アメブロは、サイバーエージェントが提供するレンタルブログサービスです。個人でも手軽にブログを作成できるため、人気を集めているのですが、そのメリットを逆手にとって、中には第三者を誹謗中傷するような悪質な記事を投稿する人もいます。
悪質なブログ記事を投稿されてしまっては、会社や自分の評判・売上に影響を及ぼしてしまう危険性があるため「アメブロの記事を削除したい」と考えている人も多いのではないでしょうか?
そのような方の為に、この記事ではアメブロのブログ記事削除方法や削除してもらえる可能性が高い記事の具体例についてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
目次
アメブロには削除できるブログ記事と削除できないブログ記事がある
アメブロには、削除することが出来る記事と削除することはできない記事が存在します。あなたが削除したいと思っている記事は、本当に削除できる記事なのかどうかを確認していきましょう。まずは、以下の利用規約をご覧ください。
出典:アメーバブログ利用規約
上記はアメーバブログの利用規約第13条(禁止事項)の一部を抜粋したものです。
禁止事項は、10種類以上の項目があるのですが、多くのブログ記事は上記の「他の会員や利用者、当社、その他第三者を中傷したり、名誉を傷つけたりするもの、権利を侵害するもの」に当てはまる可能性が高いと考えられます。他には、以下のような禁止事項も存在します。
禁止事項
- 殺害・虐待・自殺・自殺行為を肯定・勧誘あるいは助長する又はそのおそれのある内容。
- 社会通念上、不適切と解釈され、又はそのおそれのある表現・内容。
- 著しく性欲を興奮させたり、刺激したりする内容・動画・画像。(イラストや絵画等も含む)
- 違法薬物、火器・けん銃など違法武器、爆発物の製造、売買春に関する表現・内容。
- 相手に恐怖心を生じさせる目的で危害を加えることを通告する脅迫行為やストーカー行為。
上記のようなアメーバブログの利用規約に反するブログ記事であれば、削除に応じてもらえる可能性が高いと言えます。
削除することが出来るブログ記事の具体例
ここでは、削除に応じてもらえる可能性が高いと言えるブログ記事の具体例を説明していきます。
他人への誹謗中傷・嫌がらせに関する記事
以下のようなブログ記事は、削除に応じてもらえる可能性が高いと考えられます。
具体例
- 「Aさんはグレーな仕事で荒稼ぎしているらしい」という記事
- 「Bさんは目が離れすぎていて気持ち悪い」という記事
- 「Cさんは情報弱者を騙してお金を稼いでいる」という記事
- 「株式会社○○の、上司はいつもうるさい」という記事
- 「Eさんは、仕事をサボって不倫をしている」という記事
上記のような誹謗中傷・嫌がらせに関するブログ記事は、アメブロの利用規約「他の会員や利用者、当社、その他第三者について、誹謗中傷もしくは侮辱する、又は名誉や信用を傷つける行為、表現・内容」に当てはまる可能性が高いと言えます。
特定の人物を差別するような記事
以下のようなブログ記事は、削除に応じてもらえる可能性が高いと考えられます。
具体例
- 「株式会社○○には黒人しかいないため、危ない会社」という記事
- 「株式会社○○の○○部 部長は仕事が出来なさ過ぎて使えない」という記事
- 「今の職場にいる新卒の男子は、バカばっかり」という記事
- 「○○教を信仰している人たちはアホばっかり」という記事
- 「○○大学出身の人間は、性格が悪い人たちしかいない」という記事
上記のような特定の人物を差別するブログ記事は、アメブロの利用規約「人種、民族、性別、信条、社会的身分、居住地、身体的特徴、病歴、教育、財産等による差別につながる表現・内容」に当てはまる可能性が高いと言えます。
個人や会社のイメージや信用力を損なう記事
以下のようなブログ記事は、削除に応じてもらえる可能性が高いと考えられます。
具体例
- 「Aさんは、自分が試したこともない商品を宣伝している」という記事
- 「株式会社○○の上司は、男性だけに甘く、女性は昇進できない」という記事
- 「○○部の上司と仲良くなると、1年で必ず昇進できる」という記事
- 「株式会社○○は、偽物のブランドを平気で販売している」という記事
