えています。
厳密には個人というよりも運用代行会社が仲介している形式になりますが、運用品質が保証されているので安心して依頼できるのが魅力です。
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SNS運用代行会社の費用相場や比較ポイント|おすすめ業者・企業も紹介
Twitter運用代行を個人に依頼する際の注意点【X対応】
次に、Twitter(現X)の運用代行を個人に依頼する際の注意点について解説します。
個人にTwitter運用代行を委託するとコストを抑えられるのが大きなメリットですが、その反面デメリットもあることを知っておくべきでしょう。
主な注意点は4つです。
- 作業内容が限定される
- 得意分野に偏りがある
- 情報漏洩のリスクがある
- 途中で契約終了になることも
一つずつ順番に説明するので、個人に依頼する前にしっかりと理解しておきましょう。
注意① 作業内容が限定される
Twitter運用代行を個人に依頼すると、運用代行会社と比べて作業内容が限定されることが多いです。
例えば、Twitterをはじめとしたネット上のビッグデータの収集や分析などが挙げられます。
個人に委託する場合は、「代わりに投稿・返信・アクションしてもらうこと」が前提。
企画や分析などは自社で行なうパターンが一般的なので、全てを任せられるわけではありません。
また、風評被害・誹謗中傷などが発生した場合の対処なども、個人だと難しいことも多いでしょう。
特にネット炎上に関してはリスク管理(リスクマネジメント)がとても重要なので、運用方針に相違がないように話し合っておくべきです。
注意② 得意分野に偏りがある
Twitter運用代行を個人に依頼する場合は、得意分野に偏りがあることも多いため、対応可能な範囲を事前に必ず確認しておきましょう。
運用代行会社では文章・画像・動画などの各分野のプロが制作を担当するので、コンテンツは一定の品質を保ち、ある程度の運用成果も保障されます。
しかし個人に委託するとそれらの品質を担保できないので、任せきりにしてしまうとTwitterの運用も安定しない可能性が高いです。
また、文章・画像・動画の全てを制作できる人だからといって、必ずしも自社の業界やターゲット層に精通しているとは限りません。
過去のTwitter運用実績やジャンルなどを確認して、自社のニーズと合致するかどうかを見極めることが重要です。
もし特定の業界知識・専門的な知識が必要であれば、分かりやすいコンテンツを制作するためにも、その分野に強みを持つ個人を探す必要があるでしょう。
注意③ 情報漏洩のリスクがある
Twitter運用代行を個人に依頼する際は、企業アカウントのID・パスワードをはじめとした重要な情報を共有するため、情報漏洩のリスクがあります。
運用代行会社であればセキュリティ対策が施された環境で管理してもらうことができますが、個人の場合は難しい場合も多いでしょう。
したがって、秘密保持契約(NDA)を締結することはもちろん、その人が信頼できるかどうかを慎重に審査しなければいけません。
また、万が一トラブルが発生した場合の責任範囲や対応についても、明確に定めておく必要があります。
会社の公式アカウントを外部の人間に任せることを軽く考えていると、後々大きなトラブルに発展する可能性が高いです。
リスク管理の観点からも、安易に委託するのではなく、まずは万全な対策を講じてから個人に依頼するようにしましょう。
注意④ 途中で契約終了になることも
個人にTwitter運用代行を依頼する場合、途中で契約が終了してしまう恐れもあります。
なぜなら個人の場合は、体調不良や急な事情、あるいは他の仕事との兼ね合いなど、予期せぬ事態によって継続的な運用が難しくなる可能性があるためです。
そのため契約を結ぶ際は、契約期間や途中解約に関する条項を明記しておくことが重要。
更に、万が一の事態に備えて代替案についても話し合っておくことが望ましいでしょう。
Twitter運用代行を依頼可能な個人の探し方【X対応】
Twitter(現X)運用代行を依頼できる個人を探すときは、クラウドソーシングサイトのプラットフォームを活用することで、スキルや実績を持つ人材を見つけやすくなります。
クラウドソーシングとは、企業がインターネット上で不特定多数に業務を発注する業務形態のこと。
クラウドソーシングサイトでは、企業が仕事を掲載して求人を募集したり、登録者に直接仕事を依頼したりすることが可能です。
ここでは代表的なプラットフォームを3つ紹介するので、使いやすいところを選んでみてください。
プラットフォーム① クラウドワークス
「クラウドワークス」は、企業と個人をつなぐオンライン人材マッチングを目的としたプラットフォームです。
独自の認定基準で3ヵ月ごとに審査される「プロクラウドワーカー制度」によって、クラウドワークスでは仕事能力の高いプロフェッショナルワーカーを探せるのが特徴。
クラウドワーカー検索機能や音信不通時のサポートなど、クライアント(発注者)向けの支援も充実しています。
