「LPO対策は業者に依頼する方が良いの?」
「LPO対策の代理店ってどうやって選べば良い?」
LPO対策ではWEBサイトの改善を目指しているため、SEO対策とあわせて行なわれることも珍しくありません。
とはいえ業者に外注してまでLPO対策をするべきなのか、悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
この記事では、LPO対策可能な業者と依頼するべき理由について解説します。
おすすめの会社や代理店の選び方も紹介しているので、依頼するときの参考にしてみてください。
目次
LPO対策が可能な業者とは?
LPO対策が可能な業者は、WEBマーケディング事業を行なっている会社が殆どです。
そもそもLPOとは、Landing Page Optimization(ランディングページ・オプティマイゼーション)の略称でランディングページ最適化のこと。ランディングページ(LP)とは、WEBサイトにアクセスした際に「最初に見るページ」です。
つまりLPO対策とは、「サイト訪問者を途中で離脱させない」「コンバージョン率(CVR)を上げる」といったWEBサイトを改善を行なう、WEBマーケティング手法の一種。
そのため、ホームページ制作会社やWEB広告の代理店などが、SEO対策とあわせて行なうことも多いです。
LPOの代行費用は業者によって異なりますが、大体の料金相場としては月額数十万円~数百万円。対策内容や使用するLPOツールの種類によって金額に差があるため、あくまでも目安程度の参考にしてください。
コンバージョン(CV)とは?
訪問者がWEBサイトの目標としているアクションを起こしてくれた状態のこと。主に商品やサービスの購入、会員登録などを指す。厳密にはWEBサイトごとに目標が異なるため、何をCVとするかは企業によって異なる。
SEOとは?
Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)の略称で、「検索エンジン最適化」を意味する。検索エンジンでキーワードを検索した際に、特定のWEBサイトを検索結果の上位に表示させるための施策を指す。「SEO対策」と呼ばれることも多い。
LPO対策を業者に依頼した方が良い理由
LPO対策を業者に依頼した方が良い理由は、主に3つあります。
- 代行実績に基づいたノウハウが得られる
- LPOツールを使ったABテストを実施
- LP+コンテンツ・広告制作で効果UP
一つずつ解説していくので、業者に外注するかどうかの参考にしてみてください。
代行実績に基づいたノウハウが得られる
LPO対策が可能な業者に依頼すると、これまでに蓄積したノウハウを活かしてLPOを代行してくれます。
LPOの対策方法は、WEBサイトのジャンルや規模などによってさまざま。そのため、マーケティング技術やコンサルティングによって積み重ねた代行実績が多ければ多いほど、独自の知識で具体的な改善案やLPO施策を出してもらいやすくなります。
つまり、業者に依頼する場合と自社で行なう場合では、スタート時点でその差は歴然。できるだけ早くWEBサイトの改善を成功させたいのであれば、LPO対策は業者に外注するのが一番です。
LPOツールを使ったABテストを実施
LPO対策を行なう業者は、クライアントの目的や目標にあわせてLPO用のツールを利用して、膨大なデータ解析やABテストを実施します。
ABテストとは、2つのパターン(AとB)を用意して、どちらがより良い成果を出せるかを比較・検証するWEBマーケティング手法、及びCRO施策の一つ。
CROとは、Conversion Rate Optimization(コンバージョンレート・オプティマイゼーション)の略称で、コンバージョン率最適化のことです。
LPO対策のABテストの場合、2つのランディングページ(LP)を用意して「WEBサイトの滞在時間の長さ」「商品の購入人数」「会員登録の人数」などの結果を比較します。
このLPの切り替えやWEBサイトの解析にあたって、業者では効率的に作業を進められる独自のLPOツールを使用しているのが一般的。検証するデータ量が多いほど、正確な検証結果を出すことができます。
そのため、LPの違いでどのような差がでるのか詳細なデータが知りたい場合は、業者にLPOを代行してもらうのがオススメです。
