誹謗中傷対策

ネットイジめ事例集!5つの事例から学び未然に防ごう!

インターネットが普及したことで、問題視されているネットイジめ。

文部科学省の調査によると、2010年はネットイジめの発生件数が2,992件だったのに対して、2018年に発生したネットイジめの件数は16,334件と、たった8年でネットイジめの発生件数が5倍以上になっています。

そのように急激に発生件数が伸びているネットイジめですが「どのようないじめを受けているのだろうか?」と思っている人も多いのではないでしょうか?

そのような方のために、この記事では実際に発生したネットイジめの事例を具体的にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ネットイジめの事例1:インターネット掲示板で誹謗中傷された

ここでは、インターネット掲示板で誹謗中傷されたというネットイジめの事例を紹介していきます。

ネットイジめの事例

とあるインターネット掲示板に、特定の生徒を誹謗中傷する投稿がされていました。

初めは比較的軽い誹謗中傷でしたが、徐々に誹謗中傷の内容はエスカレートしていき、誹謗中傷の被害に遭う生徒の数も増えていきます。

誹謗中傷されている生徒の中には、嘘の情報を書き込まれてしまったことで疑心暗鬼になってしまい、仲が良い友人にも心を閉ざしてしまったという生徒もいました。

今回、ネットイジめの被害に遭った生徒が在籍していた学校は、誹謗中傷の書き込みが投稿されているインターネット掲示板の調査を行いました。

インターネット掲示板の調査を行ったところ、近隣の学校に在籍している生徒の実名が掲載されていたため、近隣の学校と情報交換を行います。

それぞれの学校からインターネット掲示板に対して、書き込みの削除依頼を出しましたが、インターネット掲示板の管理者は削除依頼に応じてくれませんでした。

その後、学校はインターネット掲示板を運営している会社に直接削除依頼を出したことで「閲覧制限」という措置が取られて、無事誹謗中傷の書き込みは削除されました。

ネットイジめの事例2:プロフィールサイトで誹謗中傷された

ここでは、プロフィールサイトに誹謗中傷の書き込みをされたというネットイジめの事例を紹介してきます。

ネットイジめの事例

同じ中学校に通っている仲良し4人組がいましたが、ある時4人の中でトラブルが発生してしまいます。また、同時期にA君のプロフィールサイトに「うざい」「キモい」などといった誹謗中傷の書き込みがされていました。

誹謗中傷の書き込みに気づいたA君は、「プロフィールサイトに誹謗中傷の書き込みがされている」ということを学級担任のB先生に相談します。

その結果、書き込み内容やA君の身に起こった直近の情報から、誹謗中傷の書き込みをした加害者はA君と仲が良いC君、D君、E君の仕業だということが判明しました。

今回のネットイジめを受けて学校は、加害者生徒と被害者生徒の親御さんにネットイジめの事実や加害者生徒に指導を行い、様子を見るということを伝えました。

また、加害者生徒の親御さんに対して学校は、家庭での指導も行ってほしいということも伝えました。その上で、加害者生徒から被害者生徒に対しての謝罪の場を設けたと言われています。

今回のようなネットイジめが繰り返されないように、学校では警察官を招き入れてサイバー犯罪やネットイジめなどに関する講演会を行うようになりました。

ネットイジめの事例3:ブログで誹謗中傷のコメントを投稿された

ここでは、ブログに誹謗中傷のコメントを書き込まれたというネットイジめの事例を紹介していきます。

ネットイジめの事例

同じ中学校に通っているAさんとBさん。偶然町内で二人が出会い、次の遊びの約束をしましたが、お互いの解釈違いですれ違いが起こってしまいます。

すれ違いが起こってしまったことで、AさんとBさんはお互いのことを快く思わないようになってしまいます。そのような関係になってしまった時に、Bさんは偶然Aさんのブログを発見しました。

