誹謗中傷対策

SNSが絡んだトラブルや事件集!過去の事例を参考にして未然にトラブルを防ごう!

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ストレスのはけ口や愚痴を書き込む場所として使っている人も多いSNS。そのような投稿をしている人が多いため、2018年には1800人以上の未成年者がSNS上のトラブルや事件に巻き込まれています。

大体1日5件のペースで被害が発生しているという計算になりますが「そもそもどのようなトラブルや事件に巻き込まれているの?」と思っている人も多いのではないでしょうか?

そのような方のために、この記事ではSNSが絡んだトラブルや事件について具体的にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

SNSが絡んだトラブル・事件その1:デマ情報を流して逮捕された事例

トラブル・事件の詳細

2016年の4月に熊本で地震が発生しました。

地震発生直後、とある人物が熊本の街中を歩き回るライオンの写真と共に「おいふざけんな、地震のせいでうちの近くの動物園からライオンが放たれたんだが」という文章をSNSに投稿しました。

その投稿は一気に拡散され、2万リツイートを超えました。この情報が原因で、熊本市内の動物園に問い合わせが殺到します。

しかし、調査によるとデマ情報だったことが判明し、熊本市動物園の職員を問い合わせに対応させるといった業務妨害の疑いで、デマ情報を流した当時20歳の男性が逮捕されました。

この事件は、元々写真の作りこみが甘かったことから「出来の悪いデマ」として当時ネタにされていました。

しかし、緊急事態ということもあり冷戦な判断が出来ず、この情報を信じて「皆に伝えなければ」という使命感から拡散していった人たちも多いと言われています。

冗談半分で拡散していく人と使命感から拡散していく人によってデマ情報は瞬く間に拡散されました。その結果、SNS上で混乱を招き、警察が動く事件にまで発展してしまいます。

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SNSが絡んだトラブル・事件その2:関係のない女性を犯罪者に仕立て上げてしまった事例

トラブル・事件の詳細

2019年の8月頃、茨城県の常磐自動車道の守谷サービスエリア付近であおり運転事件が発生しました。

あおり運転事件の詳細は、車間距離を詰め、被害者が乗っていた車の前方に加害者の車が割り込み、急ブレーキをかけるというようなことを数キロに渡って行ったというものでした。

加害者の男は怒鳴りながら被害者に暴行を加えていたのですが、その様子を同乗していた女がガラケーで撮影していました。この様子がドライブレコーダーに記録されており、事件の一部始終がニュースで報道されます。

ニュースで報道された結果、「ガラケー女を探し出してやる」という人が多く、インターネット上ではガラケー女の特定作業が開始されました。

ある時「ガラケー女を発見したぞ」というような内容と共に、一人の女性の実名が晒されます。しかし、この情報は全くのデマであることが判明します。

その後、身に覚えのない罪で誹謗中傷や脅迫をされた被害者の女性は、インターネット上でデマ情報を流した人たちを起訴して、勝訴しました。

身に覚えのない罪で女性が誹謗中傷や脅迫されてしまった事件は、SNSユーザーの「犯人を見つけたいという善意」が原因だったと言われています。

また、連日にわたってあおり運転事件の詳細がメディアに取り上げられ続けたため、「義憤に駆られた人たちが多かった」というのも原因の一つだと考えられています。

今回、身に覚えのない罪で実名を晒されてしまった女性には「ガラケー女と服装が似ていた」「暴行を加えた男性をSNSでフォローしていた」という特徴があったため、別人であるのにも関わらず犯人に仕立て上げられてしまいました。

情報源の確認や正しい情報かどうかの判断を怠った結果、デマ情報が流れ、一人の女性を傷つける事件にまで発展してしまいます。

SNSが絡んだトラブル・事件その3:中学生2人が誘拐されてしまった事例

トラブル・事件の詳細

兵庫県に住む女子中学生を誘い出し、2019年の8月から2ヶ月に渡り、自分が管理している住宅に住まわせたとして、埼玉県に住む男性が未成年者誘拐の疑いで逮捕されました。