LP+コンテンツ・広告制作で効果UP
SEO対策の一環としてLPO対策を行なうのであれば、WEBサイトのコンテンツや広告もあわせて制作してもらうことで、より効果を得られる可能性があります。
なぜなら、LPはWEBサイトのユーザーニーズがあっているかどうかの指標となるため。LPO対策の検証結果をもとに、LPにあったコンテンツ・広告に変更することで、WEBサイト全体の改善に繋がります。
ホームページ制作会社を行なっているWEBマーケティング会社であれば、そういったサポートも含めたサービスを提供していることも多いです。
SEO対策にも力を入れたいのであれば、検討してみるのも良いでしょう。
LPO対策を依頼できる業者【おすすめ5選】
ここではLPO対策が可能な業者を5つ紹介します。
主な特徴について説明しているので、業者を選ぶときの比較として役立ててください。
株式会社SHIFT
「株式会社SHIFT(旧社名:株式会社アッション)」は、CROコンサルティングを中心としたテスト事業を行なっている会社です。
年間実施テスト本数は、約1000パターン。1回のABテストで多くのデータを取得することによって、ユーザーの心理・態度変容を把握できるのが特徴です。
「アパレルECサイトの購入完了」「人材派遣サイトのWEB応募完了率」がともに70%アップという成果を公表しているため、このジャンルのWEBサイトであればこの会社に依頼するのが良いかもしれません。
会社名 | 株式会社SHIFT(旧社名:株式会社アッション) |
URL | https://www.assion.co.jp/ |
所在地 | 【本社】東京都港区麻布台2-4-5 メソニック39MTビル |
事業内容 | ・ソフトウェアの品質保証 ・テスト事業 |
主なサービス | ・CROコンサルティング ・ユーザーテスト(ユーザビリティテスト) ・UX × クリエイティブ開発 ・UIテスト ・UXエキスパートレビュー ・IT運用・保守 |
料金 | 非公開 |
こんな人にオススメ
- さまざまなジャンルの経験がある会社に依頼したい人
- 細かいデータ計測でユーザー像を詳しく知りたい人
デジタルアスリート株式会社
「デジタルアスリート株式会社」は、WEBマーケティング戦略の設計からWEB制作・広告運用まで一貫して対応している会社です。
WEBマーケティング支援の実績は1,800社以上で、WEB制作は年間100本以上。ピンポイントで課題を見つけてからABテストを行なうため、改善までのコストを最小限に抑えているのが特徴です。
ランディングページと広告で写真やデザインのトーンをあわせるなど、自社内で各担当との連携がとれているため、クリエイティブ面で期待できることも多いでしょう。
会社名 | デジタルアスリート株式会社(旧社名:株式会社リスティングプラス) |
URL | https://ppc-master.jp/ |
所在地 | 【東京本社】東京都新宿区西新宿6-24-1西新宿三井ビルディング4階 |
事業内容 | ・リスティング広告情報提供、リスティング広告代行 ・リスティング広告コンサルティング業務 ・ランディングページ・ホームページ制作 ・Webマーケティング代行、コンサルティング業務 ・デジタルマーケティング人材の育成と派遣(許可番号:派13-316481) |
主なサービス | ・総合マーケティング支援 ・広告運用代行(リスティング広告など) ・ランディングページ(LP)制作 ・ホームページ制作 ・動画制作 ・YouTubeチャンネル運用 |
料金 | 非公開 |
こんな人にオススメ
- ABテストの回数をなるべく抑えてコスト削減をしたい人
- ランディングページとあわせてコンテンツ・広告制作をお願いしたい人
株式会社グラッドキューブ
「株式会社グラッドキューブ」は、WEBサイトのデータ解析を行なうツールを開発・提供運している会社です。
インターネット広告運用代行での広告運用実績は75,000時間以上。リスティング広告代理店のノウハウと自社開発の解析ツールを活かして、LPO対策を行なっているのが特徴です。
クリエイティブ作成・広告運用・効果測定までは一貫体制。ランディングページのコンバージョン率を上げることで、広告費削減も可能なのが魅力です。
