Webサイトのドメイン名やドメインステータスなど、様々な情報を調べることが出来るWhois検索。Whois検索を活用することで、相手のドメインを簡単に特定することができます。
しかし、「Whois検索を使えばドメインを特定することが出来る」と言われても、そのやり方が分からないという人も多いかと思います。
そのような方のために、この記事ではWhois検索でドメインを特定するやり方について具体的にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
whois検索でドメインを特定する方法と手順
ここでは、Whois検索でドメインを特定する方法とその手順について具体的に説明していきます。
JPRS Who isとANSI Whois Gatewayを使ってドメインを特定していこう
whois検索で検索するドメインは、ドメインごとに管理会社が異なってきます。
例えば「○○.jp」というドメインであれば「JPRS」という機関がドメインを管理していて、「○○.com」や「○○.net」というようなドメインは「VeriSign」という機関がドメインを管理しています。
一般的にドメインを公開するというのは合法とされているので、ドメインを特定したい場合は、特定したいドメインを管理している検索サイトで調べるようにしましょう。
基本的には、以下2つのサイトを利用すれば、ほとんどのドメインを特定することが出来ます。
おすすめしたいwhois検索
正式名称は、日本レジストリサービスといい、日本に存在する「.jp」のドメインの登録と管理をしている企業です。「.jp」のドメインであれば、ほぼ確実に特定することが出来ます。
「.com」や「.org」などを初め、全部で34個のドメインを検索することが出来るwhois検索です。
基本的な操作はどちらも同じですが、様々な規定や細かい使い方に関しては多少異なる部分があります。
相手のドメインを検索して特定するというのは合法ではありますが、相手方の個人情報ですので丁寧に扱うように心がけましょう。
3つの手順に沿って進めていけば相手のドメインを特定することが出来る
ここでは、Whois検索を使って相手のドメインを特定していくやり方について具体的に説明していきます。
今回はANSI Whois Gatewayを使ってドメインを特定していくやり方を説明していきますが、JPRS Who isの方で基本的な操作は同じですので、ぜひ参考にしてみてください。
それではまず、ANSI Whois Gatewayのホームページにアクセスしてください。ホームページにアクセスすると、以下のようなページが開くので、特定したいドメインにチェックを入れて、「ドメイン名、IPアドレス、またはAS番号を入力」という白い欄にいずれかを記載しましょう。
白い欄に「ドメイン名、IPアドレス、AS番号」のいずれかを記入した場合は、右下にある利用規約を確認して同意出来るのであれば「検索」という項目をクリックしてください。
「検索」という項目をクリックすると以下のような検索結果になります。
検索結果が表示された場合は、下の方にスクロールして「Domain Name」という個所を探してください。「Domain Name」の右横に記載されているのが、相手のドメイン名です。
whois検索の検索結果の見方
whois検索で検索してみたものの、すべて英語表記なので「良く分からない」という人も多いと思います。そのような方のために、ここではWhois検索の検索結果の見方について具体的に説明していきます。
Whois検索で検索をすると、色々な情報が表示されますが基本的には以下の画像のように「Registry・Registrar・Registrant」という情報が集まっている個所を確認すると、ある程度の情報を得ることが出来ます。
各項目の見方
※レジストリとは、ドメインを管理している会社のこと
※レジストラとは、ドメイン名を登録する事業者のこと
- Domain Name→ ドメイン名
- Registry Domain ID→ レジストリドメインID
- Registrar WHOIS Server→ レジストラーWhoisサーバー
- Registrar URL→ レジストラURL
- Updated Date→ 更新日
- Creation Date→ 作成日
- Registrar Registration Expiration Date→ レジストラ登録の有効期限
- Registrar→ レジストラ
- Registrar IANA ID→ レジストラID
- Registrar Abuse Contact Email→ レジストラの連絡先メールアドレス
- Registrar Abuse Contact Phone→ レジストラの連絡先電話番号
- Domain Status→ ドメインのステータス
- Registry Registrant ID→ レジストリ登録者ID
- Registrant Name→ 登録者名
- Registrant Organization→ 登録組織
- Registrant Street→ 登録者の住所1
- Registrant Street→ 登録者の住所2
- Registrant City→ 登録者の都市
- Registrant State/Province→ 登録者の都道府県
- Registrant Postal Code→ 登録者の郵便番号
- Registrant Country→ 登録した国
- Registrant Phone→ 登録者の電話番号
- Registrant Phone Ext→登録者の内線番号
- Registrant Fax→登録者のFAX
- Registrant Fax Ext→登録者のFAX内線
- Registrant Email→ 登録者のメールアドレス
- Registry Admin ID→ レジストリ管理者ID
もう少し下にスクロールしていくと「Admin」という情報がありますが、「Admin」は「管理者」という意味を持っています。
そのため、例えば「Admin Street」であれば「管理者の住所」という意味になりますし、「Admin Phone」であれば「管理者の電話番号」という意味になります。
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Whois検索でドメインを特定するやり方まとめ
この記事では、Whois検索で相手のドメインを特定するやり方について具体的にまとめました。もう一度おさらいすると、Whois検索で相手のドメインを特定するやり方は以下の通りです。
Whois検索でドメインを特定するやり方まとめ
- 「.jp」のドメインを特定したい場合はJPRS Who isにアクセスして、「.jp」以外のドメインを特定したい場合はANSI Whois Gatewayにアクセスする
- 特定したいドメインにチェックを入れる(ANSI Whois Gatewayを利用した場合のみ)
- 検索窓口に「ドメイン名、IPアドレス、AS番号」などを記載する
- 各サイトの利用規約を読む
- 利用規約に同意出来るのであれば、「検索」という項目をクリックする
- 「Domain Name」という個所を探す
- 相手のドメインの特定成功
比較的簡単に相手のドメインを特定することが出来ますが、ドメインは相手の個人情報です。言い換えれば相手の秘密情報でもあるので、ドメインを特定した際は慎重に扱うようにしましょう。
投稿者プロフィール
- 誹謗中傷対策とWebマーケティングに精通した専門家です。デジタルリスク対策の実績を持ち、これまでに1,000社を超えるクライアントのWebブランディング課題を解決してきました。豊富な経験と専門知識を活かし、クライアントのビジネス成功に貢献しています。
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