Aさんに対してストレスが溜まっていたBさんは、他の友人と共にAさんのブログに誹謗中傷のコメントを投稿します。

これに気づいたAさんは、仕返ししてやろうという思いから、Bさんを誹謗中傷するブログ記事を執筆して投稿します。

その結果、お互いの誹謗中傷はエスカレートしていき、生徒たちだけでは解決することが出来ない事態にまで発展してしまいました。

耐えきれなくなったAさんは、今回のトラブルのことを先生に相談したと言います。相談を受けた学校は、AさんとBさんに事実確認を行い、それぞれの生徒に対して指導を行いました。

また、学校はそれぞれの親御さんにも連絡を行い、学校での指導について説明して、理解と協力を得たと言います。

学校は、今回のようなネットイジめを繰り返さないために、全校集会を開き、「ネット社会のルール」という題名で全校生徒に対して指導を行いました。

ネットイジめの事例4:インターネット掲示板に個人情報を書き込まれた

ここでは、インターネット掲示板に個人情報を書き込まれたというネットイジめの事例を紹介していきます。

ネットイジめの事例

AさんになりすましたBさんは、インターネット掲示板に、Aさんの氏名や電話番号などの個人情報を記載しました。それと同時に、出会い系サイトに書き込みをしたかのような投稿を行います。

その投稿を発見したAさんは、自分の親に相談して、Aさんの保護者が学校に「子供が被害を受けている」という連絡を入れます。

相談を受けた学校は、Aさんの保護者と共に警察に相談して加害者の調査と投稿の削除依頼を申し出ましたが、加害者を特定することは出来ませんでした。

学校では、被害者Aさんの担任が中心となり、Aさんの相談に乗ったり心のケアを行ったりしてAさんをサポートしています。

また、校長講話や各クラスの担任からの指導を通じて、全校児童にインターネットの便利さと危険性について啓発を行いました。

今回、学校とAさんの保護者は、加害者特定の為に警察に相談していますが、加害者を特定したいのであれば弁護士に相談・依頼してみましょう。

警察は犯人を逮捕してくれる専門機関ですので、違法性が高いと判断されなければ、基本的に調査に動いてくれません。

ネットイジめの事例5:誹謗中傷の内容が書かれているメールを何度も送られた

ここでは、誹謗中傷の内容が書かれているメールを何度も送られたというネットイジめの事例を紹介していきます。

ネットイジめの事例

高校生のAさんは、友人から「死ね、殺す、デブ」というような誹謗中傷のメールが何度も送られてきました。

何度も誹謗中傷のメールが送られてくるため、Aさんの体調は徐々に優れなくなってしまいました。

そのような状態のAさんを心配した親御さんは、Aさんのメールを確認したところ、誹謗中傷のメールが何度も送られてきているのを確認しました。

その事実をAさんが通っている学校に訴えたことで初めて、学校は今回のネットイジめを把握します。

学校は加害者を特定して、被害者への謝罪を求めました。その後、加害者の保護者に連絡を行い、定期的に家庭訪問を行うとして指導を続けています。

被害者のAさんに対しては、心のケアを行うと共に家庭訪問を行い、Aさんが安心して学校に通えるような体制を整えました。

実際に発生したネットイジめの事例まとめ

この記事では、実際に発生したネットイジめの事例について具体的にまとめました。もう一度おさらいすると、実際に以下のようなネットイジめが発生しています。

まとめ

  • インターネット掲示板で誹謗中傷された
  • プロフィールサイトで誹謗中傷された
  • ブログで誹謗中傷のコメントを投稿された
  • インターネット掲示板に個人情報を書き込まれた
  • 誹謗中傷の内容が書かれているメールを何度も送られた

ネットイジめは、犯罪が成立してしまう場合があります。犯罪者になってしまうと、デジタルタトゥーとして一生残ってしまう危険性がありますので、子供にはしっかりとインターネットの使い方を理解させるようにしましょう。

 

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