- 「○○保険会社は、購入者が損をする商品しか販売しない」という記事
上記のような会社や個人のイメージ・信用を損なう内容が書かれているブログ記事は、アメブロの利用規約「他の会員や利用者、当社、その他第三者について、誹謗中傷もしくは侮辱する、又は名誉や信用を傷つける行為、表現・内容」に当てはまる可能性が高いと言えます。
アメブロの悪質なブログ記事の削除方法と削除手順
ここでは、アメブロの悪質なブログ記事の削除方法と削除手順について、具体的に説明していきます。
削除方法① 投稿者へ削除依頼をする
1つ目の削除方法は「投稿者へ削除依頼を出す」ことです。投稿者へ直接削除依頼を出すためには、アメーバブログの会員にならなければいけないので、まずは無料でできる会員登録を行いましょう。
アメーバブログ会員登録手順
- アメログの公式サイトにアクセスする。
- メールアドレスやアメーバIDなど、必要事項を記入して仮登録メールを送信する
- アメブロ側から仮登録完了メールが届くため、URLをクリックして本登録を完了させる。
- 本登録完了メールが届きましたら、会員登録完了。
アメブロの無料会員になることが出来ましたら、メッセージ機能やコメント機能を活用して、記事の投稿者に直接削除依頼をしてみましょう。
しかし「削除してください」という依頼文だけでは、削除に応じてもらえない可能性が高いので以下のように、具体的に削除依頼文を作成してみましょう。
削除依頼例文
お世話になります。株式会社○○ ○○部の○○と申します。今回は、こちらのブログ記事の削除をお願いしたく、ご連絡させていただきました。
こちらの記事には「株式会社○○は、違法な労働環境で従業員をこき使っている」という記述がありますが、株式会社○○ではそのような事実は確認されておりません。
こちらの内容はアメブロの利用規約第13条1号の「他の会員や利用者、当社、その他第三者について、誹謗中傷もしくは侮辱する、又は名誉や信用を傷つける行為、表現・内容」に当たります。
こちらのブログ記事は、弊社の経営に悪影響を及ぼす可能性がありますので。早急にブログ記事の削除をお願い致します。
削除方法② お問い合わせフォームから削除依頼をする
2つ目の削除方法は「お問い合わせフォームから削除依頼を出す」ことです。
アメブロの「利用規約の違反報告」から削除依頼を出すのですが、先ほどの削除依頼文とは少し異なりますので、以下を参考にしてみてください。
削除依頼例文
お世話になります。株式会社○○ ○○部の○○と申します。今回は、以下のブログ記事の削除をお願いしたく、ご連絡させていただきました。
- ブログ名・タイトル
- 問題がある個所の文章を添付
- ブログ記事のURLを添付
上記のブログには「株式会社○○は、違法な労働環境で従業員をこき使っている」という記述がありますが、弊社でそのような事実は確認されておりません。
こちらのブログ記事はアメブロの利用規約第13条1号の「他の会員や利用者、当社、その他第三者について、誹謗中傷もしくは侮辱する、又は名誉や信用を傷つける行為、表現・内容」に当たります。
該当するブログ記事は、株式会社○○の信用を著しく落とす内容であると同時に、弊社の経営に悪影響を及ぼす恐れがありますので、早急に削除対応をお願い致します。
必ず「ブログ名・タイトル・URL」と「問題がある個所の文章」を添付して送信するようにしましょう。
アメブロの悪質なブログ記事削除方法まとめ
この記事では、削除することができるブログ記事の具体例やアメブロに掲載されている悪質なブログ記事の削除方法などについて、具体的にまとめてみました。もう一度おさらいすると、アメブロの悪質なブログ記事の削除方法は以下の通りです。
まとめ
- コメント機能やメッセージ機能を活用して、投稿者本人に削除依頼を出す。
- アメブロのお問い合わせフォームから削除依頼を出す。
投稿者プロフィール
- 誹謗中傷対策とWebマーケティングに精通した専門家です。デジタルリスク対策の実績を持ち、これまでに1,000社を超えるクライアントのWebブランディング課題を解決してきました。豊富な経験と専門知識を活かし、クライアントのビジネス成功に貢献しています。
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