また、原則としてクライアントには利用料や発注料などがなく、ワーカー(受注者)に支払う契約金額のみが発生する仕組みとなっているのが大きな魅力。
ワーカーの報酬からシステム利用料が支払われるため、納品まで責任を持って仕事を遂行してくれる人が多いといえるでしょう。
クラウドワークスでの探し方
「クラウドワーカーを探す」から、「ワーカーの職種で探す」「依頼したい仕事カテゴリで探す」のいずれかでワーカーを検索することができます。
どちらもプロフィール(年齢層・性別・スキルなど)をはじめ、受注実績・評価・稼働状況など、細かい条件で検索が可能。
直接相談できる機能も備わっているため、契約後のミスマッチを防げるのもポイントとなっています。
プラットフォーム② ランサーズ
「ランサーズ」は、日本初のクラウドソーシングサービスを提供しているプラットフォームです。
クラウドソーシングのパイオニアであるランサーズでは、24時間365日体制のサポートにより、発注に関して専任アドバイザーにいつでも完全無料で相談できるのが特徴。
クライアント(発注者)が仕事を依頼するのも無料で、費用が発生するのは仕事が完了した場合のみ。キャンセルになった場合は、速やかに返金されるので安心です。
また、クライアント向けに適した機能を有するアカウントにアップグレードできるプランも用意されているのが魅力の一つ。
精度の高い検索や充実した管理機能を利用したい方は、ぜひ有料プランも検討してみて下さい。
【プラン料金】
Basic:0円(1ユーザー/月)
Plus:5,000円(1ユーザー/月)
Enterprise Entry:30,000円(1法人/月)
Enterprise:要問い合わせ
ランサーズでの探し方
「フリーランスを探す」から、職種や実績、プロフィールなどで登録者を検索することができます。
ランサーズでは総合評価を表す4種類のランクがあり、「認定ランサー」「シルバー」「ブロンズ」「レギュラー」で登録者を絞って検索することも可能。
誰に依頼したら良いかわからないという時に探しやすいため、悩んだら認定ランサーから検索してみるのがオススメです。
プラットフォーム③ ココナラ
「ココナラ」は、「知識・スキル・経験」といった得意を売り買いできるスキルマーケットのプラットフォームです。
もともとは知識やスキルなどをワンコインで売買できるマーケットプレイスとして始まったサービスですが、現在は法人向け機能が充実していて、仕事を依頼しやすい環境となっているのが特徴。
見積書・発注書・納品書・請求書・領収書の発行や請求書払いでの購入、源泉徴収対象取引における徴収税額の自動計算など、事務処理も簡単に行なうことができます。
また、チームでの管理機能やプロジェクトごとの案件管理も可能なので、ビジネス利用でも充分な機能を備えているといえるでしょう。
ココナラでの探し方
「プロ人材を探す」から、職種や資格・検定などの登録情報で検索することができます。
認証状況では「本人確認」「機密保持契約(NDA)」「インボイス発行事業者」に当てはまる人を探せるのもポイント。
インターフェイスが分かりやすいので操作が簡単。レイアウト・デザインもシンプルで登録者を比較しやすいので、外注が初めての方にもオススメです。
Twitter運用の炎上予防なら「AI投稿チェッカー」
誹謗中傷・風評被害対策のプロフェッショナルである「BLITZ Marketing(ブリッツマーケティング)」では、SNS炎上を予防する「AI投稿チェッカー」を提供しています。
AI投稿チェッカーでは、SNSに投稿する前の文章を最新AIがチェックして、炎上しそうな内容を教えてくれるのが特徴。
もし危うい言葉があれば安全な表現を提案してくれるので、不適切な投稿による炎上を未然に防ぐことできます。
また、このAI投稿チェッカーは「学習チューニングモデル」を採用していて、各企業や業界の特性に合わせてAIをカスタマイズできるのがポイント。
特定の業界に固有のリスクやトレンドを事前に把握して、最適なリスク管理を実現します。
Twitterの運用に不安がある方は、ぜひこのツールでチェックしてみてはいかがでしょうか?
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【まとめ】Twitter運用代行を個人に依頼する時は探し方が重要
Twitter(現X)の運用を個人に依頼する時は、まずスキルや実績を把握したうえで、信頼できる人物であるかどうかを審査しなければいけません。
そのため、クラウドソーシングサービスを提供しているプラットフォームで探す方法がオススメです。
クラウドワークスやランサーズでは、副業をしている人からフリーランスまでたくさんの人登録しているので、ぜひ自社に合った人材を見つけてみてください。
投稿者プロフィール

- 誹謗中傷対策とWebマーケティングに精通した専門家です。デジタルリスク対策の実績を持ち、これまでに1,000社を超えるクライアントのWebブランディング課題を解決してきました。豊富な経験と専門知識を活かし、クライアントのビジネス成功に貢献しています。
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