誹謗中傷対策

クラウドワークスで誹謗中傷の案件を募集?仕事の安全性や注意点を解説

コロナウイルスの影響でリモートワークの必要性が増している昨今。多くの人がリモートワークで稼げる仕事を探しているのではないでしょうか?

今はひと昔前と違って、パソコン1台あれば十分にリモートワークで稼いでいくことができる時代です。時代の流れに沿って様々なサービスが誕生していますが、その中でも代表的なサービスが「クラウドワークス」です。クラウドワークスには様々な案件があり、誰でも仕事を受注できる仕組みを構築しています。

しかしそういった案件の中には、個人への誹謗中傷を促す仕事内容が含まれていたことも。こういった仕事は当然受注してはいけません。この記事ではこれからクラウドワークスで仕事をしたいと考えている人に向けて、現在のクラウドワークスの実情や仕事を受注する際の注意点などを解説していきます。

クラウドワークスとは

ネット上で仕事を受注して納品までを完結できるクラウドソーシング。その業界で代表的な存在が『クラウドワークス』です。仕事の案件は200万件を超え、多くの人が仕事のやり取りをサイト内で行っています。

学生や主婦でも利用できることから人気なことも理由の一つ。中には月に20万円以上を安定して稼ぎ、生活をしている人もいらっしゃいます。スキルがなくても打ち込みやアンケートなど、誰でもできる内容の仕事も豊富なので、お小遣い稼ぎから年間のプロジェクトまで幅広い目的で活用されているサイトです。

クラウドワークスで誹謗中傷の案件?

クラウドワークスは誰でも参加できることがメリットである一方、個人を誹謗中傷する案件まで募集されていたこともありました。利用者の中には悪用して、人を不幸にしてお金を稼ごうとする方々も一定するいらっしゃいます。その仕事はライティングの案件で、あるスポーツ選手に対しての誹謗中傷を依頼する内容でした。

スケートの羽生結弦選手が被害に

2019年3月、ツイッターである求人情報に関するツイートが物議を醸しました。スケート選手の羽生結弦選手に対する、誹謗中傷をする記事を書く仕事がクラウドワークス上で募集されていたのです。

その内容は、「羽生結弦選手の以下の選択肢で自由に書くこと」とし、見出しと本文に「キモすぎ」「嫌い」「ナルシスト」のいずれかを含むことを指示。募集主は複数のサイト運営者であり、芸能系に関する記事を募集していたようです。

主に著名人のゴシップやスキャンダルを中心にメディアを運営し、広告収入を得ることを目的に仕事を募集をしていました。他にも広瀬すずさんや松子・デラックスさんなど、多くの著名人に関する記事を中心にクラウドワークス上に依頼を掲載。

記事の内容は複数のウェブサイト内の文章をつないで作成したもので、書かれていることの正確性についても問題がありました。

クラウドワークスの対応は?

このような倫理観を欠いた案件があったことで、クラウドワークスは規約を変更しました。「プライバシー権、肖像権、名誉、信用その他他人の権利を侵害し、損害を与えるような仕事」を禁止しており、今回の措置はこれに基づいたもの。併せて、今後も同様の案件が掲載された場合には「即座に掲載を中断いたします」とのことです。

ネット上では「最低なバイト…」「ひどすぎる」など、様々な意見が出ていました。さらに羽生結弦で検索をすると100件以上の記事執筆依頼が見つかったようです。募集した人だけでなく応募する人の心理を疑うような案件が存在することは事実です。

この件を受けて、クラウドワークスではこのような案件を見つけた場合、仕事の詳細欄画面にある『この仕事を通報する』より呼びかけて欲しいと声明を出しております。以下がサイトでの詳細です。

個人の誹謗中傷に関する記事作成案件の掲載中断に関しまして

クラウドワークスの安全性について

クラウドワークス上で、誹謗中傷などの案件が募集されていることは、仕事を受注しようと考えている人にとって不安になる要素です。国内最大手の一つのクラウドソーシングサイトは、実際のところ安全性は高いのでしょうか。その実情を解説します。