調査によると、容疑者はさいたま市に住む別の女子中学生に対して「同じ年の子が居候しているから相談にのる。生活費も出してあげる」という条件を提示して、誘い出していたと言われています。

2人の女子中学生がSNSで家出願望があるということを書き込んだことが事件の発端だと言われています。

近年、親とトラブルが起こってしまうとそのストレスをSNSにぶつける未成年者が増えてきました。その中で特に増えているのが「#家出希望」「#泊めて」というような投稿です。

実は、このようなタグを使っているアカウントを探して、未成年者と接点を持とうとしている大人もいますので注意しましょう。

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SNSが絡んだトラブル・事件その4:小学生が誘拐されてしまった事例

トラブル・事件の詳細

【事件1】

2019年に大阪市住吉区に住む当時小学6年生の女児が行方不明になり、栃木県で保護されたという事件がありました。調査により容疑者が特定され、未成年者誘拐の疑いで30代男性が逮捕されます。

容疑者は、SNSを通じて女児に接触し、誘い出したと述べています。

【事件2】

2019年9月に千葉県に住む小学生高学年の女児を誘拐したため、未成年者誘拐の疑いで茨城県に住む20代の男性が逮捕されるという事件がありました。

容疑者は、SNSを使って女児に「親の所にいるのが嫌なら、俺の所に来なよ」というメッセージを送って誘い出し、自分の車を使って自宅まで連れ出したといいます。

今回の事件も、2人の小学生は家出希望であることをSNSで発信していたと言われています。警察庁の調査によると、2018年にSNSが絡んだ事件に巻き込まれた18歳未満の子供は1811人います。

その中でも、特にTwitterや学生限定のチャット型交流サイト「ひま部」と絡んだ事件が多いという結果も出ています。

子供のネット利用に詳しい専門家は、子どもはSNS上には危ない人がいると分かっていても、自分を理解してくれる人に出会ったり趣味が合う人に出会ったりすると簡単に相手を信頼してしまうと述べていました。

このような被害に遭わないようにするために、日ごろから子どもの行動を把握したりフィルタリングをかけたりして対策してみましょう。

SNSが絡んだトラブル・事件その5:SNSで出会い、殺害されてしまった事例

トラブル・事件の詳細

【事件1】

2017年に、神奈川のアパートで男女9人の遺体が見つかったとして、強盗殺人の罪で20代の男性が逮捕されました。容疑者は、SNSで自殺関連の投稿をしている男女にメッセージを送り、自宅で殺害したとみられています。

【事件2】

2019年1月には、約2ヶ月間も身元が行方不明となっていた東京都在住の女子大学生の遺体が茨城県で見つかりました。女子大生を殺害したとして、30代の男性が殺人罪で起訴されています。

SNSには、家出希望の投稿だけではなく自殺希望というような投稿をしている人達もいます。実際に事件1で紹介した事件も、犯人は自殺関連の投稿をしている人のみをターゲットにしていたと言います。

辛いことがある、命を絶ってしまいたいと思った場合はSNSに書き込むのではなく、一度インターネットの相談窓口や両親、そして友達などに相談してみましょう。

SNSが絡んだトラブルや事件まとめ

この記事では、SNSが絡んだトラブルや事件について具体的にまとめました。もう一度おさらいすると、過去にSNSが絡んだトラブルや事件は以下のようなものがありました。

まとめ

  • ライオンが脱走したというデマ情報で逮捕された事例
  • 関係のない女性を犯罪者に仕立て上げてしまった事例
  • 中学生2人が誘拐されてしまった事例
  • 小学生が誘拐されてしまった事例
  • SNSで出会い、殺害されてしまった事例

SNSが絡んだトラブルや事件はこの他にも数多く存在します。過去の事例を参考にして、トラブルや事件に巻き込まれないようにSNSを利用していきましょう。

 

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