誹謗中傷対策

ネットで誹謗中傷してくる人の心理とは?対処方法も徹底解説!

「ムカつくから、嫌いだから」と誹謗中傷してくる理由は様々です。中には、誹謗中傷するためだけのSNSアカウントを作っている人もいます。そこで気になるのは「インターネット上で誹謗中傷している人たちはどのような心理状況なのだろうか?」ということだと思います。

そのような疑問を抱えている方々のために、この記事ではインターネット上で誹謗中傷している人たちの心理状況について具体的にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

インターネット上で誹謗中傷してくる人たちの心理状況とは

ここでは、インターネット上で誹謗中傷してくる人たちの心理状況について、具体的に説明していきます。

嫉妬している

人間だれしも「こうなりたい、あのようになりたい」と思って生きています。例えば、「お金持ちになってみたい」と思ったことがあるという人は多いはずです。

もちろん、人の何倍も努力をして事業を成功させ、実際にお金持ちになっている人も一定数いますが、ほとんどの人は残念ながらお金持ちにはなれていないと思います。

その中、実際にお金持ちの人を見ると「いいな、凄いな」と思う反面、「なんでこんなやつがお金持ちなんだよ」という気持ちを持つ人もいます。

1回目は我慢できたとしても、何度もお金持ちの人を見ていると「くそ!なんでこんなやつらばっかりお金持ちなんだ!」というような嫉妬心が抑えられなくなってしまい、誹謗中傷してしまう人もいます。

自分を正当化しようとしている

人間誰しも「自分が誰かよりも劣っている」とは認めたくないはずです。その思いが強すぎるがあまり、誹謗中傷することで「自分は劣っていない、大丈夫だ」と自分を擁護している人たちも多く存在します。

例えば、以下のような投稿があったとします。

お金が全てではないと言うけれど、結局お金は必要。お金よりも大切なものがあるというのは、お金がない人たちの言い訳に過ぎない。

収入が低いということに対して劣等感を抱いている人が、上記のような投稿を見た場合、おそらく「いいや!絶対にお金よりも大切なものがある!こいつは金の亡者だ!」という批判をするはずです。

もちろん、お金の重要さも理解できますし、お金よりも大切なものがあるというのも理解することが出来ます。しかし、わざわざ上記の投稿に誹謗中傷する必要はありません。

なぜ、上記の投稿に誹謗中傷する人がいるのかというと「収入が低いのは悪くない!自分は間違っていないから大丈夫だ」と思い込みたいだけなのです。

また、上記の例に似たようなお話として「イソップ童話」というお話があります。イソップ童話には、木に育っているブドウを食べようとするキツネが登場するのですが、何度頑張ってもキツネはブドウを取ることが出来ません。

ブドウを取ることが出来なかったキツネは「あのブドウは絶対に美味しくない!だから取る必要なんてない!」と言い、ブドウを取るのを諦めてしまいます。このように、「自分は間違っていないんだ」という気持ちから、誹謗中傷が生まれてしまうこともあります。

自分の能力やスキルを示したいと思っている

いいね稼ぎやインスタ映えなど、一時期「承認欲求」という言葉が流行りました。

承認欲求とは?

承認欲求とは、他者から認められたい、自分という存在を理解してほしいという欲求のこと。「尊敬・自尊の欲求」と呼ばれることもある。

この承認欲求の満たし方は様々ですが、その中の一つとして自分のスキルや能力などをネット上のユーザーに示して、承認欲求を満たしている人もいます。

インターネット上で誹謗中傷して、承認欲求を満たしている人は「必ず反論をぶつける」という特徴があります。この反論に対しても共感する人が多いので、それで「自分は賢い!やはり優れているんだ!」という優越感を得ているのです。

ストレスを発散しようとしている

人間の行動には、何かしらの動機があります。例えば「りんごを食べる」という行動をした場合は、「お腹を満たしたいから」という動機があると思います。そのように、誹謗中傷する人たちも何かしらの動機があるので誹謗中傷しているのだと考えられます。

様々な動機があると思いますが、その中の一つとして「ストレス発散をしたい」という動機が考えられます。

SNSで誹謗中傷してストレスを発散している人たちは、相手の反応を楽しんでいる人が多いので注意が必要です。例えば、誰かに「おい!バカ!」と誹謗中傷するとほとんどの人は「なんだ?」と反応すると思いますが、SNSで誹謗中傷してストレス発散をしている人達は、この反応を楽しんでいます。

「誹謗中傷するとムキになって返信してくる」という状況を楽しんでいる人が多いので、もしもあなたが誹謗中傷された場合はブロックして無視するようにしましょう。

みんながしているから自分も誹謗中傷していいと思っている

世の中には決断力がある人もいますが、決断力が優れていない人もいます。決断力が優れていない人は、どちらかというと周りの空気に流されやすい人が多いと言えます。

このタイプの人は、基本的に「誹謗中傷は悪いことだ」と認識している人が多い傾向にあります。そのような人がなぜ誹謗中傷してしまうのかというと、「集団心理」というものが関係してきます。

集団心理とは?

集団心理とは、集団になると思考停止状況になってしまい、周りと同じような考え・行動をしてしまう心理状況のこと。

つまり、誹謗中傷はダメなことだと理解しているものの、多くの人が誹謗中傷しているのを見ると「みんな誹謗中傷しているし、自分も少しぐらいいいだろう」という考えになってしまい、誹謗中傷してしまうのです。

特に日本人は、周りに流されやすい人が多いという特徴あるので、日本人によく見られる心理状況とも言えます。

誹謗中傷された場合の対処方法は「過剰に反応しない」こと

インターネット上で誹謗中傷している人は、ある意味他人の上げ足を取るプロです。こちらがAというとBと返してきますし、Cと言えばEと返してきますので、過剰に反応し過ぎないというのも対処方法の一つです。

先ほど説明しましたが、インターネット上で誹謗中傷してくる人の中には、相手が困っている、怒っているという反応を楽しんでいる人もいます。

そのような人達は、自分の誹謗中傷に反応してもらえると喜んでいるので、無視し続けていると「この人は反応してこないからつまらない」というふうに勝手に離れていってくれる場合があります。

誹謗中傷の内容によっては、「ムカつく、それは誤解だ」と思うこともあるかと思いますが、反論し続けていると止まらないので、ここはグッとこらえて無視するようにしましょう。

インターネット上で誹謗中傷してくる人たちの心理まとめ

この記事では、インターネット上で誹謗中傷してくる人たちの心理について具体的にまとめました。もう一度おさらいすると、インターネット上で誹謗中傷してくる人たちは、以下のような心理状況であることが多いと考えられます。

インターネット上で誹謗中傷してくる人たちの心理まとめ

  • 嫉妬している
  • 自分を正当化しようとしている
  • 自分の能力やスキル見せつけ、承認欲求を満たしたいと思っている
  • 誹謗中傷してストレスを発散しようとしている
  • みんなが誹謗中傷しているから自分もしていいと思っている

正直、インターネット上での誹謗中傷を完全に止めるというのは不可能です。しかし、誹謗中傷の被害を減らすことは出来ます。反論し続けていると、誹謗中傷がエスカレートして行くことがあるので、誹謗中傷には過剰に反応しないようにしましょう。

投稿者プロフィール

デジタルリスク施策部
デジタルリスク施策部
誹謗中傷対策とWebマーケティングに精通した専門家です。デジタルリスク対策の実績を持ち、これまでに1,000社を超えるクライアントのWebブランディング課題を解決してきました。豊富な経験と専門知識を活かし、クライアントのビジネス成功に貢献しています。
 

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