会社名 | 株式会社グラッドキューブ |
URL | https://www.glad-cube.com/ |
所在地 | 【大阪本社】大阪府大阪市中央区瓦町2-4-7 新瓦町ビル8F 【東京本社】東京都港区南青山1-15-18 リーラ乃木坂ビル4F |
事業内容 | ・ウェブサイト解析・改善SaaS事業 ・マーケティングソリューション事業 ・SPAIA事業 |
主なサービス | ・LPO・CROコンサルティング ・LPO対策 ランディングページ・ウェブサイト制作 ・サイト改善コンサルティング ・インターネット広告運用代行サービス ・ヒートマップ解析・ABテスト・EFO対策ツール「SiTest」 ・ランディングページ高速化ツール「FasTest」 |
料金 | A/Bテスト・LPOプラン:月額(税別)150,000円~ |
こんな人にオススメ
- LPOツールを使って自分でもできる範囲でLPO対策をしたい人
- ランディングページとあわせてリスティング広告にも力を入れたい人
株式会社ラボーナ
「株式会社ラボーナ」は、WEBサイトの企画・制作・運営を行なっている会社です。
サイト運営支援サポートとしてSEOコンサルティングを行なっていて、その一環としてLPO対策も実施しているのが特徴。
個性的・独創的なWEBサイト制作を得意としているため、運営支援とあわせることにより外部サイトに埋もれないようなオリジナリティーのあるコンテンツを目指すことができます。
会社名 | 株式会社ラボーナ |
URL | https://rabona.jp/ |
所在地 | 岐阜県岐阜市茜部中島1-80-1 |
事業内容 | ・ウェブサイト制作/企画運営 ・ブランディング・マーケティング ・一般小売業 |
主なサービス | ・ホームページ制作 ・ショッピングサイト制作 ・SEO対策 ・成果報酬型EC運用 ・WEB広告運用 ・ブランディング ・YOUTUBE代行&動画制作 |
料金 | 非公開 |
こんな人にオススメ
- 他サイトと差別化できるようなWEBサイトでLPO対策をしたい人
- LPOとあわせてコンテンツSEOも重視している人
株式会社ポストスケイプ
「株式会社ポストスケイプ」は、ランディングページを中心としたデザイン制作・運用支援を行っている会社です。
ランディングページの制作・分析・改善運用が内製化できる支援ツール「CVX」を開発・提供しているのが大きな特徴。
デザインテンプレートを活用することで、LPOの知識がなくても簡単にLP制作やABテストを行なえる点が魅力となっています。
会社名 | 株式会社ポストスケイプ |
URL | https://postscape.jp/ |
所在地 | 東京都渋谷区神宮前5-22-5 ヴィラ表参道A |
事業内容 | ・ランディングページの制作・改善支援「コンバージョンラボ」の運営 ・LPOクリエイティブ改善支援ツール「CVX」の導入および活用支援 ・Webサイト/LPO改善支援 ・解析/改善支援ツールを活用したLPOおよびコンサルティング |
主なサービス | ・LPO支援サービス ・BtoBマーケティング支援サービス ・キャスティング型LP制作サービス |
料金 | 非公開 |
こんな人にオススメ
- コンサルティングを受けながらLP制作・運用を内製化したい人
- いろんなデザインのLPでABテストを試してみたい人
LPO対策可能な業者の選定ポイント
LPO対策が可能な業者を選ぶときのポイントは、主に3つあります。
- 業者が得意とするジャンルを確認する
- 具体的な改善案・LPO施策例が提示できる
- 成功事例を改善率などの数字とともに公開している
以下、順番に説明していきます。
業者が得意とするジャンルを確認する
業者を選ぶ際は、その会社が得意としているジャンルと自社のWEBサイトのジャンルがあっているかどうかを確認しましょう。
なぜならLPOの対策方法は、WEBサイトのタイプによって異なることが多いためです。そのため、自社のWEBサイトと同じジャンルの代行実績がある業者の方が、良い結果を得られる可能性が高くなります。
場合によっては、会社の創業年数よりも実績数を重視した方が良いこともあるので、業者を選定するときの比較要素としてチェックしておくと良いかもしれません。