クラウドワークスの会員数は200万人を超えている

クラウドワークスのサービスが開始されたのは2012年。現在に至るまで会員数は伸び、200万人以上が利用しているクラウドソーシングのサイトになりました。この数字は業界でもトップであることの証明です。超巨大なサービスとして国内でも1,2位を争います。2014年にはマザーズに上場をしているほど。設立して2年で急成長を果たした会社です。

現在フリーランスで働く人が増え続け、在宅で仕事をすることも多くになっているので、今後もさらに登録者が増え続けるでしょう。それに比例して仕事の数も増え続けると予想されます。また副業としても利用されることが多く、手軽に始められるところも利用者にとって大きなメリットです。

専用の掲示板が存在する

仕事内容など不安なところを質問できる「みんなのお仕事相談所」という掲示板を利用することもできます。このサービスは仕事を受注する際に、金銭に関してのことや、クライアントとのやりとりで分からないことやなどを相談することが可能です。すでに働かれている人は丁寧に質問に答えてくれるので、不安があるようでしたら質問をしてみましょう。

クラウドワークスで仕事を受注する際の注意点

クラウドワークスで仕事を受注する際に、多くの方がクライアントとのやりとりに不安を抱えていらっしゃるようです。要求がきつい、連絡がつかない、金額が安い、など事前に知っておくことで、トラブルのないやりとりが可能になります。気持ちよく働くために必要なことをまとめてみました。

そもそも契約をしない

まずは危険なクライアントと契約をしないことにつきます。トラブルの原因になる前に、事前に避ける術を知っておくとよいでしょう。不必要な低評価を付けられる前に、契約内容をしっかりと確認することが重要です。

・発注の実績が豊富(ほとんどない場合は危険だと考えたほうが無難です)

・報酬が出ない案件でテストをさせられる(ライティングに多いので注意が必要になります)

・評価が著しく低い(☆4.5以下はトラブルになる可能性が高いです)

・LINEのID、メールアドレスを提供する必要がある(安心なところは無料のチャットツールを利用する場合が多いです)

・報酬が極端に少ない(0.1円で記事を書かせるなど)

上記のことに当てはまらなくても、違和感があるような内容でしたら、迷わずに避けるべきです。中にはスカウトのサービスで勧誘してくる場合もあります。自分の実績がない状態で、スカウトが来る場合は注意をしたほうがよいでしょう。

契約を途中するリクエストを送る

こちらは強制的に契約を破棄する手段です。やり取りをしていくなかで不安に感じるときがあるかもしれません。このクライアントは怪しいと感じた場合は、低評価をついてしまっても契約を破棄したほうが賢明な判断になります。

仮にクライアントと連絡がつかなくても、1週間後には契約は自動終了することになっています。仲介をしてくれるクラウドワークスの運営に任せて安心です。低評価に怯えるよりも、良心的なクライアントと仕事をするほうが今後の活動において有益になるでしょう。

通報やブロックで対応

対応のひどいクライアントが実在することは事実です。実際に低評価をつけられたことに憤慨している方も多くいらっしゃいます。明らかに不当な理由である場合は、クラウドワークスに通報することも手段の一つです。次の被害者を生まないためにも、やり取りをしたメッセージや仕事の内容などを記録した後に報告しましょう。

また相手側のプロフィール情報のページから、「○○(クライアントの名前)をブロックする」を押すことで、仕事情報を表示しないようにすることができます。悪質なクライアントはブロックして、気持ちのいい仕事ができる相手とやりとりをしたほうが、よい結果をもたらすはずです。

まとめ

クラウドワークスで誹謗中傷の案件もありますが、基本的には信頼できる方がほとんどです。仕事を受注する際には、以下の点に注意をして、気持ちのいいやり取りをしていきましょう。

・誹謗中傷の案件は運営に報告

・クライアントはブロックすることができる

・低評価を気にするよりも契約破棄

 

 

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