具体的な改善案・LPO施策例を定期的に提供できる
LPO対策では、効果測定と改善のサイクル(PDCA)を回し続けるのが一般的な方法です。そのため、具体的な改善案やLPO施策を定期的に提供できる業者を選ぶようにしましょう。
検証結果が根拠に基づいたものかどうかを判断するためにも、サイクルごとに改善案とLPO施策は明確にしておく必要があります。
業者の技術レベルを見極めるポイントでもあるので、あらかじめしっかりと確認しておくことが大切です。
LPO対策の基本的な工程
LPO対策では以下の工程を繰り返すことで、LPのパフォーマンスを高めていきます。
step
1LPの現状分析を行なう(訪問者の行動・離脱率・CV率など)
step
2 LPの改善案とLPO施策を考える
step
3改善案と施策をもとにLPを制作
step
4ABテストを行なう
step
5ABテストの結果を分析して改善点を見つける
ABテスト用のLP制作や、ABテストの期間・分析内容は、LPOの代行費用に大きく関わってくる部分です。
複数の業者から相見積もりをとるのであれば、必ず詳細をチェックするようにしましょう。
成功事例を改善率などの数字とともに公開している
LPO対策を行なう業者が実際の成功事例を、改善率などの具体的な数字とともに公開しているかどうかは、重要なポイントです。
具体的な数字を知ることができれば、自社が依頼した際の大体の数値が予測できます。更に、費用対策効果も考えたうえで予算を算出することが可能です。
効果測定と改善の工程を繰り返すからこそ、コストパフォーマンスは無視できません。業者を選ぶ際は、代行費用とあわせて成功事例の数字も確認しておきましょう。
逆SEO対策なら業者に依頼&早急に対処するべき
LPO対策を行なうことで結果的に検索エンジンの順位を上げることが可能ですが、インターネット上では意図しないところで検索エンジンの順位が低下する可能性も含んでいるため日頃から注意が必要です。
例えば、「身に覚えのない不都合な情報」が外部サイトやSNSなどに掲載されてしまい、炎上して誹謗中傷や風評被害を受けるケースなどがあります。
そうなると、ネットの検索結果ではネガティブなサジェストが表示されてしまい、ユーザーも敬遠してしまうでしょう。
このような被害が拡大するのを防ぐためには、早急に逆SEO対策を行なう必要があります。
逆SEOとは?
特定のWEBサイトの検索順位を下げること。別に制作したサイトの検索順位を上げるような調整を行なうことで、特定のサイトの検索順位を押し下げる仕組み。主に誹謗中傷・風評被害対策の手段として利用されている。
もし逆SEOの業者をお探しの場合は、無料相談を実施している「BLITZ Marketing(ブリッツマーケティング)」に問い合わせてみてはいかがでしょうか?
BLITZ Marketingでは、検索画面のネガティブ記事の押し下げやサジェスト・関連KWの非表示化など、さまざまな手法で誹謗中傷・風評被害対策を行なっています。
また、ネットの風評を独自ツールで24時間監視する「風評被害チェックツール」も扱っているため、炎上を未然に防ぐことも可能です。
安心してWEBサイトを運営するためにも、スピード対応に自信ありのBLITZ Marketingにぜひお任せください。
\逆SEO対策なら!/
【まとめ】LPO対策は業者に依頼した方が結果が出やすい
LPO対策を業者に依頼すると、WEBサイトのランディングページのコンバージョン率を高めるために、分析や改善を代行してくれます。
LPの改善に必要なノウハウやLPOツールを持っている会社に任せることにより、自社で時間や人員をかけずに済むため、効果的に対策を行ないたい人にとって代理店は心強い味方です。
ぜひこの記事を参考にして、自社のWEBサイトにあった業者を探してみてください。
投稿者プロフィール
- 誹謗中傷対策とWebマーケティングに精通した専門家です。デジタルリスク対策の実績を持ち、これまでに1,000社を超えるクライアントのWebブランディング課題を解決してきました。豊富な経験と専門知識を活かし、クライアントのビジネス成功に貢献